日本駐車場開発株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役:巽一久、以下略称:NPD)は、自然の活用、自然との共存、地域社会の活性化をテーマに、スキー場事業、テーマパーク事業及び、別荘地の再生事業等に積極的に取り組んで参りました。森林や水力など自然豊かなエリアにおいて再生ビジネスを展開する中で、持続可能な経済社会に向けたカーボンニュートラル実現の必要性を強く感じ、また一方で、その過程においてたくさんのビジネス創生の機会があると確信しました。そのような中、「2030年NPDグループのカーボン排出マイナス100%」の実現に向けて、2022年にスマートグリーンエネルギー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:渥美謙介、以下略称:SGE)を立ち上げました。
SGEは、「小型分散型」「地産地消」の「小型バイオマス発電機」等により、NPDグループの事業地にて、地域に根差した循環型エコシステムの確立を目指し、足元では1号案件として、2023年8月より栃木県那須町にて、バイオマス発電を始動しました。さらにその成功体験とノウハウを活かし、NPDグループ以外の一般の企業や団体に事業を展開し、再現性と持続性のあるビジネスを通じて、社会の問題を解決、社会に貢献していくことを目指します。
そしてこの度、SGEの子会社として、群馬県片品村でのプロジェクトを進行するスマートグリーンエネルギー片品株式会社(本社:群馬県利根郡片品村、代表取締役社長:渥美謙介、以下略称:SGE片品)を新しく立ち上げ、旧ほたか牧場スキー場跡地での木質バイオマス発電所新設を、決定いたしました。
事業概要
SGE片品は、2017年にスキー事業をクローズしてから解体予定となっていた旧ほたか牧場スキー場の施設を、発電所に転用し、発電と、旧ゲレンデエリアでの植林事業を実施します。発電の原料である木質チップは、片品村の農建課・総務課と連携の上、切り捨て材や樹齢雑木林等、計画に則った間伐や皆伐が必要な木材資源を利用し、再エネ由来の電力は、主に村の公共施設に対して提供を予定しています。また、施設運営収益から植林や間伐などの森林整備につなげていく、地産地消・循環型の持続可能な地域づくりを目指し、建物の施工や山林の調達は、片品村や村の関係各法人、協会等と提携し、オール片品チームを組成しプロジェクトを進めて参ります。
システム概要図
発電所イメージ図
●木質バイオマス発電について
木質バイオマス発電は、CO2の増減に影響を与えないカーボンニュートラルという発想でつくられており、大気中のCO2の濃度上昇を抑制するものとして注目されている再生可能エネルギーです。
SGEでは、これまで利用されていなかった製材に適さない木材、森林に放置されてきた間伐材などの未利用木材を燃料用木質チップとして利用する木質バイオマス発電事業を展開しています。
●お問合せ
広報担当 メール: info-ir@i.n-p-d.co.jp
◆スマートグリーンエネルギー株式会社について
スマートグリーンエネルギー株式会社は、NPDグループのカーボンニュートラルの実現と、そのノウハウを一般の企業や団体に事業を展開し、再現性と持続性のあるビジネスを通じて、社会の問題を解決、社会に貢献していくことを目指します。
所在地:東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング
https://smartgreenenergy.co.jp/index.html
◆日本駐車場開発株式会社について
日本駐車場開発株式会社は、「不稼働な資産を有効活用」し、「すべての関わる人にとってハッピーな事業」を展開することを理念として掲げ、様々な事業を展開しております。現在は、駐車場のサブリース、運営受託等、駐車場に関するソリューションを全国11拠点およびバンコク、ソウルにて展開。長野県、群馬県、岐阜県にてスキー場事業を、栃木県にてテーマパーク事業及び別荘再生事業を展開しております。
所在地:大阪市北区小松原町2番4号 大阪富国生命ビル