不動産情報サービスのアットホーム株式会社(本社:東京都大田区 代表取締役社長:鶴森 康史)の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された中古マンションの価格動向について、アットホームラボ株式会社(東京都千代田区 代表取締役社長:大武 義隆)に調査・分析を委託し、アットホームが公表するものです。
<首都圏(2024年6月)>
●首都圏の中古マンション1戸あたり平均価格は3,894万円で、前月比+0.6%と2カ月連続で上昇。前年同月比は8カ月連続で下落。
●埼玉県他は10カ月連続で前年同月を下回る。
●東京23区、横浜市・川崎市は2017年1月以降最高額を更新。
<首都圏外8エリア(2024年4~6月)>
●仙台市、名古屋市、広島市は前期比・前年同期比ともに下落。
●札幌市、京都市、大阪市は2017年Ⅰ期以降最高額を更新。
<調査概要>
◆対象エリア
【毎月公表】東京都(23区/都下)、神奈川県(横浜市・川崎市/他)、埼玉県(さいたま市/他)、
千葉県(西部※/他)※千葉県西部:柏市、松戸市、流山市、我孫子市、市川市、浦安市、習志野市、船橋市
【四半期公表】札幌市、仙台市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市、広島市、福岡市
※Ⅰ:1~3 月期 Ⅱ:4~6 月期 Ⅲ:7~9 月期 Ⅳ:10~12 月期
◆対象データ
不動産情報サイト アットホームで消費者向けに登録・公開された中古マンション(重複物件はユニーク化)
◆定義
・本調査では、上記対象データの「1戸あたり登録価格(売り希望価格)」を「価格」と表記しています。
・コメントでは、30㎡以下を「シングル向き」、30㎡~50㎡以下を「カップル向き」、50㎡~70㎡以下を「ファミリー向き」、70㎡超を「大型ファミリー向き」としています。
首都圏8エリアの平均価格(前年同月比・指数の推移)
首都圏の1戸あたり平均価格は前月比+0.6%と2カ月連続で上昇した。一方、前年同月比は-0.1%と8カ月連続で下落した。
エリア別の前年同月比は、横浜市・川崎市が6カ月ぶりに上昇したが、半数の4エリアは下落しており、中でも埼玉県他は10カ月連続で前年同月を下回っている。
なお、東京23区、横浜市・川崎市の2エリアは2017年1月以降最高額を更新した。東京23区の最高額更新は11カ月連続。