異色のマニアが古本の魅力を語るトークイベント「〝古本病〟のかかり方」 京都新聞社サロンで8月10日開催

by GENIC

京都・下鴨神社(京都市左京区)で開催される第37回下鴨納涼古本まつり(2024年8月11~16日)にあわせ、主催する京都古書研究会と、連載「古書店の新世界」などで京都の古書店を紹介している京都新聞のデジタルメディア「THE KYOTO」が共催でトークイベントを開催します。

異色のマニアが古本の魅力を語るトークイベント「〝古本病〟のかかり方」 京都新聞社サロンで8月10日開催


■開催日

8月10日(土)午後5時~(受付は午後4時半開始)


■場 所

京都新聞社7階 THE KYOTOサロンルーム(京都市中京区烏丸通夷川上ル)


■参加費

3000円


■特 典

参加者には下鴨古本まつりで使える金券(200円分)贈呈

■参加チケットは、THE KYOTO ONLINESHOPから

URL:

https://thekyoto.arena.town/ticket_detail/10020

※ 参加者には開催日前に案内メールをお送りします。

【トークイベント概要】


■ゲスト 林 大地(京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程在籍中)


林 哲夫(画家、エッセイスト)

司会は、樺山聡記者(THE KYOTOライター・京都新聞文化部編集委員)

異色のマニアが古本の魅力を語るトークイベント「〝古本病〟のかかり方」 京都新聞社サロンで8月10日開催

林大地さんは26歳。20世紀ドイツ思想史を学ぶ現役京大院生です。2023年12月に、ハンナ・アーレントについての著書『世界への信頼と希望、そして愛――アーレント「活動的生」から考える』をみすず書房から刊行。気鋭の研究者として注目を集めています。

20代にして名門出版社から大著を上梓して注目を集める林さんですが、実は研究に行き詰まっている頃がありました。そんな時、古本という底なしの沼にはまり「古本病患者」に。古本の世界にのめり込み、古書を読みあさる日々の中で、研究でも光を見いだしたといいます。

古本が宿す「底なし沼」的魅力とは何なのでしょう。

著書に『喫茶店の時代』(ちくま文庫)があり、古本好きで古本雑誌『古本スタイル』を刊行する林哲夫さんとの対話を通して考えます。

たまたま同じ名字の「林×林」対談で何が飛び出すのか。古本まつりでどうしたら掘り出し物に巡り会えるかというノウハウも明かされます。

京都の夏の風物詩、下鴨納涼古本まつりは下鴨神社・糺の森で開催されています。春と秋を加えた「京都三大古本まつり」の中で最も開催期間が長く、糺の森内の馬場に約500メートルにわたって設けられたテント内に本棚や箱が置かれ、約80万冊が並べられます。京都ゆかりの作家森見登美彦さんの小説「夜は短し歩けよ乙女」に登場したこともあり、毎年多くの人々でにぎわいます。主催する京都古書研究会の40年近い歴史の中でコラボイベントは初めて。「新たなファン層の拡大につなげたい」と参加を呼びかけています。

〈お問い合わせ〉

京都新聞総合研究所新プロジェクト室

TEL: 075-241-6185(平日 午前10時~午後5時)

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