クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区、代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、株式会社晴れる屋(東京都新宿区、代表取締役 社長 岩田 太、以下「晴れる屋」)が展開する14店舗(2024年7月現在)に、セーフィーのクラウドカメラが導入されたことをお知らせします。
業界でも深刻な課題となっている「盗難被害への対策」として導入されました。また、本格的な全国展開(出店)を行う中で「遠隔臨店」に活用されています。
■「晴れる屋」について
トレーディングカードゲーム専門店の「晴れる屋」は2009年創業で全国27店舗(2024年6月末現在)を展開する業界最大手の企業です。カードゲーム文化の発展を願い、ユーザーファーストな運営を行っています。学校や仕事帰りに交流や対戦が楽しめるプレイルームを設置し、ライト層からヘビーユーザーまで利用しやすい環境を提供。ポケモンカードの価格が高騰した時期には、ポケモンカードを専門に取り扱う「晴れる屋2」で商品が小中学生の手に渡るような販売方法を実施しました。
業界の深刻な課題であるカードの盗難についても、先行した対策を実施。高額商品が陳列される棚を管理する鍵やガラス素材に、業界で先駆けたツールや素材で整備を行い、棚周辺の見守りにはセーフィーのクラウドカメラを活用しています。
■利用状況について
晴れる屋では2022年ごろから本格的な全国展開を開始し、2024年7月現在、19都道府県27店舗をすべて直営で運営しています。「Safie One(セーフィー ワン)」など屋内向けのカメラを導入し、遠隔臨店に活用しています。現在14店舗に導入されており、2024年中に全27店舗(2024年7月現在)への導入が完了する予定です。
各店舗のサイズや形態に応じて、1店舗あたり複数のカメラ(2~5台)が設置されています。レジ・買取カウンター周辺、商品棚、プレイスペース、バックヤードなど網羅的に設置。現場(店舗)・本社管理部門(本社)の双方の業務効率化を実現しています。
■導入までの経緯
晴れる屋が本格的な全国展開を控え、本社の管理部門から遠隔臨店を行える体制を構築する必要性が高まっていました。遠隔から防犯・見守り・労務管理といった業務を効率的に行う方法として、クラウドカメラの導入の検討を開始しました。
セーフィーはイニシャルコスト・ランニングコストともにローコストで、導入ハードルが低そうだったのが検討を始めたきっかけでした。晴れる屋には、もともとオンプレミス型のカメラが導入され、経年劣化による故障が増え始める時期に差し掛かっていました。オンプレミス型は、一度導入してしまえばランニングコストは低いため、機能などのアップデートは行われていませんでしたが、そのまま運用されている状態でした。社内で切り替えを検討する際も、当初は「ランニングコストの費用感」がネックとしてあがりました。
クラウドカメラの場合は、現地へ赴かずに映像が閲覧できるので、遠隔臨店が可能となり、出張の回数が絞られます。出張費・人件費といったコスト削減に繋がるため、会社全体におけるコスト面を考慮すると採算が合うという判断で導入が決まりました。
■活用シーン
盗難被害への対策
トレーディングカードゲーム業界で課題となっている盗難被害への対策に活用しています。商品棚の周辺にカメラを設置しており、特に1枚で数万円から数十万円の高額商品が陳列される棚の周辺は対策を強化しています。
店内におけるトラブル・インシデント発生時の振り返り
現金や商品の受け渡しが行われる「レジ」や「買取カウンター」の周辺で活用しています。万が一のトラブルやお問合せがあった際には、釣銭の受け渡し忘れやカード枚数の数え間違いといった細かな点まで振り返りが行えます。
またトラブルやインシデントの発生時に、店長や本社の管理部門の担当者など責任者が不在だった場合も素早く振り返りが可能で、正確な情報を把握した上で判断を行っています。
さらにプレイルーム内の見守りにも活用しています。
遠隔臨店(円滑な店舗運営、困りごとの解決、労務管理)への活用
以前はエリアマネージャーが各店舗を年4回程度、定期的に訪問して、店舗の様子を伺いながらコミュニケーションを行っていました。労務管理についても、都度、本社から担当者が訪問する必要が生じていました。
2022年から本格的な全国展開(出店)が始まるタイミングでセーフィーのクラウドカメラを導入しました。店舗数が増えて出店エリアも拡大するなか、いつでも、どこからでも店舗の様子を効率的かつ効果的に把握できる体制を構築できました。双方が店舗の様子を把握した上で意見交換が行えることから、齟齬が生じづらく、質の高い話し合いや判断が行えます。
普段から質の高いコミュニケーションが行えるようになったことで、店舗への訪問は必要なタイミングに絞って年2回程度と半数になりました。クラウドカメラの導入で出張回数が減少したエリアマネージャー、本部の管理部門の担当者は5名ほどおり、コスト面でもメリットがあります。
■執行役員 顧客戦略事業/商品管理事業/コーポレート事業 事業責任者 杉田拓也さまのコメント
Safieのビューアーはシンプルでスムーズに操作・閲覧できて、助かっています。直感的に使いやすく、新たに使い始める人にも特に説明せずに使ってもらえています。映像の画質も良く、レジでは手元まで見えるので万が一の時の振り返りにも活用できています。
晴れる屋では本格的な全国出店が始まり、店舗数も出店エリアも拡大中です。効率的、かつ、質は落とさずにコミュニケーションを行う必要があります。本社、店舗のどちらかから相談があるときは、映像を振り返りながら話しています。ファクトに基づいて、具体的な深い話がしやすく、日常のコミュニケーションの質があがりました。
新規開店や主要メンバーの交代時などポイントとなるタイミングでは本社から直接訪問しますが、出張の回数が絞られたことから、出張費・人件費が効率化されました。ランニングコストの費用感を含めても会社の総合的なコストを見るとプラスになると判断しました。現在、全店舗へのカメラ導入を進めています。
(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2023)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(54.1%)
* セーフィーは「セーフィー データ憲章」に基づき、カメラの利用目的別通知の必要性から、設置事業者への依頼や運用整備を逐次行っております。
* 取得する情報はデータ取得者のみで閲覧し、法令に基づく場合を除き、個人データの第三者提供はいたしません。また個人の特定や追跡などの利用は行いません。
■クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは
Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。
「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。
我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。
セーフィーは、データガバナンスに関する下記指針を遵守すると共に、ステークホルダーの皆様と協調して啓発活動にも取り組んでおります。また、社外有識者よりプライバシー保護などに関する助言を受けながら、指針及び実務上の運用基準の見直しを行っております。
・データ憲章(2022年4月1日発行):
https://bucket.safie.link/pdf/csr/advisoryboard/safie_data_charter_JP.pdf
映像から未来をつくる
【セーフィー株式会社の会社概要】
所 在 地 東京都品川区西品川1-1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー
設 立 2014年10月
代 表 者 佐渡島 隆平
事業内容 クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie」の開発・運営および関連サービスの提供
サービスサイトU R L
https://safie.jp/