1.背景
DXによるビジネス変革の重要性が強く認識され、生成AIなどの最先端テクノロジーが次々に台頭する一方、2030年にはIT人材が最大で約79万人不足すると予想されています※2。AIやIoT、ビッグデータを活用し技術革新を行う「先端IT人材」や、システムに新しい付加価値を与え、サービスに革新をもたらす「高度IT人材」については、需要の高まりとともに、獲得競争も過熱しています。
このような中、ビジネス環境の変化をいち早くキャッチし、迅速な意思決定を通じてビジネス変革を果たすべく、システム開発の短期化・内製化を進める動きがDX推進企業を中心に活発化しています。また、システム開発期間の短縮と早期リリースを実現する開発手法のひとつとして、短期間のうちに開発とリリースを繰り返し完成形に近づけていく「
アジャイル開発
」が注目されています。
2.「AgileLeap」の特徴
アドソル日進は、2015年よりエンタープライズアジャイル勉強会※3を共同設立(共同設立者:コベルコシステム、オージス総研)し、多くの参加企業と情報共有を行う等、アジャイル開発によるビジネス競争力の向上を目指した活動を推進してきました。
中期経営計画「New Canvas 2026」では、既存のビジネスから進化・発展させたベースロードビジネスとして「エンタープライズDX/モダナイゼーション」を掲げ、大手インフラ企業様や大手メーカー様を中心に、データ分析や利活用によるDXのコンサルティングサービスを行っています。
「AgileLeap」は、このような豊富な経験・実績から得たナレッジと、アジャイル開発に強みをもつグローバル開発体制をパッケージ化して提供する
「アジャイル開発特化型サービス」
です。サービス名には、「Leap=飛躍する」という単語を用い、
アジャイル開発によりお客様の飛躍的な成長に貢献する
という意味が込められています。
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特徴1:PoC~運用までワンストップサービスを短期間×低コストで
PoC※4/プロトタイプ開発から運用保守まで、アジャイル開発を得意とするメンバーがシームレスかつ継続的にサポートすることにより、「開発期間の短縮と早期リリース」というアジャイル開発の特徴は活かしつつも、システム稼働後の運用保守の効率化まで見据えた体制を段階的に構築することで、システム開発・運用にかかるコストをトータルで低減します。
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特徴2:アジャイルに強みを持つオフショア開発チーム
お客様の状況に合わせ、日本国内とアジャイルに強みを持つグローバル開発拠点(ベトナム)とを
掛け合せたハイブリッドな開発体制を専属で組成し、更なるコストメリットをお客様に提供します。
3.提供開始日
2024年7月1日
4.サービス紹介ウェブサイト
https://adniss.jp/products/products-detailed/agileleap.html
※1 アジャイル開発
開発期間を短期間に区切り、新規リリースを繰り返しながらシステムを開発する手法
※2 経済産業省「IT人材需給に関する調査」(2019年)
2030年にIT人材は中位シナリオで約45万人、高位シナリオで約79万人不足すると試算。
※3 エンタープライズアジャイル勉強会
URL:
https://easg.smartcore.jp/
※4 PoC(Proof of Concept)
システム開発において、新しいアイデアに実証性があるか検討する手法