🔳資金調達の背景・目的
当社は、「女性の心身の健康支援を通じて、自己実現を目指し続けられる社会の実現」をミッションに掲げ、女性のヘルスケア領域に関するサービスの開発と提供を行っており、昨年2月には、40〜50代の女性向けのLINE女性ヘルスケア相談サービスをリリースしております。
経済産業省は、女性特有の健康課題(更年期や月経に伴う症状、婦人科がんなど)による経済損失が年間約3.4兆円にのぼるとの試算を今年の2月に発表しました。中でも、更年期症状による女性の離職損失が最も大きく、約1兆円となっています。更年期症状が現れてくる40〜50代は、女性にとってちょうどキャリアアップの重要な時期に重なりますが、女性が男性と同等に長く働く制度や環境は整備が進んでいる一方で、こうした健康課題によって自己実現を断念してしまう現実があります。
当社はこうした社会課題に対し、今後は個人のみならず、あらゆるステークホルダーに対する事業や連携を行いながら「女性の心身の健康支援を通じて、自己実現を目指し続けられる社会の実現」を目指してまいります。
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35歳〜の月経(出血)・体調管理LINEアプリ「ルミナ」のベータ版をリリース予定
これまでの月経管理アプリは10代後半〜30代前半の方がメインユーザーであり、妊活やPMS予測などが主な管理目的でしたが、ルミナは35歳〜歳の女性に適した新しい月経(出血)・体調管理アプリです。このアプリでは、自分の更年期の段階を提示する機能や、プレ更年期〜更年期世代に起こりがちな月経の不順に対しての分析・アラート機能などを有しており、LINEで簡単に記録管理を行えるのが特徴です。
このアプリを通じて、プレ更年期〜更年期世代が現在そして今後の心身の健康管理をより効果的に行えるようサポートしていきます。まもなくベータ版をご案内予定です。事前登録はこちらのLINEからお友達登録をお願いします。
🔳menopeerが目指す社会インパクト創出モデル
🔳投資家のコメント
株式会社キャピタルメディカ・ベンチャーズ
マネジャー 後町陽子
女性のヘルスケア課題の背景には取り巻く環境や価値観等を含むさまざまな要因が複雑に絡みあっています。社会の理解は進みつつあるものの、まだまだ解決に向けた大きな波が来る前の段階であり、解決に向けて社会課題と向き合い、事業を続けることは決して簡単ではありません。
今回の出資に至るまで、木村琴子さんと1年以上対話をさせていただく中で、常に本質を捉えるべく徹底的に情報を集め、思考を深め、行動する素晴らしい起業家としての姿勢を拝見し、木村琴子さんならこのチャレンジを実現できると信じるに至りました。
われわれも、menopeer社が目指す社会的インパクトの創出に向けて、インパクト測定マネジメントを通して最大限の力添えをさせていただきたいと思います。
イーストベンチャーズ株式会社
フェロー 大柴貴紀
木村さんから初めて事業の説明を聞いた際「これは良さそうだ」と直感的に感じました。ただ、自分は男性。わからない部分も多く、面談のあとに自分なりにmenopeerが実現したいことの必要性、重要性などについて考えてみました。そして最初に感じた直感が正しいのではないかという結論にいたり、出資させていただくことになりました。
木村さんは粛々と粘り強く物事を前に進める力と、チームを作る力を備えた起業家だと思っています。簡単な領域ではないですが、内に秘める静かな闘志を燃やして世の中を変えていってくれると確信しています。
menopeer代表 木村琴子のコメント
女性のヘルスケア領域は、社会規範や医療制度といった社会における構造的な課題などと密接に絡んでおり、当該領域における課題解決は一筋縄でいくものではありませんが、今回、後町さんや大柴さんのサポートを得ることができ、大変心強く感じています。
一人でも多くの女性が心身の健康を維持し、自己実現に向かっていけるよう、より一層粘り強く当該領域の課題解決に取り組んでいきたいと思います。
🔳人材募集
menopeerでは、当社のビジョンに共感し、共に事業を推進いただける方を募集しています。詳しくは下記の採用募集ページをご覧ください。
採用募集ページ :
https://x.gd/CNIlL
🔳menopeerについて
「女性の心身の健康支援を通じて、自己実現を目指し続けられる社会へ」をミッションに掲げ、女性ヘルスケア領域、中でも更年期領域にフォーカスをしたサービス開発、個人及び法人・自治体向けにサービスを提供しています。
会社名:株式会社menopeer(メノピア)
設立:2022年1月
代表取締役:木村琴子
所在地:東京都渋谷区上原1-3-9
HP:
www.menopeer.com
お問合せ:info@menopeer.com