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本物件が位置する創成イーストエリアは、近年、歴史的な建物を活かしたカフェやレストラン、アートシーンが集まる劇場やギャラリー、クリエイティブな企業やワーカーなどが集積してきています。また、マンション開発も進み、札幌市全体と比較して生産年齢人口が増加しています（札幌市住民基本台帳より）。当社は創成イーストエリアにおいて、サッポログループのルーツである開拓使麦酒醸造所の開業以来、「サッポロファクトリー」「サッポロガーデンパーク」の開発・運営を行ってきました。昨年からは、創成イーストエリアのまちづくりスローガンとして「カケる、創成イースト」を掲げ、まちづくりの推進に貢献する活動に取り組んでいます。

この度、開業する「創成クロス」はJR札幌駅や北海道新幹線の札幌駅予定地からアクセスしやすく、創成イーストエリアの玄関口に位置しています。また、このエリアで働くワーカーが従来の形に捉われない働き方を実現していくことを願い、「周辺エリアと創成イーストエリアのワーカーたちが交わるゲートウェイ」をコンセプトとしています。1Fは地域との交流を促進する商業フロア、2Fから8Fまではゆとりのあるフレキシブルなレイアウトを可能とするオフィスフロアで構成されています。

オフィスフロアはすべての区画がご成約、もしくはお申込みをいただいています。1Fの商業フロアでは開業日にコンビニエンスストアが開店予定で、さらにエリアの賑わいに寄与する飲食店や物販サービス店舗の誘致を行っています。

敷地内には、屋内外に2つの特徴あるオープンスペース「創成の森」と「創成の場」を設け、気候のよい時期はテーブル・チェアを配置し、ワーカーや地域住民の憩いの場として日常的にご利用いただける空間となります。地域活動や企業PR、またサッポロファクトリーと連動したイベントも開催することができます。

当社は本施設事業が、創成イーストエリアのさらなる活性化に貢献できるよう、エリアの皆さまとともにシナジーを創出し、多様な施策を実施していきます。

創成クロス

創成クロス概要

事業者　　　　　　サッポロ不動産開発株式会社

所在地　　　　　　札幌市中央区北4条東4丁目

主要用途　　　　　オフィス・店舗

構造・規模　　　　鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造・地上8階、地下1階建て

敷地面積　　　　　4,506.81㎡

延床面積　　　　　14,335.82㎡

建物高さ　　　　　30.5m

施工　　　　　　　岩田地崎建設株式会社

設計　　　　　　　株式会社久米設計札幌支社

建物竣工　　　　　2024年5月20日

開業　　　　　　　2024年8月1日

施設特徴

・外観

東4丁目線「いとなみの軸」に賑わいを創出するため、サッポロファクトリーとの連動を意識し、1、2階にはレンガタイルを使用しました。また、オープンスペースのレンガ舗装は、サッポロファクトリーの煙突広場に使用されているものと同様の敷き方にすることで統一感を演出。上層部の外観は周辺の景観に馴染むよう、札幌市にふさわしい色として策定された「札幌の景観色70色*」から最適色を選定しています。

＊札幌の景観色70色：

https://www.city.sapporo.jp/keikaku/keikan/guideline/documents/70shoku.pdf

・内観

外の賑わいを施設内に呼び込む工夫として、ミラーの反射と投影効果により、空間をより広く、活気あるものに見せるデザインを採用しています。雪国ならではの雪の結晶から六角形を内観のモチーフに採用し、サイン、ガラス面、ロビー天井、トイレ壁面タイル等にデザインを取り入れています。また、外観同様サッポロファクトリーとの調和を考慮し、レンガ舗装の見切り、館内サイン、各階のEVサイン等にはブロンズ色を配色しています。

・エントランスホール

エントランスホールを進むと、左手にレンガ舗装を取り入れた創成の場、右手に開放的な吹抜けのあるロビーが広がります。ロビーの手前には建物モチーフの六角形が浮かび上がるガラス製のデザイン壁、三方を囲む壁にはレンガタイル、天井には六角形を取り入れたデザインが施されており、一貫したテーマが明るく開放的な空間をさらに引き立てています。また、内装には北海道メーカーが手掛けた家具を配置しました。

・リフレッシュコーナー

各階に設置されたリフレッシュコーナーは、ロビーと同様に壁面にはレンガタイルを使用し、常時利用可能なカウンターや家具が備え付けられ、ワーカーが休憩や雑談に利用できます。

1階エントランスホール