シニア世代が年齢に関係なく働き続けられる「働く」プラットフォームの運営や、人生100年時代の新しいワークスタイル設計の支援を行う株式会社BEYOND AGE(本社:東京都中央区、代表取締役:市原 大和)は、「シニア期(60歳~70歳代)の働き方に関するアンケート」を全国の50~69歳の男女800人を対象に実施しました。その結果、シニア期に働き続けたい人は全体で77.8%、その一方で将来に向けて何かしらの行動をしている人は10人に1人と少ないことが分かりました。
【ダイジェスト】
・シニア期に働き続けたいと思っている人は全体の77.8%
・シニア期に働くことに不安を感じている人は68.1%
・シニア期に働くことで心配なことは「体力面」「我慢して仕事をすること」が7割以上
・シニア期の働き方で何かしらの行動をしている人は10人に1人
【調査結果】
シニア期に働き続けたいと思っている人は全体の77.8%
「シニア期」に働くことについてどう思いますかと聞いたところ、「働き続けたい」が77.8%、「働き続けたくない」が22.2%という結果になりました。
シニア期に働くことについての回答を世代別で見てみると、「働き続けたい」と回答したのは50代男性が多く、87.0%でした。一方、働きたくないと回答したのは、60代女性が多い傾向となっています。
シニア期に働くことに不安を感じている人は約7割
シニア期に働くことに対して、不安や課題を感じますかと聞いたところ、「何らかの不安や課題がある」が68.1%、「不安や課題はない」が31.9%という結果になりました。その中でも、不安や課題があると答えた50代は70.6%、60代が66.0%と、年齢が若いほど、不安と考える傾向が強いことがわかりました。
・シニア期に働くことで心配なことは「体力面」「我慢して仕事をすること」が7割以上
なお、シニア期に働くことに対して感じる不安や課題について聞いたところ、「体力的な厳しさ」が84.2%、「我慢して仕事をする」が71.0%、「人間関係が難しそう」が69.9%という結果になりました。
将来に向けて何かしらの行動をしている人は10人に1人
将来に向けて何かしらの行動をしているかを尋ねたところ、「何かしらの行動をしている」が10.1%、「行動をしたことない」が89.9%となり、行動をしている人は10人に1人と少ない結果になりました。なお、
「行動をしたことない」と答えた50代は96.0%、60代が83,7%と、年齢が若いほど行動していない傾向が強いことが分かりました。
なお、「シニア期」の働き方について、行動をしていない・しなかった理由について聞いたところ、「現在の状況で、考える必要がないと思ったから」が22.2%、「年齢が理由で仕事をみつけるのは大変だから」が17.5%、が上位2つを占めています。なお、「年齢が理由で仕事をみつけるのは大変だから」と回答した50.60代男性は平均15.3%、50.60代女性は19.5%となっており、女性は年齢が理由で行動をしていない人が多いことがわかりました。
【調査まとめ】
今回の調査では、全体の約8割が「シニア期も働き続けたい」と考えている一方、将来に向けて何かしらの行動をしている人は10人に1人と少ないことが分かりました。また、シニア期の不安については、「体力面」が最も大きな課題として挙げられており、シニア層にとって大きなハードルになっています。「我慢して仕事をする」という回答も多く、シニア層の働く環境の改善や、仕事内容の調整が必要となっています。BEYOND AGEでは、シニアの独立に特化した情報を提供するメディア「シニア独立100万人(
https://beyond-age.net/media/)」を運営しています。今後セカンドキャリアを考える上で役に立つ有益な情報発信を通じて、シニア世代が働き続けられる環境づくりに力を入れていきます。
【調査概要】
調査期間:2024年6月25~27日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:50~69歳の男女
サンプル数:800人
※本リリース調査結果をご利用いただく際は、シニア独立支援の「BEYOND AGE」調べと明記ください。
【会社概要】
会社名 :株式会社BEYOND AGE
代表 :代表取締役 市原 大和
本社 :〒104-0061 東京都中央区銀座1-16-7 銀座大栄ビル 6階
事業内容:シニアのオンラインコミュニティの運営
シニアの独立・起業を伴走支援する研修の運営
シニアの独立・起業メディア「シニア独立100万人」の運営