株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)、アイ・ピース株式会社(I Peace, Inc.、本社:米国パロ・アルト、創設者・CEO:田邊 剛士)、レジュ株式会社(Reju, Inc.、本社:東京都港区、CEO:神谷 友里江)は、お客さま自身のiPS細胞(※1)からの抽出成分「iPSF」を配合したパーソナライズ美容商品(※2)の提供に向けた実証実験を、医療法人社団優恵会(本社:東京都、総院長:廣瀬 嘉恵)の運営する「銀座よしえクリニック」を通じて2024年8月から年間30人の顧客を対象に開始します。
(※1)様々な組織や臓器の細胞に分化し、ほぼ無限に増殖する再生医療への応用が期待されている幹細胞のひとつ
(※2)本事業の商品は薬機法で定められる化粧品ではなく、医療機関を通して医師の管理の下に提供される美容商品です
関連リリース:2024年5月8日 iPS細胞を用いたパーソナライズ美容商品に向けて コーセー、アイ・ピース、レジュが技術提携
https://corp.kose.co.jp/ja/news/8634/
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医療機関との提携の背景
本取り組みの狙いは、お客さまにとって“わたしだけ”の美容商品を提供することです。お客さまは自身の血液から採取した体細胞からiPS細胞を作製し、そこから抽出された成分を美容商品として享受することができます。このたび、コーセー、アイ・ピース、レジュはパーソナライズ美容商品や関連するサービスの提供について、医療法人社団優恵会と業務提携契約を締結しました。
同法人は皮膚科・美容皮膚科を中心とする「銀座よしえクリニック」を首都圏に7院構えており、再生医療を応用した美容医療分野に積極的に取り組んでいます。厚生労働省の認可を得た技術力の高い細胞培養加工施設をグループ内に有し、細胞治療やPRP(多血小板血漿療法)といった再生医療メニューの提供で国内トップレベルの実績を誇ります。このように美容皮膚科における再生医療領域では日本を代表するクリニックのひとつであることから、実証実験においてiPS細胞抽出成分「iPSF」の安全性の管理、有効性を評価するパ
ートナーとして選定されるに至りました。
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美容商品提供のながれ
美容商品の提供のためには、お客さま自身のiPS細胞を作製するため、「銀座よしえクリニック」にてお客さまの血液を採取する必要があります。その血液中に含まれる体細胞から技術提携先であるアイ・ピースにてお客さま自身のiPS細胞を作製します。このiPS細胞を用いて、アイ・ピースと技術提携をしているレジュにてiPS細胞抽出成分「iPSF」の製造を行います。この一連の血液採取から「iPSF」の製造におよそ1年の期間を要します。一方、コーセーからは使い心地などをパーソナライズするための製剤を開発し、クリニックへの提供を行います。その後、クリニックにて「iPSF」と製剤の調合が行われ、お客さまだけの美容商品が完成します。
お客さまには2ヶ月に1回「銀座よしえクリニック」に来院し、医師による肌状態の診察とカウンセリング、肌診断機による測定を実施し、美容商品の調剤を都度見直しながら、個人に真にパーソナライズされ、そのときの肌に最適化された美容商品を享受できます。
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提携先の医療機関の概要
医療法人社団優恵会
代表者総院長 廣瀬 嘉恵
本社所在地 東京都目黒区平町 1-23-14
創業 2003年
事業内容 銀座よしえクリニックの運営(皮膚科、美容皮膚科)
URL
https://www.ginzabiyou.com/
実証実験における役割 肌状態の診察、美容商品の調剤・提供
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問い合わせ先
美容商品の提供および肌診断に関する問合せ
銀座よしえクリニック 電話窓口
Tel; 0120-398-885
iPS細胞バンキングのお問合せ・お申込み
アイ・ピース お問合せWebページ
https://mypeace-personal-ipscbanking.com/contact/
「iPSF」(iPS細胞抽出成分)に関する問合せ
レジュ お問合わせメールアドレス
contact@rejuinc.com