大規模言語モデル等の生成系AI技術を用いたサービスの開発を行うSpiralAI株式会社(本社:東京都千代田区、以下「SpiralAI」)と長野県松本市、松本市のコワーキングスペース「33GAKU(以下、サザンガク)」は、松本市の未来を明るくする生成AIの活用事例を松本市内の小学生15名と共同で考えるワークショップを、2024年7月25日(木)に実施しました。
プロジェクト実施の背景
社会的な課題に対して、解決策としての生成AI活用を模索するため、「デジタルシティ松本」を掲げる松本市と地域に根差したコワーキングスペースを展開する「サザンガク」とともに、地域の未来を担う小学生たちの発想を借りながら、明るい未来を模索する生成AIの活用モデルの開発を行いました。
当日は、2024年7月25日(木)に行われるワークショップを通して、15名の小学生たちとともに「ずっと話していたくなる、友達のようなAI」をテーマに、グループでAIキャラクターを作成しました。作成したAIキャラクターは、高齢者に利用してもらい、感想をフィードバックしてもらうことで、活用方法を議論しました。
当日の様子
<小学生たちが作成したAIキャラクター>
1.こどものように話すうさぎちゃんAI
こどものような話し方をする個性を設定したうさぎのAIキャラクター
2.漬物が好きなクマのおじいさんAI
漬物の知識を実装して、会話をしてくれるおじいさんの個性を設定したクマのAIキャラクター
3.侍に憧れている猫の「ねこゆき」AI
侍として「俳句や短歌を読みたい」「魚の話をすると喜ぶ」という個性を設定したねこのAIキャラクター
4.語尾に「ござる」をつける犬の宇宙人「ダックスフンド」AI
語尾に「ござるをつける」「宇宙人」という個性を設定したダックスフンドのAIキャラクター
<参加した小学生たちのコメント>
「パソコンをカタカタ使わないといけないイメージだったけど、意外とAI作るの簡単だね」
「俳句を読ませようとしたけど、よませられなくて、自分が読むことになった」
<小学生の作成したAIキャラクターと会話した高齢者のコメント>
「日常的に会話をする友達はこれでいい、私もこれがほしい」
「AIが話し相手だと寂しい」
「松本市の名所の松本城や、特産の漬物の話で盛り上がった」
「PCが登場したのが40歳のころで、今小学生がAIが作れるようになっているのは信じられない」
<サザンガク担当者のコメント>
「今後も継続開催いただくことが可能であれば、子どもたちがAIに関心をもつ入口として、TwinRoomが本当に有効だと実感しましたので、きっかけづくりのイベントとしていきたいです。”なんで、できるんだろう?”と疑問をもって次のステップに進む子が出てきたら素晴らしいと思います」
今後の展開
今後も、生成AIがもたらす社会的な価値を実装し、独自の大規模言語モデル等の生成系AI技術を用いたサービスの開発を展開してまいります。
会社概要
社名 SpiralAI株式会社 / SpiralAI Inc.
事業内容 大規模言語モデルをはじめとした生成系AI技術を用いたサービスの開発
役員 代表取締役 CEO 佐々木雄一
所在地 〒101-0041東京都千代田区神田須田町2丁目1番地1 MA SQUARE AKIHABARA 6階
設立 2023年3月1日
会社URL
https://go-spiral.ai/
採用ページ
https://go-spiral.ai/top/recruit/
本件に対するお問い合わせ
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