三谷産業株式会社(本社:石川県金沢市/代表取締役社長:三谷 忠照、以下 三谷産業)は、キャリア採用者が正規雇用としての就業経験を持って当社に入社した場合、過去の就業年数を考慮した年次有給休暇日数の付与を受けられるルールを本年4月1日付で新たに設け、7月1日に適用しました。
これは、新たに当社の一員となった社員に英気を養うための余暇を保証し、当社がより安心して働ける会社となることを目的としています。また、離職率の低下や採用活動における優位性確保といった副次的効果も期待しています。
■ 年次有給休暇付与に関する新ルール概要
新ルール制定日 |
2024年4月1日 |
新ルール適用日 |
2024年7月1日 |
対象者 |
三谷産業に入社するキャリア採用者 |
内容 |
キャリア採用者本人が、以下①②のいずれかを選択できる。 |
条件 |
・複数の企業での就業経験がある場合には、
通算年数のカウントに含める。
資格取得のための学習や留学の期間は算定対象外とする。 入社2年目以降の付与日数において、過去の就業年数を通算する。 |
過年度入社者への対応 |
過去7年まで遡り適用することとし、追加付与を希望した社員に対して今年度の年次有給休暇に付与済み。 (入社8年目の社員はすでに上限の20日が付与されているため、追加付与の対象外とする。) |
■ 当ルールを新設した背景
三谷産業は、当社グループの考える“良い会社”であり続けるため、独自の「非財務的経営目標 (Company Well-being Index)※1」を掲げています。その中で、社員の心身の健康を守る職場環境であるかを把握するために「年10日以上(法令で定める取得義務日数の2倍以上の日数)の有給休暇取得者率」という指標を設定し、目標を定めています。
この新たなルールが社員の有給休暇取得を促進し、結果としてワークライフバランスの向上や生産性の向上、そして社員満足度の向上に資すると判断し、今般の導入を決定しました。
※1 詳しくはこちら:
https://www.mitani.co.jp/company/cwi
■ その他の働きやすさ向上につながる主な制度
当社では、すべての社員の働きやすい環境実現を目指し、年次有給休暇付与に関するルールの他にもさまざまな制度を設けています。
週休3日制※2 |
1週間における総労働時間を変えずに、労働日数を5日から4日へ減少させることができる制度 |
リモートワーク |
社員の自宅、社員の自宅に準じる場所において勤務できる制度 |
時差勤務 |
通常の始業終業時間の前後2時間30分の間で、30分間隔での時差出勤をすることができる制度 |
フレックス |
1日の中でコアタイム(11:00~14:30)を除く時間帯で自由に働く時間を選択できる制度 |
スパーフレックス |
1日の中で自由に働く時間帯を選択できる制度 |
短時間勤務※3 |
付与された有給の利用期限が切れた場合、自動で40日間まで積立し病気の治療の際に利用できる制度 |
積立有給 |
ボランティア活動への参加を理由に、有給の休みを取得できる制度 |
出産・育児休暇 |
国の定める制度に加えて、4日の休暇を付与する制度 |
※2 対象は育児・介護・病気治療中・満60歳以上の社員
※3 対象は育児・介護・病気治療中の社員
■参考:当社の「働きやすい環境を整備することよる効果波及のステップ」の考え方
社員の能力が適切に発揮される環境の整備を今後も継続し、社員一人ひとりの活躍を推進していくことで、より良い商品・サービスを提供しステークホルダーのみなさまへの更なる貢献を目指してまいります。
【三谷産業グループについて】
https://www.mitani.co.jp/
石川県金沢市で創業して96年、ベトナムで創業して30年の複合商社です。北陸、首都圏、ベトナムを拠点に、化学品/情報システム/樹脂・エレクトロニクス/空調設備工事/住宅設備機器/エネルギーの6セグメントで事業を展開しています。商社でありながら、時にメーカーとして、また時にコンサルタントとして、お客さまにとっての最適を追求するとともに、「創業90年を越えるベンチャー企業」として更なる進化へと挑戦しています。
2024年3月期:連結売上高 95,857百万円/連結従業員数 3,569名