未来にやさしい空間づくりを行う株式会社船場(本社:東京都港区、社長:八嶋大輔)は、創業以来、多くの商業施設を手掛けてきた経験やノウハウをもとに、旧大阪中央郵便局跡地を含む「JPタワー大阪」内の商業施設「KITTE大阪」の商業コンサルティング、共通環境デザイン、ネーミング及びロゴ制作、内装監理業務を担当。手紙、人、ものを運び、人と地域の繋がりを生み出してきた共同事業者の特性及び大阪の歴史や地域との繋がりを活かし、日本各地の「ええもん」を世界に発信する商業施設を創出しました。
1.船場の担当業務
●商業コンサルティング
2023年春に関西国際空港から梅田へのダイレクトアクセスが可能になったほか、2025年の大阪・関西万博開催など、より世界と繋がる都市へと発展を続ける大阪。船場は、共同事業者や大阪の特性を踏まえ、新たな地域の価値づくりの場となる商業施設開発を提案し、2019年にコンペを獲得しました。プロジェクトの初期段階であるマーケット調査、基本構想計画から参画し、MD計画、リーシングサポートなどの商業コンサルティングを担当しました。
UNKNOWN(アンノウン)のコンセプトに基づき、まだ知らない、まだ体験したことのないものを集め、日本の良さを発見し、再認識できる場を企画しました。特に施設の象徴となる2階には「Feel JAPAN Journey(ええもん にっぽん めぐり)」として、地域物産や観光を中心に日本各地の魅力を発信するコンセプトゾーンを構築。かつての天下の台所を蘇らせ、さらに世界に向けて発展させることを目指しました。大阪初の大規模なアンテナショップや、交流・観光に繋がる情報発信スペース「@JP Cafe」を設置し「地域のファンづくり」と、地域と人の「交流」を創出する地域活性拠点を創出しました。
●共通環境デザイン・ネーミング及びロゴ制作など
商業コンサルティング以外には「日本の良さを発信する場所」をテーマに施設全体の共通環境デザインや、内装監理を担当したほか、2Fフロアロゴ「Feel JAPAN Journey」、地域情報発信スペース「@JP Cafe」、“大人のたまり場”ゾーン「うめよこ」のネーミング及びロゴ制作を手掛けました。
2.船場の商業施設づくりにおける強み
陳列ケース店から始まった船場は創業より商業との関わりが深く、1970年にSC綜合研究開発所を業界に先駆けて設立するなど、大型商業施設の開発を数多く手掛けてきました。商業施設の初期構想から、内装設計・施工までを一貫してサポートし、事業者と共に新たな価値を生む次世代の施設を創り上げています。
>「KITTE博多」など、船場が手掛けた商業施設は
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からご覧ください。
■KITTE大阪について
まだ知らない、まだ体験したことのない日本各地の魅力的なヒト・モノ・コトを集め、日本の良さを発見・再認識できる場所になることを目指したいとの想いから「UNKNOWN(アンノウン)」をコンセプトとした商業施設です。 地下1階から6階までのフロアに、さまざまな飲食・物販・サービスの店舗が入り、体験する出会いを通して、知的好奇心を刺激し、ワクワクできる施設を目指します。
所在地:大阪府大阪市北区梅田三丁目2番2号
グランドオープン:2024年7月31日
特設サイト:
https://jptower-kitte-osaka.jp/
事業者:日本郵便株式会社・西日本旅客鉄道株式会社・大阪ターミナルビル株式会社・株式会社JTB
プロジェクトマネジメント:日本郵政不動産株式会社
【船場について】
商業施設をはじめオフィスや教育、ヘルスケア、余暇施設等の様々な空間づくりにおいて、調査・企画・デザイン・設計・施工・メンテナンスまでをトータルでサポートしています。2021年よりビジョンに「Good Ethical Company」、ミッションに「未来にやさしい空間を」を掲げています。人や地域社会、自然環境へ“おもいやり”の視点を持ち、サプライチェーン全体で未来にやさしい空間の共創を目指すエシカルデザインを推進しています。
社名
:株式会社船場 カブシキガイシャ センバ
所在地
:東京都港区芝浦1‐2‐3シーバンスS館9階
上場
:東京証券取引所スタンダード市場(コード番号:6540)
主な実績
:サントリー天然水 北アルプス信濃の森工場(設計、施工) / ISUMI Glamping Resort & Spa SOLAS(マスタープラン・設計・施工)/ Tokyoシェアオフィス墨田(プロダクション・設計・施工)/ 三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク 大阪門真(調査企画・マスタープラン・設計・環境デザイン・施工)