株式会社 東京美術倶楽部は、10月12日(土)〜14日(月・祝)の3日間、東京美術倶楽部を会場に「第22回東美特別展」を開催します。東京美術商協同組合に所属する古美術、茶道具、近現代美術、刀剣など幅広い専門分野をもつ美術商の中から選ばれた65店が集まり、世界に誇る日本、中国、韓国といったアジアの美術品を展示・販売いたします。
「第22回東美特別展」の見どころ
1.美術館・博物館級の名品に出会える3年に一度のアートフェア
「東美特別展」は、東京美術商組合に属する選ばれた美術商がその専門とする分野で選び抜いた美術品を一堂に集め、展示・販売する、3年に一度のアートフェアです。通常の美術展と異なるのは、実際に手に取って自ら吟味し、買うことができるということ。過去には美術館・博物館に収蔵された作品も多く、一流の名品が一堂に会する貴重なイベントです。
2.コレクターに支持される日本最古のアートフェア。尾形乾山から千住博まで貴重な作品を出品
1964年、東京で初めてのオリンピックが開催される年に始まった「東美特別展」。日本で最も歴史があり、日本最古のアートフェアである本フェアは、国内外のコレクターや愛好家に支持されています。
本年は尾形乾山「定家詠十二ヶ月和歌花鳥図・二月」や千住博「ウォーターフォール・オン・カラーズ」などの貴重な作品が出品されるほか、絵画や彫刻、陶芸など、さまざまなジャンルの作品が揃います。
3.普段は一般公開されていない国宝を含む美術品を鑑賞できる展覧会を同時開催
公益財団法人常盤山文庫協力のもと、会場内3階「国宝・重文展示室」にて国宝・重要文化財・重要美術品含む墨蹟、絵画、陶磁全11点を展示する「常盤山文庫名品撰 –東京美術倶楽部を彩った書画の名宝–」を同時開催いたします。1982年より一般非公開となった菅原通濟から始まった常盤山文庫の貴重なコレクションを、この機会にぜひご鑑賞ください。
所蔵先:公益財団法人常盤山文庫
画像提供:東京国立博物館
Image: TNM Image Archives
出展予定作品
第22回東美特別展 出展者一覧(50音順)
■出展者名(取り扱い品名)
赤坂水戸幸(茶道具・古美術) |
春風洞画廊(日本画・洋画・近代美術工芸) |
阿曾美術(諸美術) |
新生堂(絵画) |
飯田好日堂(茶道具・古美術) |
神通静玩堂(茶道具・東洋古陶磁) |
池内美術(茶道具・古美術) |
杉江美術店(刀剣・美術工芸) |
池正(諸美術) |
靖雅堂夏目美術店(近代日本画) |
石黒商店(古美術・茶道具・近現代作家[県関係]) |
清昌堂やました(茶道具) |
石黒ギャラリー(古美術) |
瀬津雅陶堂(仏教美術・東洋古画・日本陶磁器) |
一元堂(東洋古美術) |
善田昌運堂(茶道具) |
市田朝芳庵(茶道具) |
蘇鐵庵 水守(茶道具) |
甍堂(仏教美術・古陶磁・漆芸品等) |
田島美術店(近代工芸) |
上原永山堂(古美術) |
谷庄(茶道具・古美術) |
宇野商店(茶道具・古美術) |
ギャラリー竹柳堂(蒔絵・東洋漆工芸・彫刻・金工他) |
浦上蒼穹堂(東洋古陶磁・鑑賞美術) |
茶道具商ながさか(茶道具) |
ウロコヤ横井商店(古美術・茶道具) |
中村好古堂(古美術・現代工芸) |
永善堂画廊(近代絵画) |
西浦緑水堂(鑑賞陶器・諸美術)※ |
岡﨑画廊(洋画・日本画・近代工芸) |
日本刀剣(美術刀剣・刀装具・武具) |
小川商店(古美術) |
白水(日本美術・香木・香道具) |
懐古堂(諸美術) |
ギャラリー広田美術(近現代絵画) |
加島美術(書画) |
古川古美術(諸美術) |
祇園画廊(近代絵画・近代陶芸) |
平山堂(古画・屏風・仏教美術他) |
吉平美術店(仏教美術・東洋古画・東洋古陶磁) |
宝満堂(古美術・茶道具・明治工芸) |
玉鳳堂(茶道具) |
古美術 木瓜(東洋古美術) |
銀座 黒田陶苑(近現代陶芸・古陶磁) |
松森美術(近代工芸) |
しぶや 黒田陶苑(近現代陶芸・近現代工芸) |
繭山龍泉堂(東洋古美術) |
薫隆堂(東洋古陶磁・古美術) |
丸栄堂(近代日本画・洋画・工芸) |
五月堂(日本陶器・古書画・仏教美術他) |
万葉洞(新古諸美術・茶道具) |
壷中居(東洋古美術) |
水戸幸商会(茶道具・古美術) |
小西大閑堂(仏教美術・時代漆器・蒔絵・諸美術) |
水戸忠(茶道具・古美術) |
米近(古美術・茶道具) |
水戸忠交易(近現代工芸・絵画) |
三溪洞(近現代日本画・洋画・工芸) |
古美術 宮下(諸美術) |
思文閣(近代絵画・古書画・古典籍他) |
古美術 藪本(東洋古書画・古美術他) |
至峰堂画廊(近現代絵画・彫刻) |
ロンドンギャラリー(東洋古美術) |
古美術 下條(東洋古陶磁・鑑賞美術) |
※西浦緑水堂の「緑」の糸偏はさんずい
■第22回東美特別展 開催概要
名称(日):第22回東美特別展
名称(英):ANTIQUE DEALERS’ FAIR & EXHIBITION IN TOKYO 2024
内容:東京美術商協同組合員65店による、絵画(日本画・洋画)、陶磁器、茶道具、屏風、蒔絵、彫刻、仏教美術、刀剣、その他美術工芸品の展示・販売
主催:株式会社 東京美術倶楽部
日時:2024年 10月12日(土)11:00〜19:00 / 10月13日(日)11:00〜19:00 / 10月14日(月・祝) 11:00〜17:00 ※10月11日(金)は、プレス・関係者向けの特別内覧会
会場:東京美術倶楽部 〒105-0004 東京都港区新橋6丁目19−15
入場料:一般前売り:3,000円 / 一般当日:5,000円 / レイトパス:2,000円(12日および13日17時以降の入場)
大学生 / 専門学生 / 高校生 / 中学生以下:無料
障がい者手帳をお持ちの方及び付添者1名:無料
*無料の方は入館の際、学生証・運転免許証など年齢のわかるもの、障害者手帳をご提示ください。
*チケットは入場当日に限り有効です。上記料金にて同時開催展もご覧いただけます。
東美特別展特別サイト:
https://toobi.co.jp/special
チケット販売ページ:
https://toobi-2024-ticket.square.site/
■【同時開催】常盤山文庫名品撰
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東京美術倶楽部を彩った書画の名宝
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開催概要
名称:第22回東美特別展 併催 常盤山文庫名品撰 –東京美術倶楽部を彩った書画の名宝–
内容:公益財団法人常盤山文庫所蔵作品を代表する墨蹟、絵画、陶磁の計11点を展観
主催:株式会社 東京美術倶楽部
協力:公益財団法人常盤山文庫
会場:株式会社 東京美術倶楽部3 階「国宝・重文展示室」
*東美特別展のチケットにてご覧いただけます。
広報資料とお願い
・本リリース内の広報用画像は、東美特別展広報のみにご使用ください。
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・広報用画像の掲載にはキャプションの明記が必要です。図版のトリミング・加工等はご遠慮ください。
・情報確認の為、可能であれば、校正原稿を下記広報担当までお送りください。
・また掲載見本をご寄贈ください。Webサイトの場合は掲載時にURLをお知らせください。
東京美術倶楽部とは
明治40年4月の設立以来、120年近くにわたり、日本の優れた美術品の保存・活用ならびに美術に対する正しい認識と理解の普及を図ることを目的として、様々な活動や事業を積極的に展開。江戸時代から代々続く美術商やそれぞれの分野のエキスパートが所属し、加入するためには十年以上の業界での実績と所属する当団体の推薦人を必要とするほか、所定の審査を経てメンバーとなることができる。平成3年に竣工した東京美術倶楽部(東京都港区)では、新旧文化・芸術の殿堂として各種催物を企画・開催し、古来の誇り高い美術の伝承と新たな芸術作品を探求している。