LEのタイプライターシャツが新しくなる。
定番品として毎シーズン好評を得てきたレショップのシグネチャー。それは一つの完成形であり、毎シーズン、常に好評を得てきた。それなのに、なぜ?どこが新しくなるの?疑問を投げかけると、金子恵治は答えてくれた。
「名品と呼ばれる服を見ていると、時代の移ろいに合わせて常に変化しているんです。リーバイスなんかはわかりやすい例ですよね。それは価値観の変化もあるし、生産背景の都合もある。どんな理由にせよ、スタンダードは常に立ち止まらない。だからこそ定番であり続けるのだと思ったんです。
そんな考えを元に、LEのシャツを新しく作り直しました。
2024年の現在においては完璧なものができたと思います。でも、3年後にはわからない。明日気づくところが出てくるかもしれないし、何かに影響を受けたら変えたくなるかもしれない。ただ、今は完璧と言い切れます。」
これまでのLEのシャツとの変更点は大きく2つ。
まずはサイズバランス。サイズを自由に選べるという設計思想はこれまでと変わらない。縦の長さが3つ、横の幅が4つ。その組み合わせで、12サイズから選べる。しかし、それぞれのパターンを精緻に見つめ直したのだという。
「服のサイズというのは、マスターサイズと呼ばれるパターンの基準を一つ作って、そこから上下する形で3サイズの幅を持たせることが一般的です。ただ、LEのシャツに関しては、サイズ展開が変則的だからマスターサイズがあるようでない。一般的な服の作り方に比べて、パターンをたくさん作らなければならず、かなり効率が悪いんです。そんな前提がありつつ、これまでのシャツも決して悪くはなかったけど、裾のラウンド具合とか、身幅のバランスとか、それぞれのサイズを丁寧に見ていくと、修正したい箇所がたくさん見つかったんです。そういった部分を解消して、全てのサイズの魅力がより際立つようになりました。」
2つ目の変更点は、素材だ。
タイプライターからスタートして、ブロードになって、そしてもう一度戻ってきたのが、上質なタイプライター素材。
「新しいシャツには120双の細番手のタイプライターを使っています。ちょっとしっとりしている感じ。アイロンをかければパリっとしてドレス感が出るけれど洗いざらしでいい塩梅になる。これまでのドライな質感より、ほのかに上品でシックな空気があります。この生地が、今の気分にぴったりフィットするんですよね。パターンと素材以外にも、ボタンの素材を変えたり、数え切れないほど細かい部分を調整しています。これまでのシャツと同じようで、全く別物。袖を通してもらえたらきっと実感してもらえると思います。」
7月22日(月)よりECにて予約開始。8月3日(土)より販売開始です。
LEのシャツについての続報は、L’ECHOPPEオフィシャルサイトにて公開予定。
ぜひお楽しみに。
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【LE】
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07.22 (mon) -webstore 先行予約受付
08.03 (sat) – release
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Regular collar shirt
22,000 yen (intax)
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着丈:SHORT⇨STANDARD⇨LONG
身幅:SLIM⇨STANDARD⇨WIDE⇨EXTRA WIDE
3×4=12size
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発売店舗
L’ECHOPPE青山店
L’ECHOPPE渋谷店
WEB STORE
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■会社概要
【株式会社ベイクルーズ】
設立 :1977年7月22日
代表取締役会長 :窪田 祐
取締役CEO :杉村 茂
本社所在地 :東京都渋谷区渋谷1-23-21
事業内容 :レディース・メンズのトータルファッションの企画・製造・販売・直営店の運営、飲食店の運営、インターネット通販サイトの運営、及び家具の販売
グループ会社 :株式会社LADUREE JAPON、株式会社WILL WORKS、株式会社ル・プチメック、台灣貝肯士股份有限公司、Foodies USA, Inc.
HP:
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