“アジアの文化的連帯の中で、新しい社会のありかたを模索する”をコンセプトにこの秋、代官山にてアートと音楽の都市型フェスティバル「DEFOAMAT(デフォーマット)」の開催が決定。アートと音楽の両軸でアジア各国から総勢15組以上のアーティストを招聘し、さまざまなライブイベントや、展示、野外マーケットを開催します。会場は、代官山T-SITEのほか、代官山Forestgate、UNIT/SALOON、晴れたら空に豆まいて、の4拠点。チケットは8月1日(木)よりイープラスにて発売します。
イープラス|
https://eplus.jp/defoamat/
公式サイト|
https://www.defoamat.com
公式Instagram|
https://www.instagram.com/defoamat/
「DEFOAMAT」とは?
Daikanyama Edutainment Festival of Art, Music, and Technologyの略称。
カルチャーが生活と地続きのものであるということを認識し、ものごとを思考するきっかけを与えることを目的とした同フェスティバルは、DEFOAMATで出会う音楽やアートが発する問いに来場者が興味を持ち、生活や価値観に変化をもたらすきっかけとなることをめざします。
アジア各国から総勢15組以上のミュージシャン、アーティストが集結!
音楽のアーティスト・ラインナップは、第一弾発表として韓国の口承伝統芸能パンソリの詩節を歌うオルタナティブ・ポップ・バンドLEENALCHI(イナルチ)、タイ・チェンマイ出身の4人組インディポップバンドYONLAPA、同じくタイ・バンコクから現れた新世代のタイ・インディ・シーンの象徴となるバンドSoft Pine、日本の地でASIAN DANCE MUSIC(ADM)を世界に広めるOMK、アジア各国でも公演を行うシンガーソングライター/エッセイストの寺尾紗穂、「FUJI ROCK FESTIVAL’24」への出演も決定し、憂いを帯びた歌声と自由なサウンドで注目を集めるシンガーソングライター・さらさ、沖縄を拠点に活動する気鋭の3人組バンドHOME、バリ島に2年間滞在し影絵人形芝居やガムランを学んだ川村亘平斎率いる滞空時間など、世界で活躍するアーティストが集結します。 アートでは、ドイツの世界的な芸術祭「ドクメンタ15」でアジア人初の芸術監督を務めたインドネシアのアート・コレクティブruangrupaが参加し、東京をテーマにリサーチしたプロジェクトを制作予定。その他、実力派国内アーティストも参加予定です。タイムスケジュール等、詳細は決定次第公式サイト等で告知します。
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ミュージシャン
LEENALCHI(韓国)
YONLAPA(タイ)
Soft Pine(タイ)
寺尾紗穂(日本)
滞空時間 TAIKUH JIKANG (日本)
さらさ(日本)
OMK(Soi48,MMM,YOUNG-G)(日本)
HOME(日本)
アートコレクティブ
ruangrupa(インドネシア)
LEENALCHI
LEENALCHI(イナルチ)は、韓国の口承伝統芸能、パンソリの詩節を歌うオルタナティブ・ポップ・バンドであり、バンド名は、李氏朝鮮時代後期のパンソリの名唱、李捺治(イ・ナルチ)に由来している。ソロ・合唱・ラップ・ダンスを通して物語を伝える3人の歌い手と2人のベーシストとドラマーの6人で構成されており、バックのビートとベースは80年代のニューウェーブからインスピレーションを受けながら、様々な音楽的要素を再構築し独自のサウンドを創り上げている。現存するパンソリの5つの演目の一つ「水宮歌(スグンガ)」を題材とした1stフルアルバム「SUGUNGGA」(2020)は第18回韓国大衆音楽賞で「今年のミュージシャン賞」「ベスト・モダン・ロック・ソング賞」など3部門を受賞した。2023年現在、既存のパンソリの演目ではなく、オリジナルのストーリーに基づいた2ndアルバムのリリースを準備中。リーダーでベーシスト兼プロデューサーのチャン・ヨンギュは、オオブ・プロジェクトやシンシンといったバンドでの活動の他、韓国映画音楽の第一人者としても知られている。
linktree|
https://linktr.ee/leenalchi
YONLAPA
タイ第二の都市チェンマイ出身の4人組インディポップバンド。ボーカルのNoi Naaがシンガーソングライターとして活動を始め、その後メンバーが加わりバンドとなる。2019年11月にリリースされた曲「Let Me Go」がYouTubeで200万回再生されるなど注目を浴び、コロナ禍におけるタイのインディーシーンでも頭角を表し、シーンの若手最注目バンドとしてその名は海外にも知れ渡ることとなった。2020年に待望のデビューEPをリリース、2022年夏の日本ツアーではnever young beachやDYGLと共演を果たした。2023年に1stアルバムとなる「LINGERING GLOAMING」をリリースし、アジアのインディーシーンにおける重要バンドとなった。
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Soft Pine
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寺尾紗穂
1981年東京生まれ。2007年ピアノ弾き語りアルバム「御身」でデビュー。大林宣彦監督の「転校生 さよならあなた」、安藤桃子監督の「0.5 ミリ」など主題歌の提供や、CM 楽曲制作(KDDI、キューピー、JA 共済ほか)、音楽に限らず新聞(日経、北海道)やウェブでの連載も多数。オリジナルの発表と並行して、ライフワークとして土地に埋もれた古謡の発掘およびリアレンジしての発信、『ミュージック・マガジン』誌で「戦前音楽探訪」の連載を担当。また、全国各地のアートプロジェクト、松本・浅間温泉の「ユアリテ」(2021)、東東京エリア の「隅田川怒涛」(2021)、高知・須崎の「現代地方譚」(2022)、などに招聘され、リサーチを経ての表現活動も増えている。2009年よりビッグイシュー・サポートライブ「りんりん ふぇす」を自ら主催。また、女工たちを描いた「女の子たち 紡ぐと織る」、兵器製造に動員された女学生を描く「女の子たち 風船爆弾をつくる」など、作家小林エリカとタッグを組み、歴史に埋もれた女性たちの声を、当時の音楽と共に甦らせる音楽朗読劇を制作している。書籍最新刊は『日本人が移民だったころ』(河出書房出版)。音楽家や詩人、編集者などの知人に声をかけ自身が編集するエッセイ集『音楽のまわり』『わたしの反抗期』の出版シリーズも手がける。音楽アルバム近作は「余白のメロディ」(『ミュージック・マガジン』年間ベストロック部門の10枚に選出)。写真家・石川直樹、映像作家・三好大輔と共同制作したインスト・ア ルバム「流した涙の数だけ美しい虹がたつ」。あだち麗三郎、伊賀航と共に 3ピースバンド「冬にわかれて」でも活動を続ける。2022年 NHKドキュメンタリー「Dear にっぽん」のテーマ曲に「魔法みたいに」が選ばれ、教科書『高校生の音楽 I』にも同曲が掲載されている。
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https://www.sahoterao.com/
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滞空時間 TAIKUH JIKANG
影絵師/音楽家・川村亘平斎主宰による楽団。「架空の島の民謡」をコンセプトに、ガムランやスティールパンが響き合うエキゾチックなサウンドと、現代的な影絵が融合した唯一無二のパフォーマンスは、日本のみならず世界中から熱い支持を受けている。現在までに4枚のアルバムとライブDVDを1枚発表。西はアフリカ東は日本、広がる海のシルクロード、移ろい繋がる音の旅。2024年夏、5thアルバム発表。
さらさ
自由な発想とユニークな視点を持つ湘南出身のシンガーソングライター。SOUL、R&B、ROCKなど、あらゆるジャンルを内包しつつ、どこかアンニュイなメロディと憂いを帯びた歌声で聴くものを虜に。悲しみや落ち込みから生まれた音楽のジャンル・ブルースに影響を受けた自身の造語“ブルージーに生きろ”をテーマに、ネガティブな感情や事象をクリエイティブへと転換し肯定する。
2021年7月にデビューシングル「ネイルの島」をリリースし、本格的に活動を開始。デビュー後わずか1年でFUJI ROCK FESTIVAL’22への出演を果たした。2022年12月には、ファーストアルバム「Inner Ocean」をリリース。また、2023年12月に東京・渋谷WWW Xにて行われたワンマンライブ(star)は即日ソールドアウトを達成した。さらに、GREEENROOM FESTIVAL 、朝霧JAM、岩壁音楽祭、台湾のLUCFestや韓国のASIA SONG FESTIVALなど、国内外の大型フェスに多数出演。音楽活動だけに留まらず美術作家、アパレルブランドのバイヤー、フラダンサーなど、マルチに活動を展開している。2024年9月には東名阪を回るツアーを開催予定。
OMK(Soi48,MMM,YOUNG-G)
stillichimiyaのYOUNG-G、MMM、DJユニットSoi48を中心とした、アジアの地下ヒップホップ・シーンからクラブ、ローカルなディスコまで潜入調査し、インターネットの世界ではわからない現地体験をグルーヴに落とし込むDJコレクティブ。タイのJUU4E、GJをはじめアジア各国にクルーが存在。タイのSAIYOR、ベトナムのVANA HOUSEを代表としたアジア産ベースミュージック=ADM、最先端ヒップホップ、レゲエからレコードに刻み込まれた歌謡曲、民謡までジャンル、フォーマットを問わずプレイするのがモットー。そのスタイルにアジア各国のクリエイター間で賛同者が続出し、2023年にラオスでOMK企画のイベントが開催された。発刊物にタイのヒップホップ・メディアrap is nowに取り上げられ賛否両論となったOMK#001(通称OMK新聞)がある。
HOME
2020年結成。sei.(Vo)、o-png(PC)、shun(Gt) からなる、沖縄を拠点とする3人組。現行のインディー・ロックやヒップホップとも共振しつつも、普遍的なポップスを志向する。アジアをメインフィールドとしながら、その眼差しは世界へと向いている。
lit.link|
lit.link/homeline
YouTube|
https://www.youtube.com/@homevideo_band
Instagram|
https://www.instagram.com/home_band_/
@home_band
ruangrupa
ruangrupa(ルアンルパ)は2000年、インドネシアのジャカルタを拠点とするアーティスト集団によって設立されたアーティストイニシアティブおよびアートスペース。展覧会、フェスティバル、アートラボ、ワークショップ、研究、書籍、雑誌、オンラインジャーナルの出版などその活動は多岐にわたり、2022年開催のドクメンタ15では芸術監督に任命されている。ruangrupaは発展を遂げ、2つのアーティスト集団であるSerrum(セルム)、そしてGrafis Huru Hara(グラフィスフルハラ)と共同で設立した複合体Gudskul(グッスクル)が現在の発信の場となっている。
「DEFOAMAT」開催概要
日時|2024年10月19日(土)、20日(日)OPEN 14:00、START 15:00
会場|以下4会場にて開催。タイムスケジュール等、詳細は決定次第公式サイト等で告知します。
代官山T-SITE:東京都渋谷区猿楽町16-15
https://store.tsite.jp/daikanyama/
フォレストゲート代官山:東京都渋谷区代官山町20
https://forestgate-daikanyama.jp/
代官山UNIT:東京都渋谷区恵比寿西1-34-17 ZaHOUSE
晴れたら空に豆まいて:東京都渋谷区代官山町20-20,B2
http://haremame.com/
チケット販売|先行発売 2024年8月1日(木)~8月12日(月) ¥6,500(枚数限定)、一般発売 2024年8月20日(火)¥7,500
出演|LEENALCHI、YONLAPA、Soft Pine、寺尾紗穂、滞空時間 TAIKUH JIKANG、さらさ、OMK(Soi48,MMM,YOUNG-G)、HOME and more…
主催・企画制作・運営|DEFOAMAT実行委員会
制作協力|microAction LLC.
お問い合わせ|DEFOAMAT実行委員会 info@defoamat.com
イープラス|
https://eplus.jp/defoamat/
公式サイト|
https://www.defoamat.com
公式Instagram|
https://www.instagram.com/defoamat/
CCCアートラボ
CCCアートラボは、企画会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社の中で「アートがある生活」の提案をする企画集団です。わたしたちは「アートがある生活」の提案を通じて、アートを身近にし、誰かの人生をより幸せにすること、より良い社会をつくることに貢献したいと考えています。これまで行ってきた、店舗企画やアートメディア、商品開発やイベントプロデュースなど、長年の実業経験を通して培った知見をもとに、わたしたちだからできるアプローチで企画提案をします。
https://www.ccc-artlab.jp/