兵庫県加古川市(市長:岡田康裕)は、「加古川市情報通信技術等を活用した技術実証支援事業補助金」の提案募集を4月26日(金)~5月17日(金)の期間で実施していました。
本市をフィールドとしてデジタル技術等を活用した技術実証(PoC[Proof of Concept:概念実証]やエリアや対象者等を限定した実証を想定)を全国から公募し、この度、スマートシティを推進する技術実証1社を採択しました。技術実証の支援として、経費の一部補助や実証フィールドの提供等を行います。
本件は、デジタル技術等を活用した技術実証を支援することで、市民中心の課題解決型スマートシティの実現を推進し、さらなる市民サービスの向上を目的としています。
【採択事業者】
■ xID株式会社(東京都千代田区)
プッシュ型行政 × ペーパーレスプロジェクト
交付決定額:845千円
■取り組むテーマ
ペーパーレス化による業務効率化と住民サービスの向上
■技術実証の概要
いつでもどこでもできるストレスフリーな行政手続の実現を目指し、自宅等での手続きを希望する人の行政手続きについて、
オンラインを含めた住民と行政との接点(フロントヤード)の強化やデジタル郵便サービスを活用して従来の紙での通知をデジタル化することによる効率化を実証します。
実証の成果として、「住民サービスの質の向上」と「行政事務の効率化・簡素化」の実現を目指します。
加古川市HP:
https://www.city.kakogawa.lg.jp/soshikikarasagasu/kikakubu/jouhouseisakuka/ict_1/39238.html
《加古川市スマートシティ構想とは?》
加古川市では、デジタル技術の活用により、市民生活の質を高め、市民満足度や幸福感の向上を図り、
「誰もが豊かさを享受でき、幸せを実感できるまち加古川」を実現するため、令和3年3月に「加古川市スマートシティ構想」を策定し、
令和6年3月に一部改定しました。市のさまざまな課題について、市民と解決する「市民中心の課題解決型スマートシティ」を目指しています。
https://www.city.kakogawa.lg.jp/soshikikarasagasu/kikakubu/jouhouseisakuka/smartcity/29446.htm