株式会社リライフテクノロジー(本社所在地:東京都千代田区、代表者:小林 弘典)は、既婚者を対象に「夫婦問題に関するカウンセリングへの障壁」に関する調査を実施しました。
カウンセリング文化が根付いている欧米では夫婦問題についてもカウンセリングを受けることが一般的だといいますが、日本では夫婦問題を他人に相談することに抵抗がある方が少なくありません。
しかし、人に悩みを相談することで新たな解決策が見つかることもあります。それでは、なぜ日本では夫婦問題についての相談が難しいと感じられるのでしょうか。この答えを探るために、離婚の課題解決型マッチングメディア『リコ活』(
https://ricokatsu.com
)を運営する株式会社リライフテクノロジーは
「夫婦問題に関するカウンセリングへの障壁」
について調査しました。
調査は二段階に分けて実施し、第一段階では、全国の男女2000名を対象に、自己認識や生活満足度、夫婦問題に関する一般的な意識調査を行いました。第二段階では、その中で実際に夫婦問題に悩みを抱えている人々に焦点を当て、現在のご夫婦の状況や夫婦問題の相談相手について調査しました。
<調査概要>
調査名:あなた自身に関するアンケート
【調査日】2024年7月18日
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】2000人
【調査対象】20~59歳の既婚の男女
【モニター提供元】Freeasy(アイブリッジ株式会社)
既婚者の約6割がパートナーに対してストレス・不安を感じている
はじめに、
現在の夫婦関係
について伺いました。
夫婦関係が「良好」であると回答したのは全体の60.6%に達しました。「どちらとも言えない」と答えた人は25.8%で、全体の1/4程度が夫婦関係に対して中立的または不確定な感情を持っていることが伺えます。
一方で、「問題がある」と答えた人は7.75%、「悪い」と答えた人は5.85%でした。少数派ではありますが、夫婦関係に何らかの問題を抱えている人が一定数存在することを示しています。
続いて、
パートナーに対するストレス・不安の程度
を尋ねました。
調査によると、パートナーに対してストレスや不安を「全く感じない」と答えた人は11.3%、「ほとんど感じない」と答えた人は31%であり、これを合わせると約42.3%の人がパートナーに対するストレスや不安がほとんどないか、全くなく、比較的安定した夫婦関係を築いていることを示唆しています。
一方で、「時々感じる」と答えた人は38.05%で、最も多い回答数となりました。「かなり感じる」と答えた人は10.9%、「非常に強く感じる」と答えた人は8.75%。これらを合わせると、頻度の開きはあるものの57.7%の人がパートナーに対してストレスや不安を感じていることになります。
続いて、
過去に夫婦関係に関するカウンセリングを受けたこと
があるか、という質問をしました。
夫婦問題に関するカウンセリングを受けた経験があると答えた人はわずか5.15%にとどまり、残りの94.85%はカウンセリングを受けたことがないと答えています。
夫婦問題に対するカウンセリングの利用が非常に少ないことが明らかになりましたが、心の健康に関してどのような価値観を持っているのでしょうか。
メンタルヘルスケア(心の健康に対する意識)に対する認識
についても尋ねました。結果は以下の通りです。
全体の約56%が「非常に重要」または「重要」と答えており、心の健康を重視する姿勢が広がっていることを示しています。一方で、「どちらとも言えない」と答えた人は33.8%に上り、「全く重要でない」または「あまり重要でない」と答えた人も合わせて10.25%いました。
メンタルヘルスケアに対する意識は高まっているものの、全ての人々がその重要性を十分に認識しているわけではなく、夫婦関係に何らかの問題を抱えていてもカウンセリングを受けるまでに至らないのかもしれません。
夫婦関係の悩みを相談できる相手は?
第二段階の調査では、第一段階の調査で
夫婦問題に悩みを抱え、カウンセリング経験のない方に焦点を当て、カウンセリングの障壁
について詳しく調査しました。
<調査概要>
調査名:カウンセラー相談における障壁についてのアンケート
【調査日】2024年7月19日
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】300人
【調査対象】20~59歳の既婚の男女、前回の調査で夫婦関係に問題があり、カウンセリングを受けたことのない方
【モニター提供元】Freeasy(アイブリッジ株式会社)
まず、
現在感じているストレス・不安の原因
を聞きました(複数回答可)。結果はご覧の通りです。
最も多かったのは「経済的な問題」32.67%。夫婦関係において経済的な安定は重要な要素であり、収入の不足や支出の増加、将来の経済的不安などがストレスとなっている方が多いようです。
調査結果は次いで「コミュニケーション不足」31%、「価値観や生活スタイルの違い」26.33%と続きました。日常生活における対話の欠如や意思疎通の問題が、夫婦間の誤解や衝突を引き起こしたり、結婚後における生活の変化や子育て、仕事のスタイルなど、様々な場面で意見の食い違いが生じたりすることでストレスとなっていることがわかります。
また、
夫婦問題の状況について自由に記述
していただいた結果を一部ご紹介します。
<夫婦問題があるが大きな問題ではない>
・夫のことはもう好きではないが別れたりするのは面倒なのでそのまま暮らしている(40代 女性)
・不倫されたが家族を続けると決めた(30代 女性)
・イヤなところはあるが、我慢できないほどではない(50代 女性)
・ほとんど同居人みたいな関係になっている(30代 男性)
<夫婦関係に大きな問題がある>
・お互いが自分の意見を曲げないため、ちょっとしたことで意見が食い違いってしまう(50代 男性)
・毎日の会話が本当にない(20代 女性)
・何に怒っているのかよくわからない(40代 男性)
<夫婦問題があり修復したい>
・相手の気持ちが離れすぎていて修復を図ろうにも苦労が多すぎて挫折しそうになっている(50代 男性)
・自分がしっかりすれば修復出来ると思う(30代 男性)
<離婚の危機がある、家族と離れたい>
・この相手と一緒に年を取ると考えると目の前が真っ暗になる。問題があっても解決しようとお互い話し合ったり歩み寄るなどは全てやってきたが関係は悪くなるばかりか、話し合うことで意見が対立しどんどん悪化している(50代 女性)
・自分のことを理解せず、自分を支配することに固執している人間とは一秒でも早く離縁したい。同じ墓に入ることを考えるのも嫌だ(50代 男性)
・相手の性格や欠点が年齢と共に強く浮き彫りになってきて対応に難航する時がある(50代 女性)
続いては、
夫婦関係の悩みについて身近に相談できる相手
はいるか尋ねました。
夫婦関係の悩みについて身近に相談できる相手が「いる」と回答したのは全体の18.67%です。反対に81.33%が夫婦関係の悩みを相談できる相手が「いない」と回答しています。この結果は、多くの人が孤立し、夫婦問題を自分たち(もしくは自分一人)だけで抱えていることを示しています。
また、
夫婦問題や関係修復を専門とした夫婦カウンセラー(離婚カウンセラー)の存在を知っているか
聞いたところ、以下の結果が得られました。
調査結果からわかるように、夫婦カウンセラーという専門職の存在を知っている人は全体の12.33%に過ぎず、夫婦カウンセリングに関する情報が十分に広まっていないために、夫婦関係の問題解決に役立つサービスを利用できていない可能性があります。
こうした状況の背景には、プライバシーを重んじて「家庭の問題は家庭内で解決するべき」という考え方が、カウンセリングの利用を躊躇させる要因となっているのかもしれません。
続いて、
夫婦問題に関するカウンセリングを受けることへの抵抗感
はあるか、という質問をしました。
調査結果から、「抵抗感がある」と「やや抵抗感がある」を合わせた75%がカウンセリングを受けることに対して何らかの抵抗感を持っていることがわかります。
安心・信頼できるリコ活の夫婦カウンセリング
リコ活には、夫婦間の問題や葛藤を解決するために専門的な支援を提供するプロフェッショナルである「夫婦カウンセラー」が在籍しています。安心して夫婦間の悩みをお話しいただくために、リコ活では以下の取り組みを行っています。
1.プライバシーの保護
カウンセリングに抵抗感を感じる理由の一つとして、問題を他人に話すことでプライバシーが侵害されるのではないかという懸念があるかもしれません。しかしリコ活に在籍の夫婦カウンセラーは徹底したプライバシー保護を実施しているため、安心してご相談いただけます。
2.安心・信頼できるカウンセリング
また、カウンセリングの効果や信頼性に対する疑念も、抵抗感の一因となっているかもしれません。リコ活のカウンセラーは豊富な経験と実績を持っているカウンセラーも多く、たくさんの夫婦問題を解決に導いてきました。
3.料金体系の明示
コスト面が気になる方も多いかもしれません。リコ活では各カウンセラーの詳細ページに相談料金と相談時間が明記されており、幅広いプランの中からメニューを選択することが可能です。
4.オンラインカウンセリングの実施
忙しい日常の中でもカウンセリングを受けやすいように、リコ活ではオンラインカウンセリングを行っています。ご自宅やレンタルスペースなどで安心してカウンセリングを受けることができ、居住地を問わずどのような場所からでもご相談いただけます。
夫婦問題や関係修復の相談ができるリコ活の夫婦カウンセリングでは、夫婦カウンセラーが以下のような悩みを多数解決しました。
リコ活は、在籍する夫婦カウンセラーと共に夫婦間の問題や葛藤を一緒に解決し、幸せな未来を築くためのサポートを提供いたします。どうぞお気軽にご相談ください。
お問い合わせ先
お問い合わせ:
https://ricokatsu.com/contact-us
【記事等でのご利用にあたって】
本プレスリリースの内容を引用される際は、以下のご対応をお願いいたします。
・引用元が「株式会社リライフテクノロジー」である旨の記載
・ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
会社概要
(1)名称:株式会社リライフテクノロジー
(2) 所在地:東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビルヂング6階
(3)代表者:代表取締役社長 小林弘典
(4)設立年月:2022年4月
(5)URL:
https://relife-technology.co.jp/