「サイバーインテリジェンス」を活用したセキュリティソリューションを提供する株式会社マキナレコード(本社:東京都港区、代表取締役:軍司祐介、以下マキナレコード)は、「サイバー脅威インテリジェンス」とセキュリティ戦略についての国際セキュリティカンファレンス「Cyber Intelligence Summit 2024」を2024年9月3日(火)、4日(水)に開催します。
また、昨年好評いただいた官公庁限定のセッションを「Cyber Intelligence Summit 2024 for LE」として2024年11月28日(木)に別途開催いたします。
サイバーインテリジェンスの導入を検討する企業をはじめ、金融・重要インフラ・政府・メーカー・IT企業などの産業で、CSIRT・SOC・リスク管理・セキュリティ担当に所属する方、セキュリティ戦略の意思決定に携わる方、またこれらのキーワードに関心が高い方などのご参加をお待ちしております。
開催要旨
Cyber Resolution:進化する脅威への挑戦
サイバー脅威の複雑さと巧妙さが日々進化する中で、組織はこれに対抗し、迅速かつ効果的に対策を講じる必要があります。
2024年上半期も、既にサイバー攻撃による被害が多発しています。記憶に新しい大手出版社へのランサムウェア攻撃をはじめ、公共交通機関や、地方病院・医療センターへのサイバー攻撃など、インフラを脅かしかねない重大な事例も後を経ちません。
また、過去数年で目覚ましい進化を続ける生成AIを活用したマルウェアの制作を試みる事例が発生するなど、その脅威は刻一刻と変化しています。
本イベントは、セキュリティ戦略の意思決定者から、現場で対策に当たる実務者、および政府機関の担当者を対象に、進化する脅威への対策としての「サイバーインテリジェンス」の活用について、最新の動向・技術・革新的な対策について様々な議論を展開します。
サイバーインテリジェンスとは
サイバーインテリジェンスとは、インターネット上から多くの情報を収集・分析することで情報の価値を最大化し、事業戦略やセキュリティ対策の意思決定の支援をすることをいいます。
海外ではすでに多くの企業にこの考え方が取り入れられ、先んじてセキュリティ対策を取ることができるようになったり、無尽蔵に膨らむセキュリティ予算を最適化することができるようになるなど、非常に高い効果を上げています。国内でも金融機関や日本を代表する製造企業などが、このサイバーインテリジェンスを業務で導入し始めており、新しいセキュリティ対策として注目されています。
開催概要
名 称:Cyber Intelligence Summit 2024
日 時:2024年9月3日(火)、9月4日(水)10:00 受付開始、10:30 講演開始
形 式:ハイブリッド開催(会場:日比谷国際ビルコンファレンススクエア)
主 催:株式会社マキナレコード
料 金:無料
翻 訳:英日同時通訳付き
登 録:特設サイトより事前登録
https://cyber-intelligence-summit.jp/y2024/
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名 称:Cyber Intelligence Summit 2024 for LE
日 時:2024年11月28日(木) 午前開始(詳細後日発表)
形 式:オフライン開催(会場:日比谷国際ビルカンファレンススクエア)
主 催:株式会社マキナレコード
対象:法執行機関等の官公庁様限定
料 金:無料
翻 訳:英日同時通訳付き
登 録:特設サイトより事前登録(後日公開)
SNS:
https://www.facebook.com/machinarecord/
講演者 一部紹介
【Day1:STRATEGIC INTELLIGENCE】
寺井 理 氏
みずほフィナンシャルグループグループ執行役員 情報セキュリティ担当(グループCISO)
みずほ銀行/みずほ信託銀行/みずほ証券/みずほリサーチ&テクノロジーズ常務執行役員 情報セキュリティ担当(CISO)
新卒で銀行のシステム子会社に入社。国内外拠点サポートのため、ポケベルで呼び出される日々。
銀行のロンドン支店でみずほ統合プロジェクトに参画。現地行員は「MIZUHO」の「ZU」の発音に苦労。
統合プロジェクトに疲れ、野村総合研究所へ転職。傭兵部隊と呼ばれる部署でデータセンター移転からデリバティブシステムの導入まで幅広く経験。その後、縁あってみずほ証券に転職。IT基盤の部長をつとめつつ、みずほグループのパブリッククラウド導入・活用を推進。
フィナンシャルグループのサイバーセキュリティ統括部署の部長を経て2022年4月よりグループ共同CISO、2024年4月より現職。
松本 隆 氏
株式会社ディー・エヌ・エーシステム本部 セキュリティ部
サイバーアナリスト
セキュリティベンダーのフォレンジックエバンジェリスト、大手SIerセキュリティサービスエバンジェリストを経て、2018年より株式会社ディー・エヌ・エーでグループのサイバーアナリストとしてインシデントレスポンス、リスク対応、及びOSINTチームの育成に従事。また、副業として某官庁でサイバーアナリスト(非常勤)、併任で政策オープンラボ(インテリジェンス)のアドバイザーとして活動している。サイバー犯罪、とりわけダークウェブと暗号資産を取り巻くビジネスに造詣が深い。特定非営利活動法人デジタル・フォレンジック研究会理事。
piyokango 氏
インシデントや脆弱性をはじめとしたさまざまなセキュリティ事象のファクトをひたすらに追い求めるセキュリティインコ。Twitterやブログ「piyolog」の他、講演、執筆を通じたセキュリティ情報の発信を10年以上続ける。ポッドキャスト「セキュリティのアレ」といった音声発信のコンテンツにも注目し、多くの人にリーチすべく活動の幅を広げることにも注力中。
吉田 勇輝 氏
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
株式会社三井住友銀行
システムセキュリティ統括部/部長代理
新卒からシステム開発や運用業務に携わっており、2016年から三井住友フィナンシャルグループ・三井住友銀行のシステムセキュリティ統括部に所属。インシデント対応・脆弱性管理等の業務を経て、2019年にサイバー脅威インテリジェンス分析チームを立ち上げ。日々の分析・対策提言等の業務に加え、金融ISAC等の外部団体でも活動。
中野 学 氏
パナソニックホールディングス株式会社
技術部門 テクノロジー本部 製品セキュリティセンター
製品セキュリティ グローバル戦略部 部長
2016年まで(独)情報処理推進機構において家電や自動車、医療機器等の組込みデバイスを中心としたセキュリティ調査・普及啓発活動に従事。2016年にパナソニックに転職。担当は国内外の製品セキュリティ強化に向けた課題解決、方針策定等。攻撃情報をメーカ自らが収集し、外部情報と組み合わせながら活用していく道を模索中。Panasonic-PSIRTリーダー。
【Day2 TACTICAL & OPERATIONAL INTELLIGENCE】
武笠 雄介 氏
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
サイバーセキュリティ統括部 上席部長代理
通信キャリア系にてサイバーセキュリティ業務に従事した後、2020年に三井住友フィナンシャルグループへ入社。サイバー脅威インテリジェンス分析チームのリーダーとして脅威情報のリサーチや外部講演等で幅広く活動
阿部 巧 氏
株式会社三井住友フィナンシャルグループ
サイバーセキュリティ統括部 部長代理
2015年に大手SIerに入社し、脆弱性診断やSOCアナリストを担当。2019年から通信キャリアでSOC / CSIRT業務に従事し、2020年から2022年まで内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)にて政策調査員を兼務。2023年から三井住友フィナンシャルグループに入社し、サイバー脅威インテリジェンス分析チームでインテリジェンスリサーチ業務や外部講演活動を担当。
中村 武憲 氏
三井不動産株式会社
DX本部DX一部 サイバーセキュリティチーム
エンジニアリングリーダー
官公庁にてサイバーセキュリティ関連施策のプロジェクトマネジメントに従事した後、2023年より現職。主にグループ内へのセキュリティソリューションの導入・展開、クラウドセキュリティ、脅威インテリジェンスの活用に従事。CISA、CISM、PMP。
弓削 大輝 氏
NTTコミュニケーションズ株式会社
情報セキュリティ部(NTT-Com-SIRT)
セキュリティオペレーション部門
2021年NTTコミュニケーションズへ入社。2022年より現職。大学時代は国際政治学(安全保障)を専攻。入社後にセキュリティに関連する技術を習得し、現在はOSINT業務やインシデント対応演習の企画・運営に従事。
最近は非IT・非セキュリティ領域からセキュリティ分野にアサインされた人材のキャリア構築やメンタルケアに関心。
【株式会社マキナレコードについて】
サイバー犯罪は非常に多様化しており、犯罪者たちはその形態を単独犯から組織的なものへと移行してきています。犯罪者間での情報交換は、司法機関がその対応策を施行する以上のスピードで行われており、今後はプロアクティブなセキュリティ対策が必須になります。
株式会社マキナレコードでは、日本の市場にあわせたサイバーインテリジェンスを提供し、クライアントにおける既存のセキュリティ体制を強化し、インターネットのみならず、社会全体をより安全なものにしていくことを目指しています。
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社マキナレコード セミナー運営事務局 担当:齋藤
E-mail: seminar[a]
machinarecord.com
※ [a]を@に変えてお問い合わせください