東京都では、夜間の観光振興の活性化に向けて、東京の夜を彩る新たな観光資源を作るため、代表的なランドマークである都庁第一本庁舎をキャンバスに光と音で多彩なアートを表現するプロジェクションマッピングを通年で上映しています
この度、7月26日(金)よりYOASOBIの楽曲「舞台に立って」を使用した作品に加え、国際大会で高い評価を受けたトップクリエイターによる4作品の上映を開始しました。
新プログラム上映後初の週末には、国内外から多くの方々が観覧に訪れました。
「舞台に立って」では、アスリートの葛藤や胸の高まりを表現し、一歩踏み出す勇気を与えてくれるような世界観を披露。「大好きなYOASOBIのプロジェクションマッピングが見れて嬉しい」「リピートして他のコンテンツも見たい」など歓喜の声があがりました。
1 開始日:7月26日(金)「舞台に立って」、「Golden Fortune」、
「POETIC STRUCTURES」
7月27日(土)「FUSE」
2 上映時間:各作品の詳細なスケジュールは特設サイトをご覧下さい。
https://tokyoprojectionmappingproject.jp
【YOASOBI「舞台に立って」】
■作品概要
アスリートの方々が向き合う葛藤や胸の高まりなどをイメージしながら書き下ろされ、勇気を持って一歩踏み出さなければいけない局面で背中を押してくれるような楽曲とその世界観を表現するプロジェクションマッピングとのコラボレーションをお楽しみください。
■アーティストプロフィール
“小説を音楽にするユニット”YOASOBI。2019年11月に公開したデビュー曲「夜に駆ける」は、国内の各種配信チャートでも1位を席巻。2024年10月に結成5周年を迎え、J-POPを代表し世界に打って出ていくアーティストとして、国内外のあらゆる場面で際立った活躍を見せています。
■制作クリエイター
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KuMa!(日本)
■上映時間
平日:19時30分/20時/20時30分/21時/21時30分
土日・祝日:19時30分/20時30分/21時30分
【「Golden Fortune」】
■作品概要
未来へ向けた旅を通じて幸運を掴み取ることを様々な生き物が障害を乗り越え、更なる高みへと飛翔していく様子を表現した作品です。
広がりのある表現と、生命力あふれる力強いアートタッチで彩られた映像となっています。
■制作クリエイター
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THE FOX, THE FOLKS(インドネシア)
■上映時間
平日:19時30分/20時/20時30分/21時/21時30分
【「POETIC STRUCTURES」】
■作品概要
伝統と現代、革新と創造が融合する大都市東京を鮮やかな色彩で万華鏡のごとく表現した作品です。
夜の街のネオンサインや公園の緑などの東京が内包する多彩さを描きつつ、カラフルな配色を散りばめることで、ダイナミズムのある映像となっています。
■制作クリエイター
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EPER DIGITAL(ハンガリー)
■上映時間
平日:19時30分/20時/20時30分/21時/21時30分
【「FUSE」】
■作品概要
日本とフランスの象徴的な建物などが何千もの繊細なパーティクルで描かれ、これらが次々に融合する演出により両国の友好を表現するフランス出身クリエイターの作品です。
都庁舎と五重塔、ノートルダム大聖堂の3つの建築物が融合する幻想的で迫力ある映像は必見です。
■制作クリエイター
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Yann Nguema(フランス)
■上映時間
土日・祝日:19時30分/21時30分
【都庁舎プロジェクションマッピング「TOKYO Night & Light」の概要】
■開 催 日 :荒天時等を除き、毎日上映
■投 影 面 :東京都庁第一本庁舎 東側壁面
■観覧場所:都民広場(東京都新宿区西新宿2丁目8-1)
■上映時間:19時30分/20時/20時30分/21時/21時30分
■主 催:東京都、東京プロジェクションマッピング実行委員会
■そ の 他:
・本事業では環境に配慮した取組を進めています。(グリーン電力の使用)
・本取組は「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示(常設)」として
ギネス世界記録™に認定されています。
【夜間の観光振興の活性化に向けて】
2023年版「世界の都市総合力ランキング(森記念財団都市戦略研究所)」によると、東京は、ロンドン、ニューヨークに次いで総合第3位に位置するものの、「ナイトライフ充実度」では30位に位置しており、夜間観光の振興の活性化が重要です。こうした中、東京、ひいては日本の夜間の新たな観光資源として注目されているのが、高い芸術性や世界をリードする技術によって生み出される「プロジェク
ションマッピング」です。
都庁舎におけるプロジェクションマッピング「TOKYO Night & Light」では、プロジェクションマッピングの国際大会で高い評価を受けた国内外のクリエイターらが制作した映像を、40台の機器により精密かつ世界トップレベルの輝度で映し出します。その投影面積は13,904.956㎡で、「最大の建築物へのプロジェクションマッピングの展示(常設)」としてギネス世界記録™に認定されています。
本取組は、令和6年(2024年)2月25日から開始し、これまでの間、海外からの方を含め、約28万人の方々にお楽しみいただいています(令和6年6月現在)。
本件は、「『未来の東京』戦略」を推進する事業です。
戦略15 文化・エンターテインメント都市戦略「魅力ある観光コンテンツ創出プロジェクト」