日本全国の生産者と取引をし、自社工場で加工品を製造・販売までをワンストップで行う株式会社日本果汁(代表取締役:河野聡、本社:京都府京都市下京区、以下日本果汁)は、2024年7月20日(土)より、東京・小笠原村で収穫された柑橘の果皮をチップスへ加工し、売り上げの一部が観光等の財源になる社会貢献スナック菓子「さくピー 小笠原島レモン うま塩味」(小売価格税込360円、製造販売元:日本果汁)の販売を開始しました。
第一弾として小笠原島レモンを採用し、同日より東京愛らんど、小笠原島内直売所、おがさわら丸船内、日本果汁ECサイトにて先行販売を開始。
販売から1週間で自社他製品の初動比で約2倍の販売数を達成したことも併せてご報告します。
「さくピー」日本果汁ECサイトはこちら:
https://japanjuice.base.shop/items/88710183
「さくピー」Amazon販売サイトはこちら:
「さくピー 小笠原島レモン うま塩味」が誕生した背景
日本果汁は、これまでに宝酒造(京都府)の要望を受けて、小笠原村で収穫された柑橘の搾汁を担当しております。小笠原島レモンの搾汁後に出る果皮の量は、果汁約100キログラムに対して果皮約130キログラム、1日で最大2,500キログラムの果皮が出ます。
「この果皮を利活用して農家へ収益還元できないか」と考えていた日本果汁は3年前から研究と実験を重ねて、このたび小笠原村や宝酒造の協力を経て、小笠原島レモンの果皮をチップスにしたオリジナル商品「さくピー」が完成しました。
「さくピー 小笠原島レモン うま塩味」のこだわり
こだわり その1
真空フライ製法により低温でじっくりと揚げることで、レモンの美味しさをそのまま閉じ込めることに成功。小笠原島レモン独特のスパイシーな風味と旨味がある塩が絶妙にマッチしたこだわりのチップスです。
こだわり その2
一袋にレモン約1個分の皮を使用しています。レモンの皮には食物繊維が多く含まれているため、ヘルシーで罪悪感のない健康志向なスナックです。
こだわり その3
本来捨てられる“皮”を使い果実を余すことなく活用。自然や環境にも優しい商品です。売上の一部を小笠原諸島の自然保護(観光資源など)と農業振興に使用する社会貢献型のスナックです。
「さくピー 小笠原島レモン うま塩味」商品情報
商品名:さくピー 小笠原島レモン うま塩味
価格:360円(税込)
内容量:12g
発売日:2024年7月20日(土)
賞味期限:12ヶ月
販売先:東京愛らんど、小笠原島内直売所、おがさわら丸船内、日本果汁ECサイトにて先行販売。順次、都内スーパーや都内コンビニエンスストア、特産品売り場で展開予定
東京愛らんど:
https://www.tokyoislands-net.jp/shop/store/
おがさわら丸船内:
https://www.ogasawarakaiun.co.jp/ship/
日本果汁ECサイト:
https://japanjuice.base.shop/items/88710183
7月20日より販売を開始した「さくピー 小笠原島レモン うま塩味」は、2025年6月までの約1年間で3万袋の販売を計画しております。
2024年10月より収穫応援を開始
日本果汁は、小笠原島レモンの収穫時期にあたる2024年10月より、東京都島しょ振興公社が実施する定住促進を目的とした農業就業体験者と共に収穫する島レモンを加工、製品化を行い2025年1月にさくピーとして販売する取り組みも開始します。
その農業就業体験の募集が8月2日より開始されました。小笠原島レモンの収穫も対象となりますので、「さくピー」の生産に関わりたい方は以下を通じてご応募ください。
小笠原(母島)農業就業体験の開催のご案内
https://www.tokyoislands-net.jp/news/17837/
日本果汁は、同月より収穫応援から製品化までの情報を発信する専用ページ、SNSを用意して、小笠原島レモンの魅力、小笠原村の魅力を伝えていくPR活動も継続して進めていくことで、柑橘農業の楽しさ、収穫応援をサポートしたいファンの醸成に努めていく考えです。
今後の活動、詳細につきましては、順次プレスリリースにて発表いたします。
日本果汁代表・河野聡のコメント
「世界的果汁不足から国産果汁が注目されています。国内の農家の大半は家族経営、中小農家です。小笠原村の柑橘農家も例外ではありません。中小農家は農作物を作りたくても作れない問題があり、その一つが労働者不足です。労働者不足を補う手段として、「さくピー」を通じ、収穫応援をしたい農業に関心のある人が小笠原村に集まり収穫、京都の工場で生産、製品化。利益の一部を小笠原村の農業振興や観光財源にする一連の流れを作り、社会に貢献したいと考えています」
株式会社日本果汁について
日本果汁は2016年、木津川市に現在の工場(1,500坪)を設立し、それまでのBtoB主体の商品販売からBtoC主体に事業を拡大、多様な設備により様々な果実加工を少量から大ロット生産までフレキシブルに対応し、多彩な商品づくりと安定した価格で商品販売を実施しております。
「仕入れから製品化までワンストップでできるのが私たちの強み」(代表・河野聡)である工場には、全国各地から様々な果実が集まり、加工内容ごとにライン分けされます。「1日1日作る物が違う」のが特徴で、臨機応変に対応できる点がメーカーにも重宝されています。
日本果汁がこれまでに全国の果樹農家から仕入れた果実(レモン、ゆず、みかん、メロン、苺、ブドウ、パッションフルーツなど)は100種類以上にのぼります。多数の果実を常時取扱いできるのは、果実を丸ごとすべて活用し、無駄のないサステナブルな商品を開発しており、農家から果実を適正価格で継続購入する取り組みを行っているからです。
会社名:株式会社日本果汁
代表取締役:河野 聡
所在地:京都府京都市下京区弁財天町331
設立:2009年11月
事業内容:青果、果実加工品の製造販売、農産物加工品の製造販売、各加工食品の企画