日本パレットレンタル株式会社(代表取締役社長:二村篤志、本社:東京都千代田区、以下 JPR)は、YouTubeに「JPR・upr社長対談 XROPとパレット輸送で切り拓く 物流の2024年問題対策」の映像を公開しました。
現在、物流業界が直面する「物流の2024年問題」に対する解決策の1つとして「パレット」の利用が注目を集めています。
レンタルパレット事業を展開するJPRとユーピーアール株式会社(以下、upr)は、2024年5月、パレット輸送を効率よく推進するべく「X-Rental オープンプラットフォーム(以下、XROP)」の共同運用を開始しました。本対談では、この新たな取り組みの概要、効果や展望を両社の社長が自ら解説します。さらに、物流の2024年問題への対応状況、レンタルパレット業界のビジョンまで様々な切り口から意見を交わします。ぜひご覧ください。
▼「XROP(クロップ)」とは
レンタルパレットをはじめとした物流容器を多数の企業で循環利用するためには、ハードとしての物流容器だけでなく、IT・人的なサポート・ロジスティクス(輸送)の機能が必要です。こうした機能を個々の企業が構築することは容易ではなく、かつ複数の運用ルールや管理ツールが併存することは、物流現場の新たな負荷につながります。
JPR と upr はこれまで国内シェア上位のレンタルパレットサプライヤーとして、これらの機能をそれぞれ個別に顧客に提供してきましたが、今般「XROP」によって主要な機能を共通化しました。今後は他のレンタル事業者や自社で物流容器を所有・運用する企業などに「XROP」への加盟を募り、サービスの提供範囲を拡大する計画です。
「XROP」は、すでに JPR や upr のサービスを利用している企業が両社のパレットを扱う手間を軽減するだけでなく、これからパレットを活用しようとする企業の導入ハードルを下げ、産業界全体にパレットが活用しやすい環境を創出します。「XROP」により、物流現場の業務負荷の軽減、コスト低減を実現し「2024 年問題」の解決に貢献します。
参考:2024年5月7日付 プレスリリース「JPRとupr、レンタルパレットのサービス基盤『XROP』を本格稼働。2024年問題の緩和につながるパレット輸送の利用拡大へ」
https://www.jpr.co.jp/release/2024/release000862.html
参考:XROP(X-Rental オープンプラットフォーム)ホームページ