日本の可能性、見過ごしていませんか?技術大国ニッポンに眠る宝の山
テレビや新聞等で皆さんも一度は目にしたことがあるだろう「日本はダメな国論」。マスコミの報道ばかりに目を向けるとついついそんな気がしてしまいますが、果たして本当にそうでしょうか?
本書では、長年に亘り研究現場の第一線に身を置いてきた著者が、これまでに見聞きした知られざる日本の技術やアッと驚くようなアイデアの数々をご紹介します。
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タコの神経構造がブロックチェーン技術に活かせる?!
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宇宙船の壁面に使用する断熱材は、高野豆腐の製法にヒントを得ている?!
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時空を超えて、熱を持ち運びできる?!
皆さんも本書を読み終える頃には、日本の秘めたる技術力に魅了されること間違いなしです。
技術は一朝一夕ではつくられない。大事なのは長期的な視点で見守る姿勢
いくら宝の山とは言っても、やはり技術というものは完成したり商品化できるまでに時間がかかるものです。短期的な売上だけに着目してしまうと、社会に役立つような新しい技術はなかなか育ちません。
今後、日本に眠る数多の「技術の種」を育てて日本経済を活性化させるには、長期的な視点で企業の成長を見守る文化を醸成させることが重要です。そうして今はまだ眠っている技術がどんどん花開いていったら、日本のものづくり、いやものづくりに留まらぬ日本の未来はきっとバラ色です!
書誌情報
[書名] これから伸びる日本企業 日本のものづくりはバラ色だ
[著者] 黒島光昭
[発売日] 2024年8月7日(水)
[定価] 1,650円(本体1,500円+税)
[判型/仕様] 四六判・192ページ
[発売] 株式会社幻冬舎
https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344043015/
著者プロフィール:黒島光昭(くろしま・みつあき)
さわかみ投信株式会社 取締役最高投資責任者(CIO)兼 運用調査部長。1994年、皇太子奨学金奨学生としてハワイ大学バイオシステムエンジニアリング科修士課程修了。帰国後、筑波大学農学研究科博士課程を修了。水処理エンジニアなどを経て、2008年よりさわかみ投信へ勤務、2011年には代表取締役社長に就任(~2012年)。2013年にはベンチャー事業などにも携わり、2015年より国立研究開発法人産業技術総合研究所にて上席イノベーションコーディネータとして勤務。2022年6月さわかみ投信へ復帰。リサイクルや長期投資を始め、社会における循環の大切さを表す「ぐるーっと回しておかげさん」が人生のモットー。