概要
板橋区は、令和6年8月6日(火)~12日(月)の間、区立中央図書館1階ホールにおいて、デフリンピック関連展示を開催しています。
本展示会は、2024年4月1日に、デフサッカー選手である仲井 健人(なかい・けんと)選手に板橋区スポーツ大使を委嘱したことを契機とし、2025年11月に東京で開催されるデフリンピックに関する展示やイベントを区立中央図書館で開催することで、「デフリンピックの周知」と「関連図書の展示を通じた読書の推進」をはかることを目的としています。
仲井 健人選手は、2023年9月にマレーシア・クアラルンプールで開催された、世界ろう者サッカー世界選手権大会(ワールドカップ)において「日本史上初の銀メダル」を獲得しました。
これらの輝かしい功績を受けて、2023年12月5日には「板橋区民文化優秀賞」を受賞しており、数々の世界選手権大会において、ディフェンダーとして活躍をしている注目の選手です。
展示会では、仲井 健人選手に関する紹介パネルや実際に使用しているユニフォーム・スパイクの実物展示や試合映像放映のほか、音のないスポーツを多くの方に知っていただけるようにデフサッカーに関するパネルや動画等の展示、2025年11月に日本で初めて開催される東京2025デフリンピックに関する情報の展示を実施しています。
デフサッカーとは、聴覚に障がいのある選手で行うサッカーです。deaf(デフ)とは英語で「きこえない・きこえにくい」を意味し、デフサッカーは【音のないサッカー】という愛称で知られています。
基本的に一般のサッカーと同じルールですが、選手はアイコンタクトや手振りを駆使してコミュニケーションをとり、試合を進めます。