★CFRPの用途別動向、またLCAの観点から見たCFRPのビジネス戦略としての再構築の取り組みについてを解説!
【セミナーで得られる知識】
CFRPを取り巻く環境とその変化
CFRPの市場および業界の動向
CFRPの技術開発動向
【セミナー対象者】
材料開発やCFRPを用いた製品設計に携わる方
市場開発に携わる方
〈セミナー趣旨〉
CFRPは風力発電、航空宇宙、圧力容器、自動車分野を中心に市場拡大が進んできた。いずれの分野においてもカーボンニュートラルに向けた世界的な動きの中でサステナビリティへの対応が求められており、CFRPの貢献が期待されていると言える。
CFRPはその軽量高強度の特性を活かし、航空機、自動車等の輸送用機器の燃費向上に寄与している。また、要求が高まっている温室効果ガス排出量の削減についても軽量化を通した役割が期待されている。
カーボンニュートラル実現への柱でもある再生可能エネルギー・水素エネルギーの活用においても、CFRPは風力発電機の大型化、燃料電池車に搭載される水素容器への適用を通して、貢献している。
一方、CFRPによるサステナビリティへの対応においては、CFRPの製造から使用に伴う温室効果ガス排出量の削減についてライフサイクル全体を通した評価が求められるようになってきている。現状、CFRPはその使用によりCO削減効果が期待できる反面、製造時のCO2排出量が他材料に比べて多く、カーボンニュートラルの面では課題も残されている。また使用後のCFRPはこれまで埋立て処分がなされてきたが、CO2排出量削減および資源循環の観点からも、リサイクルが更なる市場拡大の課題となっている。
本セミナーでは、ビジネス展開の鍵ともなっているサステナビリティへの貢献に注目しつつ、LCA(ライフサイクルアセスメント)から見たCFRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築の取り組みについて紹介したい。
1)セミナーテーマ及び開催日時
テーマ:LCA(ライフサイクルアセスメント)から見たCFRPの用途別動向とビジネス戦略の再構築
開催日時:2024年9月3日(火)13:30~16:30
参 加 費:44,000円(税込) ※ 資料付
* メルマガ登録者は 39,600円(税込)
* アカデミック価格は 26,400円(税込)
講 師:平野 康雄 氏 神戸技術オフィス 代表 Ph.D.(工学博士)
※本セミナーは、当日ビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。推奨環境は当該ツールをご参照ください。後日、視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
★受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
【★見逃し配信付き】
・ 当該ウェビナーにお申込みいただいた場合には、サービスとしてZOOMを使用した「見逃し配信」を合わせて提供いたします。
・ 見逃し配信では、ウェビナーの録画動画を一定期間視聴可能です。
・ ウェビナーを復習したい方、当日の受講が難しい方、期間内であれば動画を何度も視聴可能です。
2)申し込み方法
シーエムシー・リサーチの当該セミナーサイト
からお申し込みください。
折り返し、 視聴用のURLを別途メールにてご連絡いたします。
詳細はURLをご覧ください。
3)セミナープログラムの紹介
1. CFRPを取り巻く環境
1.1. カーボンニュートラルへの動き
1.2. CFRP 需要分野における環境対応
2. CFRPサプライチェーンの動向
2.1. 素材メーカー(炭素繊維)
2.2. 素材メーカー(プラスチック)
2.3. 中間材料メーカー
2.4. 成形・加工メーカー
3. CFRP主要需要分野の動向
3.1. 風力発電
3.2. 航空宇宙
3.3. 圧力容器
3.4. 自動車
4. リサイクル
4.1. リサイクルのニーズ
4.2. サプライチェーンの取り組み状況
4.3. 技術開発動向
4.4. 市場動向
5. CFRPのライフサイクルアセスメント
5.1. CFRPの製造に関わるCO2排出量
5.2. サプライチェーンCO2排出量から見たCFRP
5.3. LCAからみたCFRPのリサイクル
6. カーボンニュートラルへの動きとCFRPの用途展開
7. まとめと今後の課題
4)講師紹介
【講師経歴】
1979年 大阪大学 理学部 高分子学科 卒業
1981年 大阪大学大学院 工学研究科 石油化学専攻 修士課程 修了
1988年 デラウェア大学大学院 工学研究科 機械工学専攻 博士課程 修了
1981年~1991年 宇部興産(株)にて機能性プラスチック・繊維強化プラスチックの開発に従事
1992年~2017年 (株)神戸製鋼所にて機能性プラスチック・繊維強化プラスチック・プラスチック関連機械・機能性鋼板の開発に従事
2017年~2021年 (株)アントレポにてプラスチック関連の技術支援に従事
2019年~現在 神戸技術オフィスにて化学・プラスチック関連の技術開発支援、技術・市場動向調査、技術教育に従事
☆詳細とお申し込みはこちらから↓
5)近日開催ウェビナー(オンライン配信セミナー)のご案内
○生成系AIを活用した実務における問題解決法
開催日時:2024年8月23日(金)10:30~16:30
〇マイクロ波加熱の基礎 ~ 電子レンジから高温加熱炉まで ~
開催日時:2024年8月23日(金)10:30~16:30
※見逃し配信付き
〇リチウムイオン電池の火災事例から学ぶ発火リスクと安全対策
開催日時:2024年8月27日(火)13:30~16:30
〇抗体医薬品の品質管理技術 入門
~ 凝集体分析・凝集体除去・凝集化抑制について詳しく解説 ~
開催日時:2024年8月27日(火)13:00~17:00
※見逃し配信付
〇「DX/GX時代を迎えてグローバル輸送機器市場のプロジェクト企画・設計・開発・
ものづくり革新」- 陸上/空域/海上・海中で運用される輸送機器のグローバル市場
への対応、“造らずに創る”-1 設計能力強化、2 材料開発・適用、3 Digital技術強化
及び 4 自動化推進に注力
開催日時:2024年8月28日(水)13:30~16:30
〇グリーン水素社会のため水電解の現状、動向及び展望
開催日時:2024年8月29日(木)13:30~16:30
〇高屈折率プラスチックレンズの開発:素材の分子設計から成形加工方法について
~ 基礎から応用まで
開催日時:2024年8月30日(金)13:30~16:30
※見逃し配信付
☆開催予定のウェビナー一覧はこちらから!↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
6)関連書籍のご案内
(1) サステナブルなプラスチックの技術と展望
■ 発 刊:2024年7月29日発行
■ 監修:室井 髙城
■ 定 価:本体価格 90,000円(税込 99,000円)
本体 + CD セット 110,000円(税込 121,000円)
■ 体 裁:A4判・並製・323頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-57-6
詳細、お申し込みはこちらから!↓
(2)GFRP&CFRPのリサイクル技術の動向・課題と回収材の用途開発
■ 発 行:2022年6月28日
■ 著 者:柴田 勝司
■ 定 価:冊子版 70,000 円(税込 77,000 円)
セット(冊子 + CD) 90,000 円(税込 99,000 円)
★ メルマガ会員:定価の10%引き!
■ 体 裁:A4判・並製・211頁
■ 編集発行:(株)シーエムシー・リサーチ
ISBN 978-4-910581-23-1
↓詳細とご購入はこちらから
☆発行書籍の一覧はこちらから↓
https://cmcre.com/archives/category/cmc_all/
以上