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Day1|7月30日(火)“夢の再現”をテーマに球場の歴史を振り返り、往年の名場面を再現!
3日間に及んだ「KOSHIEN CLASSIC SERIES」の初日(7月30日)は、「夢の再現」をテーマに阪神甲子園球場の歴史を振り返り、往年の名場面の再現をコンセプトに記念イベントを開催しました。
TOPICS(1)阪神と巨人を代表するレジェンド打者による記念打席
「夢の再現」の象徴として、阪神タイガース・読売ジャイアンツの両チーム往年の4番打者が登場。阪神OBである「ミスタータイガース」掛布 雅之さん、巨人前監督の原 辰徳さんによる「レジェンド打者記念打席」を開催しました。
お二人共にユニフォームに身を包み、再び甲子園のバッターボックスに立ち、次世代を担う両チームの野球アカデミーに通う少年が投じるボールに対して現役時代を彷彿させるようなスイングを披露。
掛布さんは「久しぶりに左バッターボックスに立ち、現役時代を思い出すような緊張感がありました」とコメント。続いて、原さんは「甲子園は、プロ野球史上最も輝かしい舞台だと思います。今後もこの舞台を守っていかないといけませんね。甲子園球場は未来永劫続くと思います」と語られました。
TOPICS(2)甲子園のライブと言えば「TUBE」! 観客と一体になるパフォーマンスを披露!
5回裏終了後のスペシャルライブには、日本を代表するロックバンドである「TUBE」が登場。1991年から25年連続で「甲子園ライブ」を開催し続け、その開催数は歴代アーティストで最多。7月13日(土)に9年ぶり26回目となるライブを終えたばかりの彼らは、バックスクリーン下の特設ステージで、人気曲「シーズン・イン・ザ・サン」、「夏だね」、「あー夏休み」の3曲をメドレーで披露。「夏だね」では、この日のための特別な替え歌を披露。「アレ(優勝)だね」と歌唱した場面では、球場に詰めかけたタイガースファンが大いに盛り上がりました。
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Day2|7月31日(水) “夢は叶う”をテーマに次世代を担うこども達に夢を持つ大切さを伝え、応援!
2日目(7月31日)は、「夢は叶う」をテーマとし、これからの100年、次世代を担うこども達に夢を持つ大切さを伝え、応援するをコンセプトとして各種イベントを開催いたしました。
TOPICS(3)少年少女100球ファーストピッチ開催!
次世代を担うこども達の夢を応援するスペシャルコンテンツとして「少年少女100球ファーストピッチ」を開催。日本野球の聖地である阪神甲子園球場のグラウンドに、総勢100組200名のこども達が登場。 こども達の投球時には、阪神タイガースの村上 頌樹投手がゲストで登場し「プレーボール」をコール、一斉に投球が行われました。甲子園100周年という記念すべきタイミングで、多くのこども達がナイスピッチングを披露しました。
TOPICS(4)甲子園100周年記念事業アンバサダー「ベリーグッドマン」が夢追い人を全力で応援!
スペシャルライブには、阪神甲子園球場100周年記念事業のアンバサダー(アーティスト)である「ベリーグッドマン」が登場。2023年、「甲子園でのライブ」という夢を叶えた彼らが、今度はこども達をはじめ、夢を追いかける全ての人たちを後押しすべくパフォーマンスを披露。 ライブでは、阪神タイガースの中野拓夢選手の登場曲「ハイライト」に加え、阪神甲子園球場100周年記念事業応援ソング「CLASSIC」の2曲を披露。リーダーを務めるRoverさんは「昨年、甲子園で初めてのライブをさせて頂きましたが、また夢の舞台に帰って来られたことを嬉しく思います」とコメントされました。
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Day3|8月1日(木):阪神甲子園球場100周年記念式典 KOSHIEN CLASSIC ~ 1924.8.1 – 2024.8.1 ~“夢の協演”をテーマにご来場される皆様と祝祭感を分かち合う!
阪神甲子園球場の100周年当日(8月1日)は、「夢の協演」をテーマとし、 「47,000人の皆さまとの特別な瞬
間・祝祭感の共有」をコンセプトとして、「阪神甲子園球場100周年記念式典 KOSHIEN CLASSIC ~ 1924.8.1 – 2024.8.1 ~」を開催いたしました。本式典の総合演出は、世界的なデザイン&イベントプロデュースチームの山本寛斎事務所が担当。阪神甲子園球場全体を舞台に、これまでにない壮大なスケールの式典として大盛況のうちに閉幕しました。
TOPICS(5)日本を代表する俳優 渡辺 謙さんが式典のナビゲートを務め、声高らかに開会宣言!
記念式典をナビゲートするスペシャルプレゼンターとして、世界各国で活躍され日本を代表する俳優の一人であり、阪神タイガースの熱心なファンとしても知られる俳優の渡辺 謙さんが登場しました。
阪神甲子園球場の100年の軌跡をテーマとした映像が終了した後、渡辺さんは甲子園が日本野球の聖地と言われる所以を語られました。その後、「この世界に誇れる素晴らしい球場を、次の世紀に向けて皆様と一緒に守り、育て、楽しんで行きましょう。それでは、阪神甲子園球場 100周年記念式典、ここに開催します!」と声高らかに開会宣言を行なわれました。
TOPICS(6)スペシャルナビゲーター 渡辺 謙さんのコメント
記念式典のスペシャルナビゲーターを務められた渡辺 謙さんは「阪神、巨人のレジェンドやOBの皆さん、錚々たるゲストを前に式典をナビゲートさせて頂くことは恐れ多かったですが、甲子園には日々楽しい思いをさせてもらっているので、少しでも恩返しができればという気持ちで臨ませて頂きました」とコメント。 さらに「甲子園球場での野球観戦は別格だと思っています。一度、この聖地に足を運ぶと忘れられない思い出ができると思います。みんなで甲子園に来て、いつも満員となる球場にしていきましょう!」と甲子園のファンの皆様に向けてメッセージを述べられました。
TOPICS(7)世界で活躍するアーティストたちが記念式典を彩る!
渡辺 謙さんによる開会宣言の後には、世界で活躍する名だたるアーティスト達が登場し記念式典を盛り上げました。はじめに、能楽師 大倉流大鼓 重要無形文化財保持者(総合指定)の大倉 正之助さんが登場。阪神甲子園球場のこれまでの100年に感謝、そしてこの先の100年への祈りを表現した圧巻の大鼓演奏を繰り広げました。 続いて登場したのは、ギタリストのMIYAVIさんと太鼓演奏家・作曲家・演出家である山部 泰嗣さん。両名が楽曲「威風堂々」を奏でると、阪神甲子園球場の100歳のお祝いにかけつけた錚々たるスペシャルゲストの皆様が入場され、レッドカーペットを歩く姿が球場内のメインビジョンに映し出されました。
TOPICS(8)野球界に加え、阪神甲子園球場とゆかりのある各界の著名人が式典に登壇!
当日の式典には野球界より吉田 義男さん、堀内 恒夫さん、荒木 大輔さんに加え、シークレットゲストとして、ランディ・バースさん、上原 浩治さん、藤川 球児さんらが登場。加えて、阪神甲子園球場とゆかりのある各界の著名人として、世界的な指揮者の佐渡 裕さん、スポーツ記者の長島 三奈さん、フィギュアスケート選手であり甲子園での始球式経験のある坂本 花織さん、モデル・タレントとして活躍されるアンミカさん、そして、地元西宮市からは市長の石井 登志郎さんが登場しました。
TOPICS(9)甲子園の次なる100年を祈念!アーティストAIさんが圧巻のパフォーマンスを披露!
ゲストが全員登壇した後、自身の代表曲の一つである「アルデバラン」の演奏と共に、アーティストのAIさんが登場しパフォーマンスを披露。AIさんの歌唱に合わせ、総勢150名以上から成る「百年の森隊」が、阪神甲子園球場の100年の歴史を刻んだ巨大フラッグを広げ、球場全体を盛り上げました。
記念式典のエンディングは、観客と一体となり、「みんながみんな英雄」を歌いあげ、次の100年に向けた新時代の幕開けとなるシーンで締めくくられました。
式典に出席したAIさんは「神聖な場所に足を踏み入れていいのか。」と恐縮しつつも、「球場に入ることはやっぱり気持ちがいい。もうワクワクです。」と喜びを表しました。また100周年を迎える阪神甲子園球場について、「球場で野球ができるということは、本当に素晴らしい。 平和じゃないとできないことだと思うので、いつまでも平和が続きますように。」と平和への想いとともにエールを送っていただきました。
TOPICS(10)記念式典終了後は、阪神・巨人のレジェンドによる始球式が実現!
記念式典終了後、試合開始直前には阪神タイガース、読売ジャイアンツの両球団を代表して、吉田 義男さんと堀内 恒夫さんのお二人による豪華な始球式を執り行いました。
吉田さんは「投球がワンバウンドになってしまったのは残念ですが、甲子園の記念すべき日にピッチングすることができ非常に光栄です」とコメント。堀内さんは「甲子園は素晴らしい球場だなと改めて感じました。大勢の観客の皆様に囲まれて行う投球はやはり面白いですね」と振り返られました。伝統の一戦の歴史を見守ってきた阪神甲子園球場の記念すべき日に、両レジェンドから花を添えていただきました。
TOPICS(11) 5回終了時、試合中でも祝福アーティストAIさんによる「Happy Birthday to You」
この日行われた試合の5回裏終了時に、会場のライトが消灯し、アーティストのAIさんがバックスクリーンステージに再登場しました。登場後、自身の曲「Happy Birthday to You」を熱唱。AIさん自ら「Happy Birthday 甲子園」とサビ部分の歌詞をアレンジして、47,000人の観客とともに大合唱し、阪神甲子園球場100周年を祝福しました。