アイコム株式会社(本社:大阪市平野区、代表取締役社長:中岡洋詞)、以下アイコム)は、アイコムの関係会社である株式会社コムフォース(本社:東京都江東区、以下コムフォース)の株式の全てを取得し、子会社化いたしましたので、以下のとおりお知らせいたします。
1.株式取得の理由
アイコムは業務用途からアマチュア用途まで、幅広いジャンルの無線通信機器の製造販売を行っており、創業以来、一貫して Made in Japan のモノづくりにこだわり、ソフトウエア・ハードウエアを含めてほぼ全ての要素技術を自社で開発してまいりました。
一方のコムフォースは、アイコムの関係会社として、ODA 案件をはじめとする中・大規模の無線通信システム・ネットワークの構築および設置、またはその技術支援などをアイコムの無線通信機器製品を利用して国内外において展開しております。従って、無線通信機器のシステムインテグレータ(SIer)ノウハウにおいて、流用性の高い技術と経験とスキルを持ち合わせております。
アイコムは「中期経営計画 2026」において、無線通信機器単体の販売から無線通信システムとしての販売拡充を目指しています。コムフォースが保有する 20 年以上の無線通信システム構築や ODA 案件による豊富な経験を活用し、国内外の BCP(事業継続計画)ビジネスに向けた提案力を強化するため、コムフォースとの更なる関係強化を目的として株式取得(子会社化)を行いました。
また、アイコムは「中期経営計画 2026」に基づき、他社との協業及び企業買収を積極的に推進してまいりますが、今回の株式取得および子会社化はこの方針を具体化した案件の一つとなります。
2.子会社の概要
1.名称: 株式会社コムフォース
2.所在地: 東京都江東区木場2丁目17-16 ビサイド木場5F
3.代表者の役職・氏名: 代表取締役社長 野田憲一
4.事業内容: 無線通信システムの構築、設置、そのサポートなど
5.設立年月: 平成14年4月
6.資本金: 2,000 万円
アイコム株式会社について
アイコム株式会社(
https://www.icom.co.jp/)は、無線通信機器の総合メーカーです。1954
年の創業以来、陸上業務無線機器をはじめ海上無線、航空無線、ナビゲーション機器、受信機、IP ネットワーク、アマチュア無線にいたるまで信頼性の高い製品を世界中に提供しています。アイコムの製品は、官公庁、公益団体、流通、空港、船舶、警備業、小売業、軍、人道支援機関など様々な分野で使用されています。