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日本の優れたプロジェクトを表彰する「PM Award 2024」、今年も多彩なプロジェクトをファイナリストに選出、…



一般社団法人PMI日本支部(所在地:東京都中央区、会長:端山 毅)は、日本の優れたプロジェクトを表彰する「PM Award 2024」の表彰候補となるプロジェクト(ファイナリスト)を8件選出しました。ファイナリストとなったプロジェクトメンバーが自らのプロジェクトを語る「ファイナリスト紹介セミナー」(オンラインセミナー)を2024年9月5日(木)、11日(水)の2日間にわたり開催いたします。この2日間のセミナー参加者による投票により、最優秀プロジェクトを決定します。


選出されたファイナリスト

注)各ファイナリストに関する情報は、以下表記とさせていただいています。

■:部門

★:プロジェクト名

●:プロジェクト実施企業・団体等名

■ Small & Medium部門

★ インドの子供たちへ音楽を届ける「Japan-India Harmony Festival」プロジェクト

● Japan-India Harmony Festival

このプロジェクトは、インドの子供たちの音楽教育不足に対処するために立ち上げました。インドでは音楽教師不在であり、子供向け音楽会もほとんどありません。日本が明治時代初期に西洋音楽に触れる前の状況に似ています。

プロジェクトの第1歩として、日本の金管五重奏団がインドの学校で音楽会を開催し、音楽と物語を届けました。インドと日本のメンバーが異文化交流し、共創しながら作り上げたものです。

今後は、日本からの参加者を募集し、子供たちが音楽の楽しさを体験して自ら発信し、「子供たちの未来をより広げる」ことを目指します。



インドの子供たちへ音楽を届ける「Japan-India Harmony Festival」プロジェクト

■ Small & Medium部門

★ 無人販売レジBAITEN STANDによる地方小売課題解決モデルの構築

● 株式会社AIBOD

少子高齢化が進む日本や先進国は、地方は過疎化が進み、生活インフラとしての小売の存続が難しくなっています。福島原発災害からの復興を進める福島の相双地域はこの社会課題の先進地域です。この地域で小売課題を解決できると、そのモデルを他地域に展開できます。 当社のBAITEN STANDは、カメラによる商品判別AIを活用して低コストで導入できる無人販売レジです。本プロジェクトでは、BAITEN STANDにより相双地域の小売課題に挑み、大熊町との連携協定締結と小売実証導入につなげています。



無人販売レジBAITEN STANDによる地方小売課題解決モデルの構築

■ Small & Medium部門

★ リハビリテーション分野に特化した生成AIソリューションの開発

● 医療法人生和会グループ MR&S有限会社 SDX研究所

● 株式会社Pleap

● 医療法人せいわ会 彩都リハビリテーション病院

● 医療法人せいふう会 川西リハビリテーション病院

株式会社Pleapが提供する診療支援ツール「medimo」は、医療従事者と患者の会話からAIがカルテ原稿を自動生成するシステムです。このたび、リハビリテーション分野に特化した生成AIソリューションの共同開発を開始しました。グループ関連病院である彩都リハビリテーション病院および川西リハビリテーション病院を検証場として、カルテ作成時間の短縮、業務負担の軽減、記入漏れの削減を目指します。これにより、リハビリテーション現場の効率化を図り、医療従事者の負担を軽減し、患者さまへの質の高い医療の提供を実現することを期待しています。



リハビリテーション分野に特化した生成AIソリューションの開発

■ Small & Medium部門

★ PROJECT ATAMI

● PROJECT ATAMI実行委員会

「PROJECT ATAMI」 は熱海の魅力をアートにより再発見し、目に見える形にすることで、それを体験し楽しんでいただくために生まれたプロジェクトです。双方向の学び合い、自発的な発見があるようなできごとをつくっていきます。また、五感で感じるリアルな体験が、記憶に残るようなプロジェクトになればと考えています。

2021年より滞在制作型プロジェクトである「ATAMI  ART RESIDENCE」と、街全体を会場としたアートイベント「ATAMI ART GRANT」を二本の柱として取り組んでいます。




「ATAMI ART GRANT 2023」中村岳《遡及空間》撮影:鈴木竜一朗、PROJECT ATAMI


■ Large部門


★ 勇者はUXデザインから生まれる?人生の大切なことをゲームから学ぶ展

● 公益財団法人日本デザイン振興会

● 株式会社たきコーポレーション

人生の大切なことをゲームから学ぶ展はビデオゲームがユーザーに悪影響を与えるというイメージを払拭するため、また、ゲームに仕組まれた体験設計を紐解き、ゲームは人生にとっての有益な学びを与えてくれることを広く社会へメッセージすることを目的に、東京「丸の内」のギャラリーで開催しました。8つの学びに特化したオリジナルゲーム8台が展示してあり無料で遊ぶことができるようにしたほか、ゲームのUXデザインに関する調査や専門家のコメントも展示しました。約1ヶ月の開催で17,155人の入場があり、満足度アンケートでは93%が満足と回答しています。



勇者はUXデザインから生まれる?人生の大切なことをゲームから学ぶ展


■ Large部門


★ SOP(Seiho Open-Innovation Project)~企業年金の制度管理事務における生保共通プラットフォームの構築~

● 企業年金ビジネスサービス株式会社

2つの陣営に分かれて運営されていた生命保険会社における企業年金の制度管理事務・システムを当社に集約・統合し、生命保険会社7社の共通プラットフォームを構築したプロジェクトです。お客様サービスの一層の向上に加え、競合会社間での「非競争領域」においてオープンイノベーションの実現による生命保険業界共通のコスト効率化、「人生100年時代」における企業年金制度の安定的かつサステナブルな運営が可能となる事業基盤の実現を目指しました。



SOP(Seiho Open-Innovation Project)~企業年金の制度管理事務における生保共通プラットフォームの構築~


■ Large部門


★ グローバル品質マネジメントシステムの改革プロジェクト

● 株式会社NTTデータグループ

変化の激しい時代において、品質保証はお客様との価値創造へと対象が広がっています。本プロジェクトは、品質保証の価値をお客様の視点に立って再定義し、その価値を提供するために世界50か国超・地域のグループ各社が一体となって品質保証を実践するガバナンス体制を構築しました。実現には各地域のPMOメンバや幹部層との連携が不可欠で、段階的な取り組みを通じて、日本の品質に対する価値観をベースとした品質保証ポリシーを策定しました。現在は本ポリシーが軸となって、グローバルレベルの品質保証活動を実践しています。



グローバル品質マネジメントシステムの改革プロジェクト


■ Large部門


★ TOYOTA x KINTO Unlimited Connected Drive Trainer(CDT)アプリ開発

● トヨタ自動車株式会社

● KINTOテクノロジーズ株式会社

トヨタのコネクティッド技術をベースとしたKINTO Unlimitedサービス利用者に向けたCDTアプリ開発プロジェクトです。

車体から取得した運転データを可視化し分析、より燃費が高く安全な運転をドライバーに提案するモバイルアプリです。

短納期でありながら多数の社外ステークホルダーが関わるという状況下で、品質と開発スピードを最大限に引き出したTOYOTA x KINTOジョイントプロジェクトです。



TOYOTA x KINTO Unlimited Connected Drive Trainer(CDT)アプリ開発

ファイナリスト紹介セミナー 開催概要

日程

[DAY1]2024年9月5日(木) 19:00-21:00

[DAY2]2024年9月11日(水) 19:00-21:00

[オンデマンド配信、投票]2024年9月22日(日)まで

セミナー内容

8件のファイナリストによるプレゼンテーションと、セミナー参加者とのQ&A

セミナー参加資格・費用

どなたでも無料で参加できます。

セミナー参加特典

  • 2日間のセミナーをご視聴の上、投票、受講報告された方には、もれなく4.0PDU(Professional Development Unit)を発行

  • また、投票を完了された方から抽選で10名の方に、2024年11月開催のPMI Japan Festa 2024への参加チケットをプレゼント

セミナー参加方法

セミナー参加申込Webサイト(

https://pmi-japan.eventos.tokyo/web/portal/426/event/11515

)からお申し込みください。


PM Award/PM Award 2024について

「PM Award」(PM Award 公式サイト

https://www.pmij-award.net/

)とは、国内および日本の企業・団体が実践する卓越したプロジェクトを表彰する制度です。全世界に300超の支部、70万人超の会員そして160万人超の認定資格者を有する国際的なプロジェクトマネジメント普及啓発団体であるPMI, Inc. の協力のもと、日本におけるプロジェクト型の働き方の啓発とその実現手法である「プロジェクトマネジメント(PM)」の普及活動をおこなってきた一般社団法人PMI日本支部が主催しています。今回も、一般企業様、NPO法人等の非営利団体様などから、未来創造、社会イノベーションに繋がる可能性のあるプロジェクトの多彩なご応募がありました。

この度、ご応募いただいたプロジェクトの中から、以下の評価観点による選考委員会での評価において高い評価を獲得したプロジェクトをファイナリストとして選定するに至りました。


評価観点

  1. プロジェクトマネジメントの工夫

    • 目的に合った手法・工法の導入や、想定リスクを予測した対策等、プロジェクトの成功確率を高めるためのプロジェクトマネジメントに関する工夫が実践されているもの。

  2. 新規性・独自性

    • 新たな技術や手法の適用や、独自性のある取り組みが実践されているもの。

  3. 組織的なアジリティ・価値の向上

    • 企業や団体そのものや、地域連携、業界連携、サプライチェーンなどの組織的な観点で、従前よりも俊敏性や価値向上を実現しているもの。

  4. 社会や社会課題解決への貢献

    • 地域社会、日本全体、グローバル等の各視点またはいずれかの視点において、社会や社会課題解決への優れた貢献が実現されているもの。

今後は「ファイナリスト紹介セミナー」<2024年9月5日(木)、11日(水)の2日間で開催>において、ファイナリストの皆様自らプロジェクトのご紹介をいただくとともに、セミナー参加者による投票によって最優秀プロジェクトを決定します。受賞プロジェクトは、2024年10月19日(土)の表彰式で発表予定です。また、2024年11月には、PMI日本支部主催のイベント「PMI Japan Festa 2024」で最優秀プロジェクト賞受賞者による特別講演を予定しております。


一般社団法人PMI日本支部について

一般社団法人PMI日本支部は、世界最大級のプロジェクトマネジメント普及啓発団体であるPMI, Inc. の日本における支部として、日本国内でのプロジェクトマネジメントの普及を目的に、さまざまなステークホルダーと共に活動しています。

PMI 日本支部の活動は、会員ボランティアの主体的な活動で成り立っています。法人スポンサー、アカデミックスポンサーにも支えられつつ、各種イベントや研究会の開催、PMI 出版書籍の日本語訳・販売等を通じて、会員の方々ご自身のPM スキルの研鑽につながっています。また、プロジェクトマネジメントからビジネスアナリシスやアジャイル・アプローチまで、ディジタル・ディスラプションに取り組む手法の啓発へと活動の質的拡大も続けています。

法人概要

法人名︓一般社団法人PMI日本支部

所在地︓東京都中央区日本橋中洲3-15 センタービル3階

URL︓

https://www.pmi-japan.org/

関連URL

「あなたの価値をアップグレード」編︓


「マンガで学ぶプロジェクトマネジメント」:


PMI, Inc. Web Site:

https://www.pmi.org/



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