長岡工業高等専門学校(新潟県長岡市 校長:小林幸夫 以下「長岡高専」)では、長岡市地域おこし協力隊の辻貴美花さんが長岡高専担当地域おこし協力隊として、長岡高専の事業に参画し、一般財団法人三菱みらい育成財団に採択された「地域DXエバンジェリスト創出プログラム事業」を担当いたします。2024年7月16日に高専担当地域おこし協力隊として、初めての業務となるキックオフ会議が開催されました。
長岡高専担当の地域おこし協力隊は初の事例であり、長岡市と長岡高専の教育研究連携、地域創生活動の更なる強化が期待されます。
長岡市と長岡高専の連携推進
担当職員は長岡市地域おこし協力隊の辻貴美花さんです。辻さんは、北九州工業高等専門学校の機械工学科を卒業し、高専発ベンチャー企業やスタートアップの会社を経て、現在は長岡市に移住し、2022年度から長岡市地域おこし協力隊として活動しています。このたび、長岡市と長岡高専を繋ぐブリッジ人材として、長岡高専初となる長岡高専担当地域おこし協力隊(地域DXエバンジェリスト創出プログラム事業)として、活動します。
◆地域おこし協力隊高専担当 辻貴美花さんのコメント
高専在学中から続けてきた活動が、このような形で活かせることに喜びを感じております。長岡を起点に「高専」をキーワードとして新しい風を取り込むことのできる地域おこし協力隊となり、活動の幅を広げていきたいと考えております。
◆長岡高専について
本校は、国立長岡工業短期大学(1961年4月1日創立)を前身とし、高等専門学校制度が発足した1962年(昭和37年)4月1日に国立高等専門学校第1期校12校のひとつとして設置されました。学科には、機械工学科、電気電子システム工学科、電子制御工学科、物質工学科、環境都市工学科の5学科があり、専攻科には、電子機械システム工学専攻、物質工学専攻、環境都市工学専攻の3つの専攻があります。教育理念には、「人類の未来をきりひらく、感性ゆたかで実践力のある創造的技術者の育成」を掲げています。
学校概要
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 長岡工業高等専門学校
所在地:新潟県長岡市西片貝町888番地
代表者:小林 幸夫
設 立:1962年(昭和37年)
【URL】:
https://www.nagaoka-ct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
◆長岡市について
新潟県の中央に位置し、美しい山々と日本海に囲まれた自然豊かな中越地域の中心都市であり、東京からも新幹線で1時間30分のアクセスを有しています。長岡まつり大花火大会や、全国2位の蔵数を誇る日本酒、世界的に流通する錦鯉など、さまざまな特色と文化を持った個性豊かなエリアが包括されています。
「米百俵」の精神から生まれた国漢学校の跡地に昨年7月オープンした「米百俵プレイス ミライエ長岡」には、市内の4大学1高専と企業の交流の場「NaDeC BASE」が整備され、イノベーションによる産業の活性化と人材育成が進められています。