2024年8月7日、株)JOeBテック沖縄本社工場(沖縄県うるま市勝連南風原5194-75)に、株式会社UACJ押出加工(以下、UACJ押出加工)高橋辰己取締役社長、青木透取締役営業本部長、古河産業株式会社(以下、古河産業)三上高弘常務取締役、角谷照男執行役員が来社。日本独自の電動モビリティ生産工場を視察された。
UACJ押出加工は、世界第2位のシェアを有する日本が誇るアルミニウムメジャー。一方、古河産業は、古河電気工業グループの唯一の商社で、エレクトロニクス技術で日本のインフラを支える古河電工グループにおいて、そのコア素材(アルミニウム、電動ケーブル、樹脂など)調達から市場展開までを担っている。
かねてより、両社はJOeBテックのコア素材である国産アルミ合金A7204(以下、A7204)を供給を担う形でJOeBテックとのつながりがある。
そんな両社が、このタイミングで工場を視察するには大きな意味があった。
それは、JOeBテックが電動自転車だけではなく、電動バイク、マイクロEVといった、国産アルミをコア素材とした様々な電動モビリティの開発に乗り出すと表明をしたからだ。
一言で電動モビリティと言っても、用途によってその構造は様々だ。あらゆる状況で安全と快適を提供するということは、言葉で言うほど簡単ではない。そして、それができると確信する工場でないと、これらリーディングカンパニーが供給することはない。
当日は、生産ラインをはじめ、主要な製造設備や品質管理の現場を視察。
車輪組立、プレス機でのアルミニウムの股裂き加工、ロボット溶接、塗装、組立ラインなど、自転車ならではの加工に大きな関心を持たれていた。当社電動アシスト自転車の試乗を行い、軽さ・乗りやすさ・性能も体感していただき、JOeBテックの製造能力を確認して頂いた。
今回の工場視察を通じて、UACJ押出加工、古河産業との関係をさらに発展させ、3社の協力のもと日本ならではの「安心」と「快適」を提供できる様々な電動モビリティを生み出すことを確認しあった。
JOeBテックは、電動モビリティ製造の現場にご興味を持って頂いた皆様に、いつでも工場を案内する準備をしています。皆様のご連絡をお待ちしております。