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【国立劇場おきなわ】【大人気御礼!】沖縄芝居鑑賞教室「松の精」のご案内



沖縄芝居鑑賞教室「松の精」

国立劇場おきなわでは、9月12日(木)から14日(土)の3日間、沖縄芝居鑑賞教室「松の精」を上演します。



沖縄芝居リーフレット

沖縄芝居鑑賞教室は、沖縄芝居をより身近に楽しくご観覧いただけるよう、第一部で解説を行うほか、お客さま全員に「沖縄芝居へようこそ」という鑑賞の助けとなるリーフレットを配布しております。

平日は学校団体の鑑賞が入っているほか、人気公演となっておりますので席が少なくなってきておりますが、土曜日はまだ余裕がございます。

全編うちなーぐち(沖縄の方言)となっておりますが、舞台左右に設置した電光掲示板にて、現代語訳の字幕が表示されますので、うちなーぐちが分からなくても大丈夫です。

沖縄で昔から愛された芸能をぜひお楽しみください。


日時:令和6年(2024年)9月12日(木)10時30分開演

令和6年(2024年)9月13日(金)10時30分開演/14時開演

令和6年(2024年)9月14日(土)14時開演

会場 国立劇場おきなわ 大劇場

(沖縄県浦添市勢理客四丁目14番1号)

後援:沖縄県教育委員会

観劇料:一般2,500円、大学生等2,000円、高校生以下1,000円、団体(10名以上)2,000円

障がい者割2,000円


<出演者・あらすじ>

【第一部】

案内役 仲嶺夕理彩

一、舞踊「鳩間節」 下地心一郎 國場海里

二、舞踊「金細工」 東江裕吉 花岡尚子 呉屋かなめ

三、喜劇「くつ」

作 :大宜見小太郎

演出:嘉数道彦

とある靴屋での出来事。お金の入った封筒が店先に置き忘れられ、靴屋の主人がその封筒をある靴の中に隠したことから騒動が巻き起こる。靴屋の主人とその妻に店員、高利貸しや観光客らが入り乱れ、ユーモアたっぷりに描かれた喜劇。

主人    :宇座仁一

妻     :伊禮門綾

店員    :知花令磨

観光客   :堀川裕貴 古謝渚

PTA会長  :上原崇弘

高利貸   :髙宮城実人

【第二部】

四、時代舞踊劇「松の精」

作 :渡嘉敷守良

演出:嘉数道彦

金松と真鶴は、結婚式を直前に控えていた。そんな二人の前に突如現れた美しい女性、思戸。

思戸は金松を誘い出し、二人の仲を引き裂こうとする。金松も次第に心を奪われ、いつしか思戸と夫婦になることに。金松を奪われた真鶴が嘆き悲しみ、自ら命を絶とうとしたとき、これまでの様子を見ていた松の精が姿をあらわす。

松の精    :東江裕吉

金松     :佐辺良和

真鶴     :知念亜希

思戸     :花岡尚子

村人     :呉屋かなめ 伊禮門綾

古謝渚

金松の友人  :上原崇弘 知花令磨

下地心一郎 堀川裕貴

國場海里

《地謡》

歌三線 :仲村逸夫 波平宇宙

箏  :池間北斗

笛  :大城建大郎

太 鼓 :宮里和希

※演目・出演者等は変更となる場合がございます。あらかじめご了承ください。

【公演情報詳細】

(日本語)

https://www.nt-okinawa.or.jp/topics-list/20240912-14

(English)

https://www.nt-okinawa.or.jp/english/schedule-for-independent-performances/detail-en/promotion-performance-in-september-promotion-2024091214

※外国人のお客さまへは英語・繁体字・簡体字・韓国語の解説リーフレットをお渡ししております。



【沖縄芝居とは】



国立劇場おきなわホームページ

より抜粋

沖縄芝居の発生は、舞踊が古典舞踊から雑踊へと展開していく過程と時期が同じで、その事情もかなり似ています。明治20年代には、那覇に本格的な芝居小屋が建てられるようになりました。

沖縄芝居は「歌劇」と「方言せりふ劇」に分類します。歌劇は歌、所作、舞踊、せりふなどで組み立てられた歌舞劇です。初期の頃は短編の作品が多く、本格的な歌劇の登場は明治40年代です。庶民の風俗と人情を描いた作品が多く、悲恋物が人気を呼びました。

方言せりふ劇は、日常生活語(琉球方言)に近いせりふで演じられます。廃藩置県後、沖縄の役者たちが「演劇改革」と称して本土へわたり、本土から持ち込んだ旧派・新派の演劇を翻案し、それを沖縄古来の演劇に加えて創案したのが方言せりふ劇です。その様式は明治20年後半から30年代前半にかけてのことと思われます。題材の多くは史劇で、その延長上に時代劇がつくられました。もっとも古くて本格的な作品は、明治35年に渡嘉敷守良・守礼兄弟によってつくられ、上演された「北山由来記」(のちの「今帰仁由来記」)です。

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