内閣府によるWebアクセシビリティ対応義務化に伴う、「達成基準チェックリスト（シングルA）」を8月14日に無…

株式会社LYZON(本社：東京都文京区、代表取締役：藤田 健)は、Webアクセシビリティ「達成基準チェックリスト（シングルA）」を8月14日に（コーポレートサイト内にて）無償公開を開始いたしました。

本チェックリストは、企業や団体がウェブサイトやアプリケーションのWebアクセシビリティを評価し、改善するための指針を提供します。

社会の背景

内閣府にて 「障害者差別解消法」が令和6年（2024年）4月1日に改正されたことにより、Webアクセシビリティの努力義務化が施行されました。しかし、多くの企業では、具体的な対応がなされていないケースが多いのが現状です。

インターネットが日常に普及している今、視覚や聴覚、身体的な障害を持つ方々にとって、ウェブサイトやアプリケーションの利用が困難な場合が多々あります。

なぜチェックリストが必要なのか

これらの問題を解決するために多くの診断サービスが提供されているにも関わらず、多くの企業が自社の対応状況を把握できていない現状があります。この問題を解決するため、株式会社LYZONは実用的で包括的な簡易チェックリストを作成しました。本チェックリストを使用することで、まずは自社サイトの解析を行い、シングルA達成のための改善ポイントやレベルを明確にすることができます。

また、本チェックリストは、診断だけでなく、実際の改善に役立つ具体的な手引きを提供します。

チェックリストの特徴

• 包括的なガイドライン
  
  視覚、聴覚、運動、認知障害を含む様々な障害を持つユーザーに対応するための具体的なチェック項目を提供。

• 使いやすさ
  
  専門知識がなくても利用できるシンプルな構成。各項目に対する具体的な改善策や参考リソースを提供。

• 最新の基準に準拠
  
  WCAG（Web Content Accessibility Guidelines）など、国際的なアクセシビリティ基準に基づいた内容。

  実用性
  
  実際のプロジェクトでの適用を考慮し、チェックリストを段階的に導入できるよう設計。

「私たちの目標は、誰もが平等にインターネットを利用できる社会を実現することです。このチェックリストが、企業や団体がアクセシビリティに取り組む第一歩となり、より多くの人々がデジタルコンテンツにアクセスできるようになることを願っています。」

ダウンロード情報

Webアクセシビリティ対応の「達成基準チェックリスト（シングルA）」

今後の展開

当社は、この問題を解決していくことで、視覚や聴覚、身体的な障害を持つ方々が容易にデジタル環境を利用できる社会の実現を目指します。

今後も株式会社LYZONは、アクセシビリティの向上に向けた様々な取り組みを続けて参ります。本チェックリストの活用を通じて、より多くの企業や団体がアクセシビリティの重要性を認識し、具体的な行動を起こすことを期待しています。