奥入瀬(おいらせ)渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル「星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル」では、2024年8月10日、外から見ても、中から見てもコケづくし! コケの世界をとことん表現した「おいらせコケバス」が誕生します。さまざまなコケのデザインを取り入れた、ユニークなシャトルバスです。奥入瀬渓流の4つの名所を巡るため、バスを降りてもコケの世界を楽しむことができます。
背景
十和田八幡平国立公園内を流れる奥入瀬渓流には、日本で約1800種類あるコケのうち約300種類以上が生息しています。コケの聖地として知られており、2013年には「日本の貴重なコケの森」に認定されました。当ホテルでは、奥入瀬渓流に生息するコケを通して、自然の魅力を感じてほしいという思いで、2013年から「苔さんぽ」をはじめとするさまざまなコンテンツを提供してきました。当ホテルのコケに関するコンテンツ誕生から10周年の節目を迎えることを記念し、さらに多くの方にコケの魅力を伝えたいという思いで開発されたシャトルバスです。
特徴1 まるでコケの世界! バスの中に生い茂るコケを表現
車内は、奥入瀬渓流に生息するさまざまなコケのデザインを取り入れた、ユニークな設えです。繊細な形の「コツボゴケ」をイメージしたウォールや、コケが胞子を飛ばすための「胞子体」を表現した壁など、細部までこだわった設えです。じっくりと観察しなければわからない、コケのデザインを散りばめました。乗車すると、まるで自分の体が小さくなり、コケの世界に迷い込んだような錯覚を体験できます。
特徴2 大きさは本物の約10倍! ユニークなコケ柄のラッピング
おいらせコケバスは、本物のコケを約10倍の大きさに拡大プリントした、ユニークなデザインです。本物のコケは非常に小さく、しゃがんだりルーペを使ったりしなければ、そのデザインを楽しむことはできません。しかしバスの車体には、コケをくっきりと拡大したデザインが施されているため、乗る前からその可愛らしさを気軽に楽しむことができます。
特徴3 降りた後は、奥入瀬渓流で本物のコケのミクロな世界を楽しむ
おいらせコケバスは、三乱の流れ、石ヶ戸、阿修羅の流れ、雲井の滝の、奥入瀬渓流の4つの名所に停車します。バスを降りて目の前に広がるのは、至る所にコケが生えた奥入瀬渓流の景色です。降車後も、奥入瀬渓流の本物のコケに触れ、その可愛らしさを楽しめます。乗車前にルーペを借りることで、コケのミクロな世界をさらに深く味わうことができます。
<関連情報>8月10日「コケの日」に初運行
2024年8月10日、おいらせコケバスの初運行に伴い、NPO法人奥入瀬自然研究会(以下おいけん)やモスボール工房の代表など、コケを観光資源として扱う地元の事業者と、地元の中学生が一堂に会し、テープカットを行いました。テープカットの後、関係者は実際にバスに乗車し、写真を撮ったり、設えに触れたりして、おいらせコケバスならではの空間を体感しました。バスから降りた後は、おいけんのネイチャーガイドによるアクティビティ「コケさんぽ」が奥入瀬渓流で行われ、本物のコケに触れて、そのデザイン性や可愛らしさを楽しみました。
「おいらせコケバス」概要
期間:2024年8月10日~11月27日
時間:6:00~16:00
料金:無料
場所:星野リゾート 奥入瀬渓流ホテル
定員:1便あたり20名
予約:不要
対象:宿泊者
備考:運行時間は季節によって異なります。1時間に1便運行します。
奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテル*。渓流が目の前に広がる露天風呂や岡本太郎作の巨大暖炉が印象的なロビーが癒しの空間を醸し出します。「渓流スローライフ」をコンセプトに心から満たされる滞在を演出します。
* 2024年8月 奥入瀬渓流沿いにおける「リゾートホテル」を調査 自社調べ
所在地 :〒034-0301 ⻘森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
電話 :050-3134-8094(星野リゾート予約センター)
客室数 :187室・チェックイン:15:00/チェックアウト:12:00
料金 :1泊25,100円〜(2名1室利用時1名あたり、税込、夕朝食付)
アクセス:JR八戸駅・⻘森駅から車で約90分(無料送迎バスあり・要予約)