9月6日はへべすの日!宮崎県原産の香酸柑橘「へべす」
へべすはすだちやカボスなどとよく似ていますが、
爽やかな酸味が特徴で、上品な香気があり、料亭などでも重宝されています。
へべすは江戸末期に現在の日向市で、長曽我部平兵衛(ちょうそかべ へいべえ)氏が山中で発見し栽培を始めたことから、平兵衛さんの名前を取り「へべす」と呼ばれるようになりました。
へべすの特徴
①皮が薄く、絞りやすい ②種が少ない ③果汁たっぷり!
柑橘系といえば、酸っぱいイメージもあるかと思いますが、へべすは爽やかな酸味であることも魅力の一つです。
焼酎はもちろん、ビール、ハイボールに絞って入れても美味しいですし、味噌汁に入れてもイイ!焼き魚や唐揚げにも絞ってもイイ!料理を邪魔せずさわやかにしてくれます。
みやざきへべすフェア2024
■フェア名:みやざきへべすフェア2024
■開催期間:8月23日(金)〜9月30日(月)
■場 所:東京、大阪、福岡、宮崎エリアで開催
■内 容:参加店舗にて「へべす」を使ったメニューを楽しめるフェアです。
4エリアで開催しますので、お近くの参加店を探すことができます。
へべすメニューを食べた方には抽選で宮崎牛のプレゼントもあります。
■詳細HP:
https://www.miyazaki-hebesufair.com/
■主 催:みやざきブランド推進本部(宮崎県・JA宮崎経済連)
宮崎県の夏グルメ
宮崎県は平均気温全国3位、日照時間全国6位(H3~R2の平均)であり、「日本のひなた宮崎県」と呼ばれる温暖な気候が特徴です。宮崎原産の柑橘「へべす」や宮崎のブランド魚「門川金鱧」、「宮崎うなぎ」の他、宮崎県高千穂町発祥の「流しそうめん」や郷土料理の「魚うどん」、「冷や汁」など、酷暑を美味しく、涼しく乗り切れるグルメが宮崎には”てげ”揃っています。この夏は是非、宮崎県ならではの夏グルメをお試しください。
門川金鱧
旬の時期:梅雨の明けた夏、秋
★漁師風情の残る魚の町「門川」
門川町は宮崎県北部に位置している、黒潮香る美しい日向灘を望む漁業が盛んな町です。ハモと言えば京都の印象もありますが、実は日向灘でも多く漁獲されており、高品質のため関西方面では高値で取り引きされています。骨切りという特殊な調理法で小骨ごと美味しく食べられます。
★機能性抜群「門川の金鱧」
門川で水揚げされた鱧は同時期の他海域産ハモと比べ、2倍以上のバレニンを含んでいます。バレニンは
抗疲労性や認知症予防効果も期待される機能性成分です。
その中でも「門川金鱧」は、傷みを避けるため底曳網の操業時間を極力短くしています。規格は400g以上1kg以下、紫外線殺菌及び温度管理した海水で4日間以上蓄養することで肉質が安定した美味しいハモになります。
宮崎うなぎ
旬の時期:夏(養殖うなぎ)
★養殖うなぎ生産量全国3位の養鰻県「宮崎」
宮崎県では、温暖な気候と豊富な地下水を利用し、1970年代から稲作転換等により県中部の旧佐土原町及び新富町を中心にうなぎ養殖が発展しました。今では年間3,342t(R5)もの生産量を誇り、高品質な「宮崎うなぎ」を全国の食卓へ届けています。県内には多くのうなぎ専門店があるほか、ふるさと納税でもお取り寄せできますので、この機会に是非ご賞味ください。夏バテ予防にも◎
★ “宮崎方式”で育てられた高品質な「宮崎うなぎ」
宮崎県のウナギ養殖池は「宮崎方式」と呼ばれ、池底に砂利を敷き、養殖池自体にバクテリアによる生物ろ過機能を持たせた循環式養殖です。うなぎの出荷後は、養殖池を完全に排水洗浄し、南国宮崎の天日干しによる消毒を行います。その安定した水質と疾病予防効果により、高い生産性と高品質なうなぎの生産を可能としています。
魚うどん
★\栄養満点/宮崎の郷土料理「魚うどん」
魚うどんは、地元で水揚げされた魚をすり身にして作った宮崎の伝統料理です。主な原材料が魚のため、グルテンフリー・低カロリー・高タンパクでDHAが豊富に含まれています。
宮崎県漁連は漁業者、加工業者と共に「もったいない」を美味しくするため「エコフィッシュ宮崎」ブランドを立ち上げました。その中で生まれた「あごだし宮崎魚うどんA・G0」は、環境や資源に優しい定置網漁で漁獲された
宮崎産トビウオ
のみを原料に使用しています。
★食べ方新提案(A・G0)~魚うどんを使った夏レシピ~
手軽に作れる「イタリア風冷やし魚うどん」や「オクラと山かけ冷やし魚うどん」など、夏バテに効くアレンジレシピを紹介しています。
「あごだし宮崎魚うどんA・G0 」
https://miyazaki-gyoren.shop-pro.jp
(参考)魚うどんレシピ
https://www.instagram.com/p/C8sIm1Pkdh/?igsh=MXhyMzBzYmRwNTdueQ==
流しそうめん
★流しそうめん発祥の「高千穂」
昭和30年、当時の新聞各社の支局員が屋外でそうめんを湯がき、高千穂峡の冷水にさらして食べ、涼を得たという事を記事にしました。その新聞記事を見た地元の食堂「千穂の家」の社長が、試行錯誤の末に「流しそうめん」のスタイルを生み出したといわれています。
(参考)千穂の家:
https://chihonoie.jp/
★マイナスイオンに満たされた神秘の峡谷「高千穂峡」
高さ約80~100mもの断崖が約7kmに渡って続く高千穂峡は、自然が生み出した日本を代表する景勝地のひとつです。エメラルドグリーンの水面をボートで巡ると、幻想的な空気に包まれ、まるで異世界へ誘い込まれるような心地になります。ボートから見上げる滝は迫力満点です。
冷や汁
★昔の人の知恵が生かされた冷や汁
「冷や汁」は即席のかけ汁で宮崎県の平野部を中心とする郷土料理です。
農民たちが暑い夏に、麦飯に生味噌をのせ、それに水をかけて食べていたことが元になっているといわれています。
暑く湿気の多い宮崎県の気候風土の中で根付いていき、近年では疲労回復を期待し、夏バテ防止の料理として全国的に広まっています。
★宮崎新定番!新しい冷や汁も
ご飯ではなくそうめんを使い、牛乳を入れてつけ麺風に楽しむ「ミルク冷や汁」や、へべすを入れた「ひゅうがのへべす冷や汁」など、県民の間では新しいアレンジ冷や汁が次々と誕生しています。
(参考)冷や汁レシピ:
https://life.ja-group.jp/recipe/detail?id=8425