計算科学および人工知能(AI)の分野で世界をリードするアルテアエンジニアリング株式会社(日本本社: 東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン14階、代表取締役社長: 加園 栄一、本社:米国ミシガン州、CEO:James Scapa、Nasdaq:ALTR、以下:アルテア)は、2024年7月23日(火)に英国ノッティンガム大学と、航空宇宙分野におけるデジタルツインプロジェクトに関する基本合意書(MoU)を締結しました。この分野としては初めてとなる今回のデジタルツインは、単なる技術実証にとどまらず、新しい航空機や先進的な航空機動性(AAM)車両の電気推進システムの迅速な設計・検証・テストや、既存のものの改修評価のために、産業界が利用できる本格的なソリューションとなります。
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今回の提携によるインパクト
今回の提携により、ノッティンガム大学の研究者は設計・シミュレーションプラットフォームAltair® HyperWorks®、データ分析・人工知能(AI)プラットフォームAltair® RapidMiner®への無制限のアクセスが可能になります。このプラットフォームは、実験データを管理し、デジタルモデルと物理モデル間のループを閉じるための完全なデータ分析・機械学習テクノロジーとともに、AIを活用したマルチフィジックスおよび複合領域シミュレーションのためのテクノロジーを研究者に提供します。さらに今回の契約により、大学チームはアルテアのハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)ツールとトレーニングを利用できるようになります。
このMoUは、East Midlands Freeportが共同出資する、同大学の新しいZero Carbon Innovation Centreの電気推進システムの完全なデジタルツイン構築能力をサポートする重要な成果となります。アルテアの技術が提供する大きな可能性により、両チームは現在、エネルギー貯蔵(バッテリーや燃料電池を含む)、パワーエレクトロニクス、デジタルコントローラー、モーター、ケーブル、インバーター、システムの熱、電力、電磁干渉(EMI)の管理に及ぶ技術を手にしています。
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アルテアのSenior Vice President of Aerospace and Defense、
Pietro Cervellera博士のエンドースメント
アルテアは、あらゆる分野における次世代の持続可能性に焦点を当てた技術革新の促進に取り組んでいます。そのため、ノッティンガム大学のような世界最先端の大学や研究センターとの提携をしています。私たちの究極の目標は、最先端の技術と専門知識を通じて、航空宇宙、輸送、そしてそれ以外の分野においても新たな可能性を切り開き、持続可能性を前進させる画期的な新しいソリューションを開発することです。
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ノッティンガム大学の電気機械学教授・戦略的研究および技術革新イニシアチブの責任者
Chris Gerada氏のエンドースメント
私たちは、日々使用する技術やシステムを変革するイノベーションの創出と提供を加速するというアルテアのビジョンを共有しています。アルテアの技術は、ゼロカーボン研究を、輸送の脱炭素化を実現する現実の産業ソリューションへと加速するために役立つでしょう。
電化、水素、製造における当大学の優れた強みと組み合わせることで、この提携は当大学の能力を高め、大学にとって重要な産業パートナーとしてのアルテアの地位を向上させます。
アルテアは、40 年近くにわたり、航空宇宙産業向けのソフトウェアソリューションを提供する主要なソフトウェア企業です。アルテアの航空宇宙ソリューションの詳細については、
https://www.altairjp.co.jp/aerospace/
をご覧ください。
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会社概要
【アルテアについて(Nasdaq:ALTR)】
アルテアは、シミュレーション、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、データ解析、AIに関するソフトウェアおよびクラウドソリューションを提供する、計算科学と人工知能(AI)の分野をリードするグローバル企業です。アルテアは、あらゆる業界の企業がより効果的に競争し、接続が強化された世界でより賢明な意思決定を行うことを可能にし、さらに環境に優しく持続可能な未来を創造します。詳細は、
https://www.altairjp.co.jp/
をご覧ください。
【アルテアエンジニアリング株式会社】
設立 :1996年2月
代表取締役社長 :加園 栄一
事業内容 :製品開発、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)、
人工知能(AI)に係わるソフトウェアおよびクラウドソリューションの
開発、販売、サポートおよび受託サービス