つぐつぐ初となる金継ぎ作品展企画の経緯
日本の侘び寂びの精神から生まれ、現在はSDGs目標12「つくる責任 つかう責任」に貢献するともいわれ、その芸術性・独自性から海外からも大きな注目を浴びている金継ぎ。器に金のラインが入ったデザインの美しさがコロナ禍にインスタグラムでも拡散され、若い層にも認知度が高まり一大ブームとなりました。
この金継ぎが大好きな人が集まる東京金継ぎ教室つぐつぐ(株式会社つぐつぐが運営、本社:東京都渋谷区恵比寿、以下「つぐつぐ」)は、「金継ぎで世界を感動させる(Kintsugi to Move the World)」をミッションに活動している、ユニークな伝統技術の会社です。
つぐつぐでは、東京の恵比寿店と浅草店の2店舗で、週10講座以上の金継ぎ教室を開催し、毎日たくさんのお客様が割れた器を金継ぎ修理しています。
「漆が好き、手作業が好き。目の前にいる人を金継ぎを通して喜ばせるのが好き。」
2024年現在、つぐつぐは創業から5年目を迎えました。さらに喜ばれるサービスを目指して、昨年行った金継ぎ教室の生徒様へのアンケートでは「他の生徒や先生、プロ金継ぎ師の作品がみたい」とうご要望が多かったことから、今回、つぐつぐ創業以来初めてとなる作品展を企画する運びとなりました。
金継ぎ教室の生徒様・ご家族・ご友人、つぐつぐの関係者だけでなく、国境も年齢も性別も超えてたくさんの方に、金継ぎの魅力を知ってもらえる機会となるよう企画しております。
つぐつぐ金継ぎ作品展に参加するメリット
金継ぎ作品の出展者様
金継ぎ作品の出展者となるのは、つぐつぐの金継ぎ教室の生徒様と講師陣(プロ金継ぎ師)、そしてつぐつぐと親交の深い漆芸の職人の方々です。
つぐつぐの金継ぎ教室の生徒様は、これまで時間と労力をかけて制作されてきた作品を、ご家族・ご友人にお披露目し、広く知っていただけるチャンスです。(ご家族・ご友人・その他、来展者の入場は無料です)
また、同じ教室に通う他の生徒様の金継ぎ作品を見ることで、今後の金継ぎ制作のインスピレーション・金継ぎ技術向上のモチベーションになればと考えています。プロ金継ぎ師として活躍する講師陣や、漆芸歴の長い職人による作品も展示していますので、様々な技法に触れる機会にもなります。
さらに、この金継ぎ作品展における類稀なる新しい試みですが、希望する方のみ、自分が制作した金継ぎ器を販売することができます!つぐつぐには国内外から毎日たくさんの方が「本物の金継ぎ器を購入したい」と訪れるので、つぐつぐのチャネルを使って販売にも挑戦いただけます。これらの試みが、今後のご自身の金継ぎ制作活動の励みになればと思います。
最終日の9月22日(日)には、菓子・ソフトドリンクを提供した打ち上げも行いますので、講師を交えた懇親会で親睦を深めていただければと思います。
そして出展してくださった生徒様には、プロの写真家が各作品の写真を撮影し、後日その写真データを無料でプレゼントします。(金継ぎ作品展の期間中に撮影します)
金継ぎ作品を観覧希望の方(無料)
金継ぎに興味のある一般の方、日本の伝統文化が好きな方、そして、つぐつぐの金継ぎ教室に通われる生徒様のご家族・ご友人の皆様。
さらには、いつもつぐつぐに「金継ぎ器をお客様に見せて欲しい」「本物の金継ぎ器を購入したい」とお問い合わせくださる、観光・ホテル・ツアー会社の皆様。お待たせしました!
今回、無料でたくさんの金継ぎを見て楽しんでいただけるだけでなく、来場者様に金継ぎの説明ができるスタッフもおりますので、ぜひ日本の観光の一環として、この機会をお客様にご案内いただければと思います。
そして、つぐつぐの生徒様に限らず、来場者のどなた様からでも、金継ぎについてのご質問をこの期間中に受け付けます。つぐつぐが毎週行っている「金スタライブ」(=金継ぎインスタライブ)・YouTubeライブもこの期間中に会場で行い、全国・全世界にこの金継ぎ展覧会の様子を配信します。(来場者様にご承諾いただいた場合に限りますが、「どうして金継ぎに興味をもったのか?」など、インタビューさせていただくことがあります)
ご来場が難しい方も、金継ぎ作品展の期間中にぜひつぐつぐのSNSや公式ウェブサイトからアクセスしてみてください。
金継ぎ作品展では、金継ぎ以外の漆芸作品も展示しています。この作品展をきっかけに、漆をもっと身近に感じ、漆芸で「こんなこともできるんだ!」という新たな可能性を感じていただきたいです。
つぐつぐ作品展の基本情報
趣旨
:つぐつぐで学び制作した金継ぎ・漆芸作品を発表し、漆の楽しさ・魅力を広める!
会期
:2024年9月15日(日)、18日(水)、19日(木)、20日(金)、21日(土)、22日(日)の6日間(12時〜18時、最終日のみ17時まで)
最終日の22日(日)は打ち上げも行います。
※ 16日(月)・17日(火)は会場の都合で閉館となります。
場所
:工房親 CHIKA(東京都渋谷区恵比寿2-21-3)
金継ぎつぐつぐ恵比寿店から徒歩10秒の場所です。金継ぎつぐつぐ恵比寿店を目指してお越しください。
工房親のサイト:
https://www.kobochika.com/homepage/html/access.html
工房親へのアクセス(Google map):
https://maps.app.goo.gl/hukegmeWb8nWYdEX7
出展者
:金継ぎつぐつぐ恵比寿店・浅草店の生徒様、つぐつぐの金継ぎ講師、漆芸職人の方々
展示内容
:出展者が制作した金継ぎ・漆芸作品(1名につき約30cm x 30cmの中で自由に展示)
上記スペースに加え、写真や絵などの壁掛けも可能
つぐつぐは、ただ金継ぎの作業をする場ではなく、金継ぎの歴史・哲学・漆芸など背景知識も楽しく学べる、教育的なコンテンツ満載のワークショップが人気の一つです。そのため金継ぎ作品展では、金継ぎについての説明を日本語・英語両方の併記で掲示も行い、参加者が金継ぎ作品を見るだけでなく、金継ぎについての理解を深めていただけます。
販売
:希望する方のみですが、ご自身が制作された金継ぎ器を販売することができます。つぐつぐ(恵比寿店・浅草店)で通常販売している、プロ金継ぎ師が作成した本物の金継ぎ器も、金継ぎ作品展の期間中は全て作品展の会場にて展示し、販売します。
金継ぎを自分でやってみたくなった方には、つぐつぐで大人気の金継ぎキット「つぐキット」も販売します。(当日の支払いはクレジットカードや交通系ICなど、現金
以外
のみとなります)
つぐつぐ金継ぎ作品展のスケジュール
8/13(火)中までに出展の参加をお申し込みいただいた方のお名前を、作品展案内チラシ(ポストカード)の出展者一覧に掲載します。
2024年8月後半より、金継ぎ作品展案内チラシをお渡しします。ご家族・ご友人など広く配布・ご案内いただけます。
案内チラシにお名前が掲載されなくても、作品展までに作品を完成されて出展されたい方は、現時点でご参加可能ですので、つぐつぐのスタッフにご相談いただき、参加のお申し込みをお願いします。
案内チラシが必要な観光・ホテル・ツアー会社様にもご提供可能ですので、お問い合わせください。
出展者様は、8月末までを目標に、作品を制作してください。
また各作品の説明札を作成するため、8月末までに、作品の銘(タイトル)などの情報をご検討ください。説明札はご自身で作成いただくことも可能ですし、つぐつぐより雛形のお渡しも可能です。作品展案内チラシと共に、8月後半から配布を開始します。
出展者様は、会期前日の9月14日(土)14:00〜18:00の設営時に、展示されたい器を持ってお越しいただき、自分の区画を自由に配置・アレンジいただけます。(この日にお越しいただくことが難しい方は、事前につぐつぐにご連絡の上、前日までに作品をつぐつぐ
恵比寿店
にご提出ください)
9月15日(日)〜22日(日)の会期中、プロの写真家が作品を撮影します。(現時点では9月18日(水)を予定しています)
最終日の9月22日(日)15:00〜18:00に作品を引き取りにお越しください。(この日にどうしてもお越しになれない方のみ、事前にご連絡いただくことで着払いで郵送返却可能ですが、郵送中の破損のリスクを避けるため、できるだけ直接お引き取りにお越しください。)
10月中に、プロの写真家が撮影した写真のデータを、作品の持ち主にプレゼントします。(Emailにてデータをお送りします)
11月中に全出展者の作品や展覧会の様子のアルバムを作成し、プレゼントします。
今回の金継ぎ作品展を通じて、金継ぎファンが交流し、本物の金継ぎを見て楽しみ、伝統文化を学べる機会になればと思います。たくさんのご参加・来場をお待ちしています!
つぐつぐ基本情報
株式会社つぐつぐ(東京金継ぎ教室 つぐつぐを運営)
恵比寿本店:〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-21-2 akikito apt. 1階
浅草店:〒111-0034 東京都台東区雷門1丁目1番2号1階
公式サイト:
金継ぎ写真がいっぱい!公式インスタグラム(金スタライブも配信):
https://www.instagram.com/tsugutsugu_kintsugi/
つぐつぐのこれまで
MBA在学中に金継ぎの魅力にハマり、2020年に大手製薬会社を脱サラして金継ぎの会社を起業。
コロナ禍にスタートするも、おこもり需要が後押しし、オリジナルの金継ぎキットがで通販で人気に。
さらにコロナ禍が続くも、東京都内の恵比寿・浅草の2店舗をオープン。
創業から5年目となった2024年8月現在、つぐつぐの金継ぎ教室の総会員数は700名を超える。
つぐつぐ公式サイトでのプレスリリースはこちら(日本語)
英語での記事はこちら
https://kintsugi-kit.com/blogs/tsugu-tsugu-columns/kintsugiexhibition2024tokyo