■京都唯一の村「南山城村」
京都府南山城村は「来村者の愛着の醸成によって地域産業、地域活動が活気づく観光むら づくり」を目指しています。このたび、南山城村の観光マネジメントを担う「観光むらづくり団 体」の立上げから一緒に取り組んでいただける方を募集します。
南山城村は京都府の南東部に位置する京都府唯一の村です。奈良県・滋賀県・三重県に接してお り、北は標高500mの高原、南は宇治茶の生産が盛んな丘陵地が広がっています。また、村の中央には雄大な木津川の流れとともに国道とJR関西本線が東西を横断しており、自然豊かな環境でありながら都市部からアクセスしやすいのも特徴です。
主要産業は農業ですが、なかでも宇治茶の主産地として古くから良質のお茶を生産してきた歴史があります。京都府山城地域に点在する日本遺産「日本茶800年の歴史散歩」の構成資産となっている茶畑風景は村内の4地域に広がっています。また、品質の高い茶が集まる京都府の品評会で毎年、産地賞を取り続けるほどの品質を誇っています。
■南山城村の観光
南山城村には目立った観光スポットが少なく観光協会も存在しないため、これまで観光客の受入れ環境はハード・ソフト両面で整備されてきませんでした。
2017年にオープンした道の駅「お茶の京都みなみやましろ村」は、南山城村産のお茶を「むら茶」として商品開発し、お茶の生産を軸とした村の暮らしとともにブランディングしています。南山城村産のお茶をふんだんに使用した多種多様な飲食メニューやスイーツが強力な誘客コンテンツとなり、関西のメディアで取り上げられることも多く、今では年間40万人以上の来客と6億円超の売上げを誇る、村の産業振興・観光振興の中心的存在となっています。
■南山城村が抱える課題と解決への取組
また一方で南山城村は、2024年日本創成会議が発表した消滅可能性自治体に名を連ねており、若年層の転出や出生率の低下による少子高齢化の加速が、地場産業の担い手不足や地域コミュニティの希薄化へ波及しつつあるなど、多くの課題に直面しています。
今、道の駅に多くの来訪者がある(南山城村に魅力を感じていただいている)状況を活かし、課題解決の糸口にしようと、地域産業や地域活動等が持つ魅力を観光的視点で発信・商品化し、南山城村ファンの創出から交流人口・関係人口など南山城村と多様につながる人々を増やすことで地域活性化を図る「観光むらづくり」の取組を進めています。
今後は、村の暮らしに紐づく観光商品の造成や村全体の観光マネジメントを担う「観光むらづくり団体」を立ち上げ、観光のプラットフォームとすることで地域に経済的利益をもたらし、暮らし続けられる村の実現を目指します。今回募集する地域おこし協力隊員は、3年の任用期間終了後、この団体で中心的な存在として活躍いただける方を想定しています。
■応募方法
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応募方法 募集要項に記載された必要書類を
募集締切日必着で郵送してください。
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募集締切
令和6年9月2日(月)必着
■お問い合わせ
南山城村産業観光課 (担当:岸田)
住所:〒619-1411 京都府相楽郡南山城村大字北大河原小字久保14番地1
電話:0743-93-0105(直通)
メールアドレス:d_sangyou@vill.minamiyamashiro.lg.jp