2024パリオリンピックでは、スケートボードで10代の日本人選手たちが前回2020東京オリンピックに続き世界を舞台に大活躍をしたのは記憶に新しい。
そんな中、オリンピック競技の「ストリート」「パーク」とは別種目の「フリースタイル」というジャンルの世界大会がドイツで開催され、150名の出場者中、10代の日本勢2名が好成績を収めた。
「フリースタイル」とは、フラット(平ら)の競技場で音楽に合わせてトリック(技)を競うフィギュアスケートのような競技。
その最大の世界大会となる「The World Freestyle Skateboarding Championships 2024」が6月27日から30日の4日間、ドイツのBrandenburgで開催された。
日本からは2名の選手が出場。最高位のプロ部門には総勢18名の世界各国の強豪がひしめく中で予選が行われ、鈴木一之芯(スズキイチノシン、14歳)選手が難易度の高いトリックを精緻に積み重ねて第2位。また、2年連続出場で昨年度優勝の長尾一慧(ナガオイッケイ、19歳)選手は、スピードと高さを生かしたダイナミックなトリックで第4位。決勝戦があいにくの雨に見舞われ、予選の結果がそのまま順位として確定した。
日本人として入賞を果たした二人は、ともに日本法人として「スケートショップGEKKO」(月光日本合同会社)が運営するMoonshine Skateboards(アメリカ)所属のプロスケートボーダー。プロ部門第2位に加え、ベストトリック 1位となった鈴木一之芯選手は帰国後「目標も達成でき、たくさんの仲間にも会え、良い経験ができました。とにかく楽しかった。」と語った。
この他出場のMoonshine Skateboards所属ライダーは、Lillis Akesson(スウェーデン)が第6位、Carmen Ionita(ルーマニア)が女子クラスで第1位といずれも好成績を収めた。
なお、Moonshine Skateboards(@moonshineskateboards)所属のライダーは次の通り。
Lillis Akesson (@lillisakesson)
藤井 俊彰 (@sk8magician)
Tony Gale (@coldkennels)
Felix Jonsson (@flepppo)
土田 ミレイ (@mireisk8)
Nick Beaulieu (@nickbeaulieu44)
長尾 一慧 (@ikkei.nagao)
鈴木 一之芯 (@tundra5700cc)
Carmen Ioana (@carmen__ionita)
これらライダー使用モデルのスケートボードは、いずれも「スケートショップGEKKO(@gekko_nippon)」で手に取ることができるほか、WEBショップ、各取扱店で購入できる。
●長尾一慧選手プロフィール
2005年生まれ。大阪府在中。
Moonshine Skateboardsライダー。JFSA公認プロスケーター。
高さとスピードのある大きな技が特徴。900Shovitは世界唯一。<主な戦績>
2021 World Freestyle Round-Up プロ3位
2023 World Freestyle Skateboarding Championships プロ 優勝
2024 World Freestyle Skateboarding Championships プロ4位
●鈴木一之芯選手プロフィール
2009年生まれ。千葉県在住。
Moonshine Skateboardsライダー。JFSA公認プロスケーター。
これからを期待させるテクニック派スケーター。
<主な戦績>
2022 JFSA フリースタイルスケートボード コンテスト アマ優勝
2023 World Freestyle Round-up アマ2位
2024 World Freestyle Skateboarding Championships プロ2位
●スケートショップGEKKO・住所: 〒2350015 神奈川県横浜市磯子区久木町20-5 浜マーケット内
・アクセス: JR京浜東北線/根岸線 【 根岸駅から徒歩15分 】【 磯子駅から徒歩18分 】・営業時間: 当面の間、木曜~日曜 15:00~19:00
・定休日: 月、火、水(不定休のため、SNSで要確認)
・WEBショップ:
https://gekko.theshop.jp
・メルカリストア:
https://mercari-shops.com/shops/hwNLaWsxaAZzGGD4kxbsLo