パーソナル助産師とデジタルヘルス技術を掛け合わせた妊婦の健康伴走サポート事業を行う株式会社MamaWell(本社:茨城県つくば市/代表取締役 関まりか、以下当社)は、2024年9月2日~9月5日に京都市で開催される「ICCサミット KYOTO 2024」のピッチ登壇企業に選出されました。9月3日のスタートアップ・カタパルト、9月5日のソーシャルグッド・カタパルトに登壇しピッチを行います。
私たち株式会社MamaWellは、妊娠・出産を理由に女性のキャリアが阻害される現状に真っ向から挑戦します。
私たちは、妊娠・出産が女性のキャリア形成の障壁にならない社会の実現のために、ICCサミットへの参加を通じて、我々のビジョンと新しいケアの形を広く発信し、より多くの企業や個人の賛同を得ることで、社会変革の大きなうねりを作り出したいと考えています。
MamaWellは、テクノロジーと社会貢献の融合により、新たな価値を創造し、より良い社会の実現に貢献します。我々の挑戦にご期待ください。
登壇カタパルト概要
スタートアップ・カタパルトは「スタートアップの登竜門」とも言われ、選出されたシード/アーリーステージの企業がプレゼンテーションを行うピッチ・コンテストです。ソーシャルグッド・カタパルトでは様々な社会課題の解決に挑戦する起業家たちが登壇しプレゼンテーションを行います。それぞれのカタパルトでは第一線で活躍する経営者・幹部・投資家・プロフェッショナルで構成される審査員による投票が行われ、勝者を決定します。
●スタートアップ・カタパルト
・日時:9月3日(火) 9:00〜11:15
・区分:Session 1A
●ソーシャルグッド・カタパルト
・日時:9月5日(木) 9:00〜11:15
・区分:Session 11A
サービス概要
当社はパーソナル助産師による、妊娠・育児期女性に特化した包括的な健康管理サービスを提供しています。
このサービスは、ウェアラブルデバイスを用いて心拍数や活動量などのバイタルデータをリアルタイムで収集し、妊娠中の女性の健康状態をモニタリングします。収集されたデータをもとに、パーソナル助産師が個別に最適化された健康管理プランを提供し、妊娠・出産に関連する教育資料の提供や24時間対応のLINEを通じて、妊娠中の女性が直面する可能性のある問題に対して教育とサポートを行います。
MamaWellは「産むひとの安心をうむ」ために、妊婦の伴走者として健やかな妊娠生活をサポートします。
サービス誕生の背景
女性の社会進出やライフプランの多様化により、現在日本では晩婚化に伴う妊娠年齢の高齢化が問題になっています。35歳以上の妊婦の割合は1995年には約10%程度であったのに対し、2020年には35%まで上昇しており、現在日本の妊婦の約3人に1人が高齢出産です。高齢妊娠は妊娠高血圧症候群や妊娠期うつといった妊娠合併症のリスクを高めることが知られており、今後、妊娠経過の異常を予防し妊婦の健康を保つことがますます重要となります。
妊娠合併症の予防には、妊娠中に適切な身体活動を行うことが重要です。しかし日本人には「妊娠するとできるだけ安静にした方がよい」という考えが根強く、国際的な推奨活動量を満たしていた妊婦は8%未満にとどまるなど、妊婦の活動量不足が深刻な問題となっています。
MamaWellができること
MamaWellは、”妊娠中の女性に、パーソナル助産師が伴走者として寄りそう”日本初の妊婦伴走型サービスです。妊婦伴走サポートサービスには「健康モニタリング」「オンライン面談」「生活プランニング」の3つの柱があります。
「生活プランニング」は、利用者がウェアラブルデバイスを装着し、日々の活動量を計測し、当社で研修を受けたパーソナル助産師が、適切な活動量を達成するための運動アドバイスや快適度向上のための生活改善の支援を行うサービスです。日本では「妊娠中は運動を控えるべきだ」とする考え方が深く根づいていますが、実際には妊娠中の適度な運動は妊娠合併症や産後うつの予防に役立つことが明らかになっています。
登壇者プロフィール
株式会社MamaWell代表 関まりか
富山県富山市出身。大学卒業後は助産師として病院で勤務し、500人以上の赤ちゃんの誕生の場に携わる。その後、千葉大学大学院に進学し、「妊婦の身体活動」をテーマに研究を始める。博士課程在籍中に、自身の研究・助産師・妊娠経験を起業シーズに株式会社MamaWellを創業。起業家・1児の母。
お問い合わせ先
株式会社MamaWell 会社概要
企業名:株式会社MamaWell
本社所在地:茨城県つくば市吾妻2-5-1つくば市産業振興センター1F
代表取締役:関 まりか