株式会社アクシス(本社:東京都千代田区、代表取締役:川野尚吾、以下当社)は、2024年8月17日(土)~18日(日)に開催された第9回『日本薬学教育学会大会』において、岩手医科大学(本部所在地:岩手県紫波郡矢巾町、学長:小笠原邦昭)薬学部の学生に向けて実施した「医療DX」に関する教育の取り組みと講義後の成果について発表しました。
概要
2022年3月に厚生労働省から発表された「薬局薬剤師DX推進について」では、薬剤師が患者からしたフォローアップ情報およびパーソナルヘルスレコードを収集、分析して有効活用し、個人に適したヘルスケアサービスや受診勧奨を地域の薬剤師が中心となり担っていくことが示されるとともに、薬剤師がどのような知識や技能を身につけていくべきかということが挙げられています。
岩手医科大学と株式会社アクシスは、特定非営利活動法人 LPI-Japan、paiza 株式会社 の協力により、デジタル技術に精通し、ICT の活用とデータ分析による、患者中心の対人業務、プライマリーケア、専門医療、公衆衛生およびデジタルヘルスを通じて社会に貢献する「DX薬剤師」を育成するために医療系大学の先駆けとして、デジタルトランスフォーメーション教育に取り組んでいます。
取り組みの目的・内容
2024年7月26日に実施した岩手医科大学薬学部での講義では、「医療DX」の必要性とその背景について学ぶだけでなく、DX サービスが医療現場の業務効率化にどのように貢献できるのかを体験することを目的としました。
実際には、以下のテーマで講義を行いました。
① 医療におけるDXとは何か
② 医療DXの最前線を知る
③ クラウド型電子薬歴「Medixs(メディクス)」の体験
講義では、調剤薬局の現場で実際に利用されているクラウド型電子薬歴「メディクス」に実際に触れていただき、調剤薬局の実務の一部を体験する機会を提供いたしました。
クラウド型電子薬歴メディクスの公式サイトはこちら
当発表では、受講した学生からのアンケート結果やコメント・感想なども発表しました。
アンケートでは、講義を通じて「医療DX」に興味・関心を持つ生徒が多く、半数以上の生徒が受講して良い影響を受けた結果となりました。
株式会社アクシスは、今後も「健康寿命を支える事業を創出する」の理念のもと、社会に貢献する「DX 薬剤師」を育成するために医療系大学の先駆けとして、講義内容をより充実させ、引き続きデジタルトランスフォーメーション教育に取り組んでまいります。
株式会社アクシスについて
株式会社アクシス(以下、アクシス)は、医療現場をITでつなぐ、クラウド型電子薬歴のリーディングカンパニーであり、アクシスが提供する『Medixs(メディクス)』は、現場で働く薬剤師の声を元に開発された、日本初*のクラウド型電子薬歴(サービス開始2014年、全国47都道府県の調剤薬局で利用)である。現場で働く薬剤師の声を元に先端のクラウド技術により開発され、現場での使いやすさを追求するとともに、高齢化社会に向けて必要となる在宅訪問の機能実装や、投薬後も薬局と患者さんが服薬状況を連絡できる機能、法改正に合わせた対応など、時代の変化にスピーディーに対応していることが特徴。
*当社調べ 2024年8月時点
★『第16回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2022』社会業界特化系ASP・SaaS部門で社会貢献賞を受賞
★『第17回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2023』社会業界特化系ASP・SaaS部門で奨励賞を受賞
二年連続受賞
・『Medixs』『メディクス』『スマホよ薬』 は、アクシスルートホールディングス株式会社の登録商標です。
・文中に記載された会社名および製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
・記載された内容は発表日時点の情報です。