<企画概要>
◎実施背景:「本州最北端の島」にある「大間埼灯台」の特徴
大間埼灯台は、本州最北端の地・大間崎から沖合600mの無人島である弁天島に立地。象徴的な灯台の白黒模様に、弁天神社の社の赤がアクセントとなって、景勝地・大間崎のシンボルとなっています。対岸の北海道・汐首岬まではわずか17.5㎞しかない国際海峡で、タンカーや客船、フェリーなどが行き交う過密な航路の安全を支える重要な灯台と言えます。「日本の灯台50選」にもなっています。
弁天島に行くには釣り船や漁船をチャーターするしかありませんが、船着き場が脆弱なためなかなか着岸することも厳しい立地条件。そのため、大間崎を訪れた人は風景としての灯台、風景としての弁天島を楽しむしかなく、観光資源として活用されてきませんでした。そこで、大間埼灯台の立地する弁天島を「本州最北端の島」として再定義。大間埼灯台の特徴や価値を多面的に調査しつつ、離島にあるというハンディーを逆手にとった価値づけや、観光資源としての活用法を見出し、収益事業として成り立っていくのかを検証していきます。
◎2024年度の実施内容
調査事業:大間埼灯台の基礎調査、多面的な価値調査
検証事業:① 大間埼灯台がある弁天島への参拝クルーズ開発と収益化検証
② 灯台グッズ開発と検証販売
③ イベント「突端フェス」の試験実施
<イベント概要>
イベント名 |
突端フェス 〜しろくろ灯台と、シンクロするべ!〜 |
日時 |
2024年9月15日(日)11時~18時 (受付開始 10時~) |
会場 |
青森県大間町・大間崎(青森県下北郡大間町大間大間平17-1) |
アクセス |
津軽海峡フェリー大間ターミナルより車で約10分 JR下北駅より車で約1時間または下北交通バスで1時間30分「大間崎」下車 |
プログラム |
漁船に乗って弁天島を周遊し、海から灯台を味わい弁天様にお参り ※9/14~9/16実施
灯台や弁天島にちなんだフードメニューや商品を販売 ・大間崎エリア:しろくろマグカレー、しましま海鮮丼など9店舗参加予定 ・本部テント:大間牛の串焼き、しろくろ灯台サイダー、しろくろタオル、突端缶バッジ
大間埼灯台と津軽海峡をバックに、歌や演奏、踊りのステージを実施 (津軽海峡海鳴り太鼓、サックス、マグロ漁師アミーゴ)
白黒模様のTシャツ、タオルなどを身に着けたみんなが揃って、灯台バックに記念撮影 |
参加方法 |
予約不要・当日会場へ直接お越しください |
<団体概要>
団体名称:大間埼灯台利活用コンソーシアム
URL:
https://yproject.co.jp/new/shirokuro/
活動内容:大間埼灯台の価値を多面的に調査し顕在化させ、観光資源としての新たな活用法を見出し、持続可能な事業として実施できる体制の構築を目指す。
海と灯台プロジェクト 新たな灯台利活用モデル事業
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、灯台を中心に地域の海の記憶を掘り起こし、地域と地域、異分野と異業種、⽇本と世界をつなぎ、新たな海洋体験を創造していく「海と灯台プロジェクト」。その取り組みのひとつである「新たな灯台利活用モデル事業」は、灯台の様々な利活用モデルを創出することで、灯台の存在意義を高め、灯台を起点とする海洋文化を次世代へと継承していくことを目的としています。
海と日本プロジェクト公式サイト
https://uminohi.jp/
海と灯台プロジェクト公式サイト
https://toudai.uminohi.jp/