森田は、大学院で修士課程を修了後、入社し製品企画に従事。博士後期課程進学のため退職、博士号を取得後に当社へ再入社し研究者として活躍しており、2022年からは、働き方や働く空間に関する研究機関であるワークデザイン研究所の所長を務めています。一級建築士の資格を有する自身のキャリアを生かし、各種学会での論文発表やビジネスイベント、講演会での登壇、働き方と空間に関する書籍の執筆などにも取り組んでいます。また、当社主催の4年間にわたる共創プロジェクト「Work in Life Labo.(ワークインライフラボ)」に、立ち上げ当初からディレクターとして参画し、当社の働きがい改革「WiL-BE(ウィル・ビー)」の基本概念づくりにも尽力しました。これらの活動は、部内の女性社員の博士号取得につながるなど女性技術者の育成に影響を与えており、女性社員のロールモデルとして女性技術者のキャリア形成を支援するとともに育成に貢献したとして、評価されました。
オカムラグループでは、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョンの観点から、性別を問わず、一人ひとりの従業員が能力を発揮できる職場環境の整備に努めており、それぞれの違いや強みを生かすことができるよう、理解を深める施策を実施しています。また、「中期経営計画2025」では「人財育成と働きがいの向上」を経営基盤の強化項目の一つとし、これを実現するため、従業員一人ひとりが未来のキャリアを描き続け多様な経験を通じて成長し続ける「キャリアジャーニー」として、従業員同士の相互理解を基盤に、学び続ける機会や挑戦する機会の整備を行っています。
□オカムラウェブサイト サステナビリティ情報 従業員の働きがいの追求
https://www.okamura.co.jp/corporate/sustainability/our-initiatives/sustainability-04.html