多摩六都科学館(東京都西東京市、館長:髙柳雄一)では、科学館を運営している5市(小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市)で活動している様々な専門家や団体と連携し、「科学」とほかの分野をつないだ講座を開催しています。
科学の枠を超えた生涯学習
多摩六都科学館は運営の基本計画で「多様な学びの場の創出」をし、「多摩六都の交流拠点」となることを謳っています。科学と聞いて尻込みしてしまう人でも、今回のテーマである生活や健康・アート創作からの興味をきっかけに、この秋参加できる講座について紹介します。
■ 科学×アート
QuaQuaワークショップ「色と光と影で遊ぼう」
イタリアのレッジョ教育をもとに、子どもたちの自由な発想で表現遊びを体験するワークショップ。
レッジョ教育はモンテッソーリ、シュタイナーと並ぶ世界5大幼児教育のひとつで、子どもの主体性を引き出す教育として注目されています。
現地で幼児教育を学んだメンバーを含むレッジョ教育を広める会 @キオッチョラ@のみなさんを講師にお迎えし、4~6歳とその保護者に向けた教室を開催します。
最後のシェアタイムでは子どもたちの予想できない、自由な発想に驚かされることでしょう。
連続講座で、取り上げるテーマは2つ。2日間参加できる方が対象となります。
日 時:2024年9月16日(月),29日(日) (1)10:30~12:00 (2)13:30~15:00
テーマ:1回目「香りから色彩を表現する」
2回目「光と影で遊ぶ ~透明シートでスクラッチを体験~」
講 師:レッジョ教育を広める会 @キオッチョラ@
対 象:4~6歳とその保護者
定 員:各回12組24人 ※3歳以下1人まで同伴可
参加費:1組 1,800円
抽 選:9月5日(木)締切
■ 科学×食
大人のためのハーブ講座 ~秋のハーブを愉しむ~
都内屈指のハーブ農家「ニイクラファーム」、西東京市などで飲食業を営む「田無なおきち」と当館の三者が協働した、地域の農と食を知り、暮らしを豊かにする講座。
1日目の座学に加え、2日目の畑での収穫体験や観察を通して、ハーブの特徴や使い方・取り入れ方を学びます。
日 時:2024年10月23日(水), 30日(水) 各日10:30~12:00
講 師:新倉大次郎(有限会社ニイクラファーム)
佐藤うらら(料理家/田無なおきちオーナー)
協 力:有限会社ニイクラファーム
対 象:大人(18歳以上)
定 員:20人 ※参加者以外の同伴不可
参加費:4,000円(保険料含む)。別途、畑見学時に個人で摘み取ったハーブ代が必要
抽 選:10月11日(金)締切
■ 科学×健康
健やかカラダづくり セルフメディケーションで取り組もう!~睡眠習慣改善~
明治薬科大学セルフメディケーション学研究室(清瀬市)と「地域の市民の健康維持・増進」をテーマに協働で行っている講座。
今年は「睡眠習慣改善」をテーマに、計測機器を装着し2か月間モニタリングします。期間中に1回、薬剤師による解析・アドバイスを受け、実践前・後の状態や変化を検証します。
【体験モニター期間】
2024年9月29日(日)~11月25日(月)
クリップ型(ズボンなどおへそ付近に装着)の活動量計を、入浴時以外継続的に装着して生活します。
【相談会/個別面談】
2024年10月27日(日)
講 師:石井文由 他(明治薬科大学セルフメディケーション学研究室)
共 催:キッセイコムテック株式会社
対 象:大人(20歳以上80歳未満)
※WEBアンケートに答えることができる方(ご自身のスマートフォン・PCを使用)
定 員:15人
参加費:入館料のみ
抽 選:9月17日(火)締切
多摩六都科学館
1994年開館。直径27.5mのドームに1億4000万個の星々を映し出す世界最大級のプラネタリウムドームと、5つの展示室で観察・実験・工作が楽しめる体験型ミュージアム。
小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市の5市で運営しています。
所在地 〒188-0014 東京都西東京市芝久保町5-10-64
電話番号 042-469-6100
URL
https://www.tamarokuto.or.jp/