河合塾グループの株式会社ピックアンドミックスは、大学生や社会人を対象に、社会で求められる汎用的な力(ジェネリックスキル)を測る『PROG』テストを2012年から実施しています。このたび、同テストを受検した25歳~49歳の企業人4,000人を対象に、働き方志向・仕事能力・学び行動について質問紙調査を行い、その結果をまとめた『PROG白書2024』を刊行しました。以下、主な内容をご紹介します。
■企業人4,000人調査 主な結果
①
大学時代の成績は、その後長期にわたってキャリア成功(=仕事評価の高さ)に影響
する。
② これは、
大学の成績が「学習習慣(学びぐせ)」とも言える、個人の資質を代表しているため
と考えられる。
学びぐせは、コンピテンシー(職務遂行能力)
や
キャリア自律*を促進
する。
これが仕事での評価につながる。
*キャリア自律=これからのキャリアや人生は自分の力で切り開いていくといった意識。自信・効力感。
③
大学成績の仕事評価への影響は、30代に表れ、40代でも持続
する。つまり、
大学成績は「後で効いてくる」
と言える。
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<PROG白書2024のご紹介>
書名 :PROG白書2024〔ジョブ型雇用への処方箋:企業人4,000人の働き方志向・仕事能力・学び行動調査〕
編著 :PROG白書プロジェクト
発行 :学事出版
ISBN 978-4-7619-3006-6
仕様 :A5判 175ページ
価格 :2,640円(税込み)
2024年7月10日発行