文化庁は、世界的に展開できるアート作品等をアーティストと創作し、我が国を文化芸術のグローバル発信拠点へと成長させるプロジェクト「MUSIC LOVES ART 2024 – MICUSRAT (マイクスラット) -」を開催しています(令和 6 年 8 月 12 日[月]~25 日[日] 於:大阪市内中心部・吹田市[万博記念公園等]、千葉市幕張新都心 )。
その一環として8月23日[金] に大阪市中之島(於:コングレスクエア大阪中之島)において開催する、クリエイターやクリエイティブ起業家等と関西の企業等が参加するカンファレンス/ネットワーキンクグイベント「MUSIC LOVES ART|MICUSRAT CONFERENCE」の全登壇者を発表いたします。
カンファレンス・ネットワーキングイベント「MUSIC LOVES ART | MICUSRAT CONFERENCE」
クリエイターやクリエイティブ起業家等と関西の企業等が集い、関西地域の目指すべき未来像(クリエイティブ関西) や、その実現に向けて議論する本カンファレンスについて、すでに発表された都倉俊一文化庁長官、角和夫関西経済連合会副会長(阪急阪神ホールディングス会長)、アーティストの村上隆氏(オンライン登壇)の 3名によるラップアップ・セッションに加え、全セッションの登壇者を発表いたします。
<実施概要>
タイトル
MUSIC LOVES ART | MICUSRAT CONFERENCE (ミュージックラブズアート / マイクスラットカンファレンス)
テーマ
Cultural business transformation(CBX)とクリエイティブ地域圏の実現に向けて
日時
令和6年8月23日(金) 13:00開場/13:30開演/19:30終了予定
場所
コングレスクエア大阪中之島
(住所:大阪市北区中之島4丁目3番51号 Nakanoshima Qross R&Dセンター 1F)
参加費
無料
申し込み方法
Peatixにて参加申込受付(
https://osaka-musiclovesart.peatix.com
)
※受付期間:8月9日(金)~8月22日(木)※定員になり次第受付を終了します。
<内容>
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第1部:カンファレンス (13:30-17:15)
13:30-14:10
#01『人類の創造力 -文化芸術の新たな高みに向けて-』~創造性を進化させ、新しい文化芸術が溢れる世界へ~
登壇者
堂田 丈明氏(Google, Head of Venture Capital Business Development)
徳井 直生氏(株式会社Qosmo代表取締役)
モデレーター: 瀧口 友里奈氏(経済キャスター)
概要
このセッションでは、新たな技術と人間の創造性の関係に焦点を当てています。新たな 技術の文化芸術分野における活用と、その下で新たに創られる世界のポジティブな可能性、一方でそもそも人間の創造性こそが担う“ゼロからイチを生み出す力”を議論する内容です。
14:15-14:55
#02 『SXSW を知り、関西でこそ創造していくクリエイティブ地域圏』
~街ぐるみのフェスティルからクリエイティブ地域圏への成長サイクル実現~
登壇者
川端 勇平氏(阪急阪神不動産株式会社 都市マネジメント事業部 課長/DMO大阪梅田 事務局)
岸田 文夫氏(一般社団法人中之島まちみらい協議会/株式会社 竹中工務店)
宮川 麻衣子氏(SXSW Japan Office / VISIONGRAPH Inc.)
山口 哲一氏(StudioENTRE株式会社 代表取締役 /ENTERTECH EDUCATION 代表取締役/株式会社バグコーポレーション 代表取締役)
モデレーター:伏谷 博之氏(タイムアウト東京代表/ORIGINAL Inc.代表取締役)
概要
South by South West(SXSW)の成功事例を参考に、関西地域でのクリエイティ ブな地域づくりを議論します。街全体を巻き込むフェスティバルを起点として、持続可能なクリエイティブ地域圏をどう実現するかが焦点です。1年間を通して文化芸術活動 やビジネスのマッチングなどが進むよう関西ならではのあり方を CREATIVE KANSAI としてイメージし、その実現の可能性について議論していきます。
15:00-15:40
#03 『希望に溢れた未来を創るクリエイター/クリエイティブ起業家』
登壇者
常田 俊太郎氏(株式会社ユートニック共同代表)
時岡 壮太氏(株式会社デキタ 代表取締役)
鳥居 晴美氏 (Founder of KIDS EARTH FUND子供地球基金 創設者代表)
モデレーター:藤吉 雅春氏(Forbes Japan 編集長)
概要
CREATIVE KANSAI の下で生まれるようなクリエイターやクリエイティブ起業家のイメージを具体化し、共有するセッションです。実際の活動を知り、どのように地域を育て、 世界を変えていくかを共有する場となります。
15:45-16:25
#04 『文化芸術の時代における企業のあり方・関わり方』
登壇者
澁澤 健氏(コモンズ投信取締役会長、シブサワ・アンド・カンパニー代表取締役)
西村 訓弘氏 (「内閣府戦略的イノベーション創造プログラム」PD/
三重大・宇都宮大副学長)
安田 洋祐氏(経済学者| 大阪大学大学院経済学研究科教授)
モデレーター:瀧口 友里奈氏(経済キャスター)
概要
文化芸術の時代における企業の関わり方を改めて考えるセッションです。なぜ企業がアートや文化芸術に関わるのか、そのあり方によって生まれる新たな意義、社会的効能等を探ります。
16:30-17:15
#05 『日本版 “クリエイティブ地域圏”の創造』
登壇者
角 和夫氏(関西経済連合会副会長、阪急阪神ホールディングス会長)
都倉 俊一(文化庁長官)
村上 隆氏(アーティスト)※オンライン登壇
モデレーター:瀧口 友里奈氏(経済キャスター)
概要
都倉俊一長官、角和夫関西経済連合会副会長、アーティスト村上隆氏が登壇し、関西から世界に誇れるクリエイティブ地域圏を生み出す可能性を探ります。日本独自の文化を活かしたクリエイティブ地域創造など、具体的なアイデアも議論する場となります。
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第2部:ネットワーキング (17:30 – 19:30)(コングレスクエア大阪中之島)
17:30-19:30
ご来場いただいた皆様、ご参加可能な登壇者の皆様、特別ゲストによるネットワーキングを実施します。
[国立国際美術館 特別観覧]
ネットワーキング中に近隣の国立国際美術館にて特別な観覧を実施します。
当日は特別展「梅津庸一 クリスタルパレス」開催中です。是非お楽しみください。
①受付時に先着希望50名様をアテンド付ツアーにご招待(18:45開始)
②希望者の方全員に一般チケットを贈呈(19:00以降入場可)
<登壇者プロフィール>
※各セッション登壇者は五十音順
#01『人類の創造力 -文化芸術の新たな高みに向けて-』~創造性を進化させ、新しい文化芸術が溢れる世界へ~
堂田 丈明氏(Google, Head of Venture Capital Business Development)
工学博士。Head of VC Business Developmentとして、GoogleのVC事業、AIスタートアップへの投資や事業連携を統括する。欧州留学時のストックホルムのノーベル賞委員とのネットワークを活かし、世界各国で先端技術の実用化やスタートアップ創業に携わる。日本では、京都大学iPS細胞研究所、Preferred Networks、AmazonにてAI技術の事業化に従事。2022年より現職。
徳井 直生氏(株式会社Qosmo代表取締役)
アーティスト/研究者。AIを用いた人間の創造性の拡張を研究と作品制作の両面から模索。アーティスト、デザイナー、AI研究者/エンジニアなどから構成されるコレクティブ、Qosmoを率いて作品制作や技術開発に取り組むほか、23年7月設立のNeutoneでは、AIを用いた新しい「楽器」の開発を手がける。主な著書に『創るためのAI — 機械と創造性のはてしない物語』。
瀧口 友里奈氏(経済キャスター)
経済キャスター/東京大学工学部アドバイザリーボード/SBI新生銀行 社外取締役。東京大学卒。これまでにテレビ東京『ニュースモーニングサテライト』や日経CNBC等にてキャスターを務める。東京大学大学院在学中。“情報の力で社会のイノベーションを加速する”株式会社グローブエイトを設立。企業・アカデミアと、社会とのコミュニケーションコンテンツの制作プロデュースも行う。書籍「東大教授が語り合う10の未来予測」編著。世界経済フォーラム ヤング・グローバル・リーダーズ2024に、日本人のキャスターとして史上初選出。
#02 『SXSW を知り、関西でこそ創造していくクリエイティブ地域圏』 ~街ぐるみのフェスティルからクリエイティブ地域圏への成長サイクル実現~
川端 勇平氏(阪急阪神不動産株式会社 都市マネジメント事業部 課長/DMO大阪梅田 事務局)
2010年4月、阪神電気鉄道入社。梅田エリアの商業施設運営、エリアマネジメントなどのまちづくり事業や官庁出向などを経て、2022年より現所属部署にて同エリアのブランディング推進業務に携わる。その一環で2023年にDMO大阪梅田を設立し、特にMICEの受入・支援を推進している。
岸田 文夫氏(一般社団法人中之島まちみらい協議会/株式会社 竹中工務店)
株式会社竹中工務店執行役員。一般社団法人中之島まちみらい協議会理事。1963年大阪市生まれ。大阪大学大学院環境工学専攻を修了、竹中工務店へ入社。都市計画コンサルタントへの出向、経営企画室部長、開発計画本部長等を経て2022年より執行役員。中之島や御堂筋等での大規模な都市開発に携わるかたわら、大阪都心でのまちづくりプロボノ活動も行っている。中之島まちみらい協議会では2015年より代表幹事、2024年より理事。
宮川 麻衣子氏(SXSW Japan Office / VISIONGRAPH Inc.)
未来像<HOPE>をつくる専門会社、VISIONGRAPH Inc. /未来予報株式会社代表取締役/フューチャリスト/ SXSW Japan代表。慶応義塾大学環境情報学部卒。フューチャリストとして12年に渡るSXSW分析レポートの発信や様々な未来像を提示。2016年に未来予報株式会社/ VISIONGRAPH Inc.を共同設立。翌年『10年後の働き方「こんな仕事、聞いたことない!」からイノベーションの予兆をつかむ』(インプレス社)を発売。SXSW2020 / 2022オフィシャルスピーカー他講演多数。
山口 哲一氏(StudioENTRE株式会社 代表取締役 /ENTERTECH EDUCATION 代表取締役/株式会社バグコーポレーション 代表取締役)
音楽プロデューサー/エンターテック・エバンジェリスト/StudioENTRE代表取締役。エンターテック・ユニバーシティ学長。iU超客員教授。知財戦略本部委員、プロ作曲家育成「山口ゼミ」主宰。Web3✕音楽のMID3M+ファウンダー。SXSW JAPAN HOUSE Co-Founder『AI時代の職業作曲家スタイル』『音楽業界の動向とカラクリがわかる本』他著書多数。
伏谷 博之氏(タイムアウト東京代表/ORIGINAL Inc.代表取締役)
島根県生まれ。関西外国語大学卒。大学在学中にタワーレコード株式会社に入社。2005年代表取締役社長に就任。同年ナップスタージャパン株式会社を設立し、代表取締役を兼務。タワーレコード最高顧問を経て、2007年ORIGINAL Inc.を設立。代表取締役に就任。2009年にタイムアウト東京を開設。観光庁アドバイザリーボード委員(2019-2020)のほか、農水省、東京都などの専門委員を務める。観光新時代/ NEXTOURISMを提唱する一般社団法人 日本地域国際化推進機構 代表理事
#03 『希望に溢れた未来を創るクリエイター/クリエイティブ起業家』
常田 俊太郎氏(株式会社ユートニック共同代表)
実業家・音楽家・ヴァイオリニスト1990年、⻑野県生まれ。東京大学工学部卒業。戦略系コンサルティングファームを経て株式会社ユートニックを共同創業。コンサルティングファーム時代は、プロジェクトマネージャーとして大手企業からベンチャー企業にわたる様々な規模のクライアントに対して、中期経営計画の策定・新規事業立ち上げ・事業デューディリジェンスなど、幅広いプロジェクトを経験した。共同創業した株式会社ユートニックでは、アート・エンターテインメント領域におけるアプリケーションの企画、メディア・コンテンツのプロデュースや、コンサルティングに携わっている。J-POPのストリングスセクションからポストクラシカル、アンビエントなど幅広い分野で音楽制作に携わる。自身が編曲家・ヴァイオリニストとして、millennium paradeでオーケストレーションを担当するほか、King Gnu、Vaundy、米津玄師、yama、加藤ミリヤ、WONKなどのアーティストの楽曲にレコーディングやライブ演奏で参加。また、プロデュースワークとして、J-POPとクラシックを融合させた音楽プロジェクト”With ensemble”のプロデュースや、京都市京セラ美術館で開催された「アンディ・ウォーホル・キョウト」の展覧会オリジナルBGMサウンド・プロデュースなどを担当。
時岡 壮太氏(株式会社デキタ 代表取締役)
早稲田大学理工学部建築学科卒業、同大学創造理工学研究科建築学専攻修了。2011年に東京で株式会社デキタを創業後、2018年に福井県若狭町に本社を移転。現在若狭町の伝建地区「若狭熊川宿」にて、古民家シェアオフィスや古民家ホテルといった文化財活用の他、アウトドア施設の開発・運営、食品加工といった多角的な事業を展開している。2021年にエリア開発会社(株)クマツグを設立、同取締役に就任。東京都北区新庁舎建設基本計画策定委員や若狭町文化財保存活用計画策定委員など各種委員を務める。
鳥居 晴美氏 (Founder of KIDS EARTH FUND子供地球基金 創設者代表)
東京都出身。白百合女子大学仏文科卒。自身の息子を入れたいと思える幼稚園がなかったことを機に、表現教育に特化したインターナショナルな幼稚園「ユニダ・インターナショナル」を開校。1988年に同校のボランティア活動から発展した「子供地球基金」を設立。創造力豊かな子どもたちを育むことを目的に、これまでに世界56カ国で3600回近い数のワークショップを行なっている他、病気・戦争・災害などで心に傷を負った子どもたちに医療品など必要な物資を届ける活動を行なっている。また、子どもたちに精神的なよりどころとなる空間を提供したいという想いから、「キッズ・アース・ホーム」をクロアチア、ベトナム、カンボジアなど世界12箇所に設置。活動を通して得られた子どもたちの絵は企業の商品デザインやカレンダーなどに使われることで基金となり、その基金を世界の子どもたちに還元する「Kids Helping Kids(子どもが子どもを救う)」活動は世界的に高く評価され、2018年にノーベル平和賞の候補団体にも選ばれた。
藤吉 雅春氏(Forbes Japan 編集長)
Forbes JAPAN 編集長。著書『福井モデル - 未来は地方から始まる』(文藝春秋)は2015年、新潮ドキュメント賞最終候補作になった。2016年には韓国語版が発売され、韓国オーマイニュースの書評委員が選ぶ「2016年の本」で1位に。2017年、韓国出版文化振興院が大学生に推薦する20冊に選ばれた。他に『ビジネス大変身! ポスト資本主義11社の決断』(文藝春秋)や最新刊に『未来を「編集」する シンクタンクAPIの実験』(実業之日本社)がある。
#04 『文化芸術の時代における企業のあり方・関わり方』
澁澤 健氏(コモンズ投信取締役会長、シブサワ・アンド・カンパニー代表取締役)
シブサワ・アンド・カンパニー株式会社代表取締役/コモンズ投信株式会社取締役会長/株式会社and Capital代表取締役CEO、GSG国内諮問委員会の委員長、Triple I for GH: Impact Investment Initiative for GlobalHealth(グローバルヘルスのためのインパクト投資イニシアティブ)の共同議長に就任。
西村 訓弘氏 (「内閣府戦略的イノベーション創造プログラム」PD /三重⼤・宇都宮⼤教授)
1987年(株)神戸製鋼所入社。米国企業等の研究員を経て、2000年(株)ジェネティックラボ創業に関わり、2002年同社代表取締役就任。2006年三重大学医学系研究科教授就任、2016年から現職。JST共創の場形成支援プログラムPO、第3期SIP「ポストコロナ時代の学び方・働き方を実現するプラットフォームの構築」PDを担当。
安田 洋祐氏(経済学者| 大阪大学大学院経済学研究科教授)
2002年に東京大学経済学部を卒業(卒業生総代)。07年米プリンストン大学でPh.D.を取得。専門はゲーム理論、マーケットデザイン。20年に株式会社エコノミクスデザインを共同で創業。政府の委員やテレビのコメンテーターとしても活動。
#05 『日本版 “クリエイティブ地域圏”の創造』
角 和夫氏(関西経済連合会副会長、阪急阪神ホールディングス会長)
2011年より関西経済連合会の副会長として、都市・観光・文化委員会を担当し、まちづくりや文化振興、観光・インバウンドなどの取組に力を入れている。1973年早稲田大学政治経済学部卒、阪急電鉄に入社。
都倉 俊一(文化庁長官)
4歳よりバイオリンを始め、小学校、高等学校を過ごしたドイツで基本的な音楽教育を受ける。1970年代から作曲活動を始め日本の主要な音楽賞を多数受賞。世に出したヒット曲数は1,100曲を超え、レコード売り上げ数は6千万枚を超える。
村上 隆(アーティスト)
制作工房、ギャラリー、グッズショップ、製菓工場、カフェ等を含めたアートの総合商社、カイカイキキ代表。近年はNFTやトレーディングカードにも参入している。日本で約8年ぶりとなる美術館個展「村上隆 もののけ 京都」が京都市京セラ美術館で9月1日まで開催中。
MUSIC LOVES ART 2024 – MICUSRAT (マイクスラット) –
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