特定非営利活動法人キーアセット（大阪府東大阪市、代表：渡邊守、以下キーアセット）は、「全ての子どもたちが健やかに育まれる社会に」という想いのもと、主な拠点を大阪とし東京・神奈川・千葉・福岡・兵庫の地域において、それぞれの子どもたちのニーズに合った里親家庭で健やかに育つことができるよう、愛情もって育んでくださる里親を増やし、里親子と里親家庭を自立した若者をサポートする活動を行っています。
この度、キーアセットはミニチュアトイを製造販売している株式会社ケンエレファントと共同企画として「おたのしみカプセル体験プロジェクト」を実施をします。全国の児童養護施設や乳児院等にカプセルトイの簡易本体とランダムにアソートされたカプセルトイを寄付し、何が出てくるのかというワクワク感と、レバーを回してコロンっと出てくるカプセルトイの特別な体験を子どもたちに提供します。さらにキーアセットは、10月に行われる里親制度の普及啓発強化月間の「里親月間」に合わせ、東京・神奈川・千葉・大阪・福岡・兵庫にて、寄付されたカプセルトイを里親制度の普及啓発イベント等の催しにて、「おたのしみカプセル体験プロジェクト」を実施いたします。
キーアセットのイベント情報は弊法人ホームページにて公開しております。ぜひ、里親制度の普及啓発イベントに足を運んでみてください！
「家庭で育まれる環境が必要な子どもがいる」という現実
親の病気や離婚、虐待、経済的な理由などによって家族と離れて暮らしている子どもが全国には約42,000人、東京都に約4,000人います。児童養護施設や乳児院で生活している子どもの中には、あたたかい家庭環境を必要としている子どもたちがいます。里親家庭で特定の大人との愛着形成や信頼感、安心感を育み、子どもたちは健やかに成長することができます。
認知拡大と正しい情報普及、里親登録と委託の推進
養子縁組と混同されていたり、経済的な負担に対する誤ったイメージがあったり、多くの世帯が里親になることを躊躇する現状が解決されないままになっています。すべての子どもに健やかな成育環境を等しく提供するには、里親制度に対して広く認知を拡大すること、そして、正しい情報を普及するとともに、里親登録を増やしていく大きな課題があります。
地域社会で子どもを守り、育てる活動～SDGｓ目標達成との繋がり～
実親や家族と離れて生活しなければならなくなった子どもたちを中心に、子どもたちの人生にポジティブな変化と長期的な利益がもたらされるよう、「里親制度」の理解促進、里親養育の質の向上に役立つ活動に努めます。その活動は、地域社会におけるSDGｓ(持続可能な開発目標)のゴール達成の一助となります。キーアセットの取り組みに関しても、SDGｓ活動の一環としての意義もあると考えています。
「子どもたちを育む地域・家庭環境づくり」や「子どもたちのニーズを受け入れるための多様な“里親”の整備」など“社会全体で負うべき責任を一人ひとりが自覚する”こと、そして“日本の里親普及率を上げる”ことは下記の5つの目標に関連しています。
■ 「東京都の里親制度説明会」毎月開催中
養育(里親)家庭やについて興味はあるけれど、制度について知らない。という皆さまに向けて毎月、里親制度説明会を随時開催しています。国分寺駅より徒歩4分のキーアセット東京事務所で開催しているほか、オンライン(Zoom)でも実施しています。まずはお電話または、HPよりお申し込みください。
説明会概要
開催日：
毎月随時開催
場 所：
東京都国分寺市南町2-11-14 トミービル4F
参加費：
無料
問合せ：
小平児童相談所フォスタリング機関キーアセット 042-314-7613
ABOUT US
特定非営利活動法人キーアセット
おき、平成24年より複数の都府県と政令市から里親支援関連の事業を受託しています。令和６年７月時点で都府県と政令市あわせて７つの自治体において、里親支援に関わる事業を実施しています。
児童相談所や関係機関と連携・協働しつつ、異なる自治体で包括的な里親養育支援を行っています。また、里親支援を実践する団体等へのコンサルテーション、複数の自治体や関係団体向けの講師派遣やフォスタリングソーシャルワーカーを対象とした研修事業も行っています。キーアセットは今後も、地域社会と子どもの未来に貢献することを目的とし「子どもファースト、関係機関との協働、そして、全ての人とのつながり」を大切にしながら、養育里親の推進と里親や子どもたちのサポート行ってまいります。