リーガルテックグループJAPAN MADE社、ブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」で家具業界の偽造品対策を支援
~家具メーカーが消費者に製品のビハインドストーリーを提供:ブランド&知財保護プラットフォーム製品「HyperJ.ai」のビデオ機能~
国内・海外訴訟の支援サービスや、知的財産プラットフォーム「Tokkyo.Ai」、ブロックチェーン基盤の電子契約プラットフォーム「Keiyaku CLM」、法令判例検索サービス「Legal Search」、ブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代の新たなブランド戦略サービスを展開するリーガルテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 佐々木隆仁 以下リーガルテック社)は、子会社のJAPAN MADE事務局を通じて、既に農業やエンターテインメント業界で実績を上げているブロックチェーン技術「HyperJ.ai」が、家具業界でも利用可能であることを発表いたします。JAPAN MADE社は、この先進技術を活用することで、家具業界の安全性向上に貢献し、最終的には消費者が安心して製品を選べる環境を提供することを目指します。
▼ブロックチェーン基盤のブランド&知財保護ソリューション「HyperJ.ai」
URL:https://www.hyperj.ai/
家具業界が抱える課題とその背景
家具業界においても、偽造品の流通が増加しており、特に高級家具やデザイナー家具が狙われています。偽造品は見た目では本物と見分けがつきにくく、品質や安全性が劣ることから、消費者にとって大きなリスクとなっています。加えて、偽造品の流通は正規メーカーのブランド価値を損なうだけでなく、消費者の信頼を失わせる原因にもなります。
また、「ジェネリック家具」と呼ばれる、オリジナルのデザインを模倣した安価なコピー商品が市場に流通しており、正規品と区別がつきにくくなっています。これにより、消費者が意図せず品質の劣る偽造品を購入してしまうリスクが高まっています。
さらに、偽造者はAIツールを利用して偽の肯定的レビューや偽の商品画像を簡単に生成できるようになっています。これにより、消費者はオンライン上で誤った情報を基に購入を決断する可能性が増しており、正規品と偽造品の判別がますます困難になっています。
これらの問題は、消費者保護の観点からも重大な課題であり、業界全体での対策が急務となっています。特に、ブランドの信頼性を維持し、消費者が安心して製品を購入できる環境を整えることが重要です。こうした背景から、家具メーカーは自社ブランドを守るための対策が急務となっています。
深刻さを増す家具業界の偽造品ニュースの事例
家具業界における偽造品の被害は年々深刻化しています。例えば、高級家具ブランドの偽造品がオンライン市場で多く出回り、消費者が安価で購入した結果、低品質な製品に失望する事例が報告されています。また、偽造品が原因で発生した家具の崩壊や怪我の事例も増加しており、家具業界全体にとって重大な問題となっています。
家具業界における偽造品の事例として、以下のようなものがあります。
デザイナーズ家具の偽造品: 特に高級デザイナーズ家具において、偽造品が広く出回っていることが問題になっています。有名ブランドの椅子やテーブルなどが偽物として販売され、消費者が誤って購入してしまうケースが多く報告されています。これらの偽造品は品質が劣るため、使用することで安全性に問題が生じる可能性があります。
2019年、アメリカの家具メーカー「ハーマンミラー」が、日本の家具販売会社に対して著作権侵害訴訟を起こしました。訴訟の対象となったのは、ハーマンミラーの代表作「イームズチェア」の模倣品でした。この事例は、ジェネリック家具に類似する模倣品の問題を示しています。
安全性への懸念: 偽造品は、正規品と比較して材料が劣悪な場合が多く、特に安全性が重要視される子供用家具やオフィスチェアなどで問題となっています。例えば、ベビーベッドや学習机などで偽造品が使われた場合、強度不足による事故や健康被害が発生するリスクがあります。
オンライン市場での拡大: インターネットを利用した通販サイトやオークションサイトを通じて、偽造家具が広く販売されています。これらのプラットフォームでは、消費者が正規品か偽造品かを判断するのが難しく、被害が拡大しています。また、ソーシャルメディアを利用した広告やインフルエンサーによる宣伝も、偽造品の広がりに一役買っているとされています。
2020年10月、国民生活センターは家具や家電品の模倣サイトに関する注意喚起を行いました。これらのサイトでは、有名メーカーの正規サイトに酷似したデザインを使用し、大幅な割引価格で商品を販売していました。しかし、注文しても商品が届かないなどのトラブルが多発しました。
家具業界におけるHyperJ.aiの役割
HyperJ.aiは、家具業界における偽造品対策として、次のような役割を果たします。
真正性の確実な証明
HyperJ.aiは、各家具製品にユニークなデジタルIDを付与し、その起源と真正性を証明します。これにより、消費者はスマートフォンをかざすだけで正規品かどうかを確認でき、安心して購入できます。
トレーサビリティの強化
ブロックチェーン技術を活用することで、製造から流通、最終的な消費者に至るまでの全過程を透明に追跡可能です。これにより、家具のサプライチェーン全体の信頼性が向上します。
ビハインドストーリーの共有
HyperJ.aiに搭載された「ホンモノストーリー®」機能を使用することで、家具メーカーは製品のビハインドストーリーを動画で消費者に直接伝えることができます。これにより、ブランド価値がさらに高まるとともに、消費者との絆を深めます。
D2Cアクセラレーター
消費者は1クリックでメーカーの販売サイトに直接アクセスできる「D2Cアクセラレーター」ボタンを利用可能です。これにより、消費者が安心して正規品を購入できる環境が整います。
ブロックチェーン基盤のブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」とは
最先端のブロックチェーン技術と独自のアルゴリズムを活用し、模倣品の流通を防ぐ「HyperJ.ai」は、家具業界においても高いセキュリティを提供します。「HyperJ.ai」は、家具製品の真正性を証明するためのデジタルIDを生成し、改ざんが不可能な情報をパブリックブロックチェーンに保存します。
「ホンモノストーリー®」について
「ホンモノストーリー®」機能は、家具メーカーが製品の製造過程や歴史、デザインコンセプトを消費者に直接伝えるための動画機能です。消費者は、購入前に製品の背景情報を動画で確認できるため、安心して選択できます。
「HyperJ.ai」導入の利点
HyperJ.aiを導入することで、家具メーカーはブランド価値を守り、偽造品の流通を防止できます。また、消費者は正規品を選びやすくなるため、信頼性の高い購入体験を提供できます。
サービス概要
サービス名:ブロックチェーン ブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」
URL: https://www.hyperj.ai/
会社概要
【リーガルテック株式会社について】
名 称:リーガルテック株式会社 代表者:佐々木 隆仁
設 立:2012年6月
所在地:東京都港区虎ノ門5-13-1 虎ノ門40MTビル4F
資本金:5,100万円
URL: https://www.LegalTech.co.jp/
1995 年創業のリーガルテックの老舗企業、AOS テクノロジーズ株式会社の100%子会社として2012 年に設立。以来、e ディスカバリ、フォレンジックサービスを提供し、2015 年には犯罪捜査や企業の不正検証の技術で国民生活の向上に著しく貢献したとして、第10 回ニッポン新事業創出大賞で「経済産業大臣賞」を受賞。今後は、日本でも本格化する LaaS(LegalTech as a Service) への取り組みにシフトし、ブロックチェーン ブランド&知財保護システム「HyperJ.ai」、次世代電子契約ポータル「Keiyaku CLM」、法律ポータル「LegalSearch.jp」、 知財ポータル「Tokkyo.Ai」といった、デジタルトランスフォーメーションを実現する次世代のAIサービスを提供して参ります。
【JAPAN MADE事務局株式会社について】
名 称:JAPAN MADE事務局株式会社
代表者:佐々木 隆仁
設 立:2019年2月
所在地:東京都港区虎ノ門5丁目13番1号 虎ノ門40MTビル4F
資本金:1億円
URL:https://www.japanmade.com/
「古き良き、新しき良きジャパンをプロデュースします」という企業理念の下、JAPAN MADE 事務局は ブロックチェーン、NFT技術を中心にxTechでサポート、xTechをサポートするという企業方針で活動を行なっております。ディスラプティブな製品やサービスのビジネスモデルを開発しグローバル展開をはかるジャパンメイド企業を支援してソサエティー5.0の実現をお手伝いする事業活動を行なっています。
URL:https://www.japanmade.com/