春日市は、令和6年9月16日(月・祝)の敬老の日から、70歳以上の人を対象として「コミュニティバスやよい」の運賃(現行:小学生以上100円)を無料化します。
事業開始日以降に無料で利用するためのICカードの申請は、8月19日(月)から受け付けており、即日交付します。
事業化の背景
春日市は、令和4年度に市制50周年を迎えました。この節目を契機に、これまで創り上げてきた都市基盤にさらに磨きをかけ、これからの50年を見据えた魅力ある「春日の未来図」を実現するため、令和5年度に「春日新50年プラン」を掲げ、現在、「市民活動拠点の整備(プランA)」、「都市機能の向上推進(プランB)」、「歴史自然景観の整備(プランC)」の3つの観点から都市づくりを推進しています。
そのうちの一つとして、総合スポーツセンターやふれあい文化センターなどがある市の中央部に、地域共生社会の拠点となる複合施設((仮称)地域共生交流施設、令和11年度供用開始予定)の整備を進めています。
この複合施設には、建物の老朽化が進んでいる「社会福祉センター(春日市社会福祉協議会)」や「老人福祉センター『ナギの木苑』(温浴施設あり)」をはじめ、「男女共同参画・消費生活センター『じょなさん』」、「いきいきプラザ」内の「いきいきルーム」および「西出張所」を移転・集約することとしています。また、交流スペースやカフェ、コンビニエンスストアなども整備することで、既存のスポーツ・文化施設との相互交流を図り、市民の憩いの場として賑わいの向上を図ります。複合施設の1階部分はバスセンターとすることで、コミュニティバスやよいの利用により複合施設へ直接アクセスできる構造とします。
複合施設の供用開始を見据え、交通手段が限定された高齢者の方にも多く来てもらい、活動や交流を楽しむことで健康で文化的な生活をして生きがいを持ってもらえるよう、先行して、運賃を無料化することとしました。
「コミュニティバスやよい」について
コミュニティバスやよいは、平成15年3月に運行を開始しました。
事業開始時は5路線でしたが、市内をできる限り網羅して運行することにより市民の交通利便性を高めるため、平成27年3月に2路線を新設し、現在は7路線あります。それぞれの路線について1時間に1本、左回りと右回りにより計12便運行しています。
市中央部にあるバスセンターで乗り継ぐことで、市内すべてのバス停からバス停までの往来が可能です。
また、市中央部の複合施設の整備に合わせ、今後、1路線の増設を検討しています。
運賃無料化に関する概要
コミュニティバスやよいの運賃無料化について、対象者や申請方法、利用方法などは、次のとおりです。
1.対象
春日市に居住する70歳以上の人
※ 原則として70歳になった日以降に申請が可能です。ただし、9月16日(月)の事業開始日前に70歳になる人は現時点で申請可能です。
2.申請窓口・日時
▷バスセンター待合室(春日市大谷6-11-1)
8月19日(月)~9月30日(月)(土・日曜日、祝日を除く)
午前9時30分~午後4時
▷春日市都市計画課(春日市役所3階(春日市原町3-1-5))
10月1日(火)~(土・日曜日、祝日、年末年始を除く)
午前8時30分〜午後5時
3.申請に必要なもの
住所、氏名、生年月日が確認できる公的機関の発行した本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、介護保険被保険者証など)
※ 代理人が申請する場合、対象者本人が記載した委任状と、対象者および代理人の本人確認書類が必要です。
4.利用方法
コミュニティバス降車時に、運賃箱の横に設置されているカード読み取り機にICカードをかざす。
※ 乗車時のタッチは不要です。
5.その他
詳しくは、春日市ウェブサイトを見てください。
https://www.city.kasuga.fukuoka.jp/kurashi/douro/yayoi/1014883.html
問い合わせ先
春日市 都市整備部 都市計画課 計画担当
TEL 092-584-1111(代表)
FAX 092-584-1143
メール tosi@city.kasuga.fukuoka.jp