タワーレコードでは、今年、名門ジャズ・レーベル、ブルーノートが創立85周年を迎えたことを記念し、そのカタログから厳選した人気作をSA-CDハイブリッド化しリリースする企画『BLUE NOTE SA-CD HYBRID SELECTION』を開始。年内4回に分け、20作品を完全生産限定盤にてリリースします。
「BLUE NOTE」は1939年、ニューヨークに誕生したジャズ界屈指の名門レーベルで、ドイツ系移民のアルフレッド・ライオンによって創設。ジャズ=ブルーノートでありブルーノート=ジャズである、と言っても過言ではないほど、今日に至るまで素晴らしいジャズ・サウンドのアルバムを、スタイリッシュなアートワークとともに世に送り出し続けています。
今回スタートする企画『BLUE NOTE SA-CD HYBRID SELECTION』では、お馴染みの名盤でありつつも、現在市場ではSACDとしては廃盤となり入手困難になっているものや初SACD化となるタイトルを選び、今回の発売のためにSA-CDハイブリッド化。BLUE NOTEレーベルのエンジニアとして名盤を数多く手がけた名匠ルディ・ヴァン・ゲルダ―が描いたジャズの理想形ともいうべきサウンドを再現しました。
シリーズの第1回目の発売となるのはブルーノートきっての超名盤5タイトル。どのアルバムにも、これぞブルーノートと言われるヒット・ナンバーが含まれているのが大きな魅力となっている作品が高音質で蘇ります。
■TOWER RECORDS presents BLUE NOTE SA-CD HYBRID SELECTION 第1弾ラインナップ
① アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ / モーニン
Art Blakey And The Jazz Messengers / Moanin’ (1958)
② バド・パウエル/ ザ・シーン・チェンジズ
The Amazing Bud Powell / The Scene Changes, Vol. 5 (1959)
③ キャノンボール・アダレイ/ サムシン・エルス
Cannonball Adderley / Somethin’ Else (1958)
④ ジョン・コルトレーン / ブルー・トレイン
John Coltrane / Blue Train (1958)
⑤ ソニー・クラーク / クール・ストラッティン
Sonny Clark / Cool Struttin'(1958)
【発売日】 2024年9月25日(水)
【価格】 4,180円(税込
【企画・販売】 タワーレコード株式会社
【制作・発売】 ユニバーサル ミュージック合同会社
【販売】 全国タワーレコード、TOWERmini、TOWER RECORDS mini、タワーレコード オンラインにて限定発売
※タワーレコード オンライン内商品ページ:https://tower.jp/article/feature_item/2024/08/23/0101
① アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ / モーニン
Art Blakey And The Jazz Messengers / Moanin’ (1958)
② バド・パウエル/ ザ・シーン・チェンジズ
The Amazing Bud Powell / The Scene Changes, Vol. 5 (1959)
③ キャノンボール・アダレイ/ サムシン・エルス
Cannonball Adderley / Somethin’ Else (1958)
④ ジョン・コルトレーン / ブルー・トレイン
John Coltrane / Blue Train (1958)
⑤ ソニー・クラーク / クール・ストラッティン
Sonny Clark / Cool Struttin'(1958)
【発売日】 2024年9月25日(水)
【価格】 4,180円(税込
【企画・販売】 タワーレコード株式会社
【制作・発売】 ユニバーサル ミュージック合同会社
【販売】 全国タワーレコード、TOWERmini、TOWER RECORDS mini、
タワーレコード オンラインにて限定発売
※タワーレコード オンライン内商品ページ:https://tower.jp/article/feature_item/2024/08/23/0101
■本リリース最大の特徴
・タワーレコード・オリジナル企画盤。完全生産限定盤。
・USオリジナル・マスター・テープよりトランスファーしたDSDを基に2024年最新リマスタリング
・CD層も新たにDSDマスターからPCM化
・第1弾はすべてステレオ音源
・解説:オーディオ&ヴィジュアル評論家 小原由夫氏(全タイトル共通)
音楽ライター/ジャーナリスト 原田和典氏(作品解説)
■第1弾リリース作品詳細
① アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ / モーニン
Art Blakey And The Jazz Messengers / Moanin’ (1958)
レジェンド級ジャズ・ドラマー、アート・ブレイキー率いるザ・ジャズ・メッセンジャーズの代表盤で、ブルーノート大名盤のひとつ。アーシーなドラミングによって繰り出されるハードバップ・サウンドは圧巻。ピアノのボビー・ティモンズの作曲によるコール・アンド・レスポンスを模した出だしが印象的な名曲であり、ブルーノート・ヒッツの一つ“モーニン”の名演を収録。その他、テナー・サックスのベニー・ゴルソン作曲の“アロング・ケイム・ベティ”や“ブルース・マーチ”なども聴きどころ。
② バド・パウエル/ ザ・シーン・チェンジズ
The Amazing Bud Powell / The Scene Changes, Vol. 5 (1959)
本格的ビバップ・スタイルのピアノによって多くのピアニストに影響を与えてきた名ピアニスト、バド・パウエル。本作はブルーノートに残されたリーダー作の中でも特に人気の高い名盤。1曲目の“クレオパトラの夢”はバド・パウエルの代表曲で、ブルーノート・ヒッツの一つでもあり、日本ではCM等でのオンエアで広く知られている。スイングするビートの上を行く流れるようなピアノのフレージングが聴く者を魅了する。ベースのポール・チェンバース、ドラムスのアート・テイラーも好サポート。
③ キャノンボール・アダレイ/ サムシン・エルス
Cannonball Adderley / Somethin’ Else (1958)
表向きはアルト・サックスのキャノンボール・アダレイのリーダー作だが、実質上はトランペットのマイルス・デイヴィスが主導権を握って制作されたという名盤。シャンソンの名曲で有名な1曲目の“枯葉”はジャズ史に残る名演として知られており、マイルスの奏でるミュート・トランペットが何とも言えない哀愁を醸し出す。続く名スタンダード“ラブ・フォー・セール”でもミュート・トランペットによる見事な解釈で聴かせる。ピアノはハンク・ジョーンズ、ベースはサム・ジョーンズ、ドラムスはアート・ブレイキーと名手揃い。
④ ジョン・コルトレーン / ブルー・トレイン
John Coltrane / Blue Train (1958)
数多くのプレイヤーに多大なる影響を与えた名テナー・サックス奏者ジョン・コルトレーン。本作はコルトレーンにとって唯一のブルーノートでのリーダー作であり、トランペットのリー・モーガン、トロンボーンのカーティス・フラーとフロント3管によるセクステットの編成で聴かせるパワフルなハードバップ・サウンドが魅力。楽曲も1曲を除いて自身のオリジナル曲になっており、“ブルー・トレイン”、“モーメンツ・ノーティス”はコルトレーンの代表曲でありつつ、ブルーノート・ヒッツとしても知られている。
⑤ ソニー・クラーク / クール・ストラッティン
Sonny Clark / Cool Struttin'(1958)
ジャケットのアートワークがあまりに有名なピアニスト、ソニー・クラークの名盤。1曲目に収録されているタイトル曲の“クール・ストラッティン”は1960年代の昭和のジャズ・エイジの時代にジャズ喫茶でかかりまくったブルーノート・ヒッツの代表格。フロントはトランペットのアート・ファーマー、アルト・サックスのジャッキー・マクリーン、そこにベースにポール・チェンバース、ドラムスにフィリー・ジョー・ジョーンズと名プレイヤー揃い。2曲目“ブルー・マイナー”もおススメ。
<シリーズ・ラインナップ>
※発売日・仕様等は予告なしに変更する場合があります
■第2弾リリース 発売日:2024年10月23日(水)
① リー・モーガン / ザ・サイドワインダー
Lee Morgan / The Sidewinder(1964)
② ハンク・モブレー/ ディッピン
Hank Mobley / Dippin’(1966)
③ ホレス・シルヴァー / ソング・フォー・マイ・ファーザー
The Horace Silver Quintet / Song For My Father(1964)
④ ハービー・ハンコック / 処女航海
Herbie Hancock / Maiden Voyage(1965)
⑤ エリック・ドルフィー / アウト・トゥ・ランチ
Eric Dolphy / Out To Lunch!(1964)
■第3弾リリース 発売日:2024年11月20日(水)
① ソニー・ロリンズ / ヴィレッジ・ヴァンガードの夜
Sonny Rollins / A Night At The “Village Vanguard”(1975)
② ケニー・バレル / ミッドナイト・ブルー
Kenny Burrell / Midnight Blue'(1963)
③ ハービー・ハンコック / スピーク・ライク・ア・チャイルド
Herbie Hancock / Speak Like A Child (1968)
④ ウェイン・ショーター / ジュジュ ※初SACD化
Wayne Shorter / Juju (1965)
⑤ ボビー・ハッチャーソン / ハプニングス ※初SACD化
Bobby Hutcherson / Happenings(1967)
■第4弾リリース ※全タイトル初SACD化 発売日:2024年12月18日(水)
① アート・ブレイキー & ザ・ジャズ・メッセンジャーズ / モザイク
Art Blakey & The Jazz Messengers / Mosaic(1961)
② ソニー・ロリンズ / ニュークス・タイム
Sonny Rollins / Newk’s Time (1959)
③ リー・モーガン/ リー・モーガン Vol. 3
Lee Morgan / Vol. 3 (1957)
④ ホレス・パーラン / アス・スリー
Horace Parlan / Us Three (1960)
⑤ ジャッキー・マクリーン / デモンズ・ダンス
Jackie McLean / Demon’s Dance(1970)