中学校時代の同学年のチームメイトは5名で公式戦では1 回戦コールド負け、公立高校でも同学年は2名で練習試合はほとんど勝てず…。元東北楽天ゴールデンイーグルスの聖澤諒氏はプロ野球選手とは思えない経歴にもかかわらず、盗塁王や外野手無失策記録、WBC代表候補、そして球団初の日本一では中心選手として活躍した。本書籍はそんな聖澤氏の激レア野球人生を振り返るとともに、そこに至るまでの「考え方」に迫った一冊です。
ちょっと野球が上手い少年、プロ野球選手になる
僕にはずば抜けた運動神経や野球センスがあったわけではありません。どのチームにもいるような「ちょっと野球が上手いだけの少年」でした。中学時代は公式戦0勝。高校はどこからも声もかからず地元の公立高校へ進学。入部した野球部は同級生が2人だけ、最後の夏の大会も初戦敗退するような弱小校でした。そんな僕が、なぜプロ野球選手になれたのでしょうか?
自分でも改めて振り返っていきたいと思います。
(「はじめに」より抜粋)
東北楽天ゴールデンイーグルス時代の名将との回顧――
僕のなかでは野村監督は「野球を教えてくれる監督」。ブラウン監督は「気持ち良くプ レーをさせてくれる監督」。星野監督は「勝ちたいと思わせてくれる監督」でした。星野監督は点が入ると「ヨッシャー 」と熱く喜んでくれますし、怒ったときや悔しいときはベンチを蹴っ飛ばしたり、扇風機をぶん殴ったり、あるときはベンチ裏にいって大声で吠えていたり。 その熱さが選手達にもどんどん伝染していって、ベンチの全員が1本のヒット、一つの勝利を喜ぶような、熱いチームが出来上がっていました。
(本文より抜粋)
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本書の内容
第一章 どこにでもいる、ちょっと野球の上手い少年
第二章 公式戦0勝中学時代
第三章 同級生が2人だけの弱小高校
第四章 東都の名門・國學院大學硬式野球部
第五章 東北楽天ゴールデンイーグルス入団
第六章 掴んだレギュラー、東日本大震災と日本一
第七章 狂ったフォーム、戦力外通告
第八章 楽天イーグルスアカデミーで子ども達に野球を教える
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著者プロフィール
元東北楽天ゴールデンイーグルス
聖澤諒(ひじりさわ・りょう)
1985年11月3日生まれ。長野県出身。長野県立松代高校、國學院大學を経て2007年に大学・社会人ドラフト4位指名で東北楽天ゴールデンイーグルスに入団。背番号は「23」。入団後は足のスペシャリストとして活躍し、2012年に54盗塁で盗塁王のタイトルと12球団トップの得点圏打率を記録。2013年の球団初のリーグ優勝、日本一ではチームの中軸として大きく貢献した。守備の巧さに定評があり、2014年に連続守備機会無失策のNPB新記録を樹立。2018年まで11年間プレーし、現役引退後は球団が運営する「楽天イーグルスアカデミー」のコーチに就任した。180cm 80㎏。右投左打。
Instagram:https://www.instagram.com/ryo_hijirisawa23/
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商品概要
書名:弱小チーム出身の僕がプロ野球で活躍できた理由
定価:1,870円(本体1,700円+税)
体裁:四六判/216ページ
ISBN:978-4-7778-3159-3
発売日:2024年9月11日
発行:辰巳出版株式会社
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【楽天ブックス限定特典】弱小チーム出身の僕がプロ野球で活躍できた理由(ブロマイド1枚)
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刊行記念イベント開催決定
刊行記念イベントとして、以下の書店にて本書を購入した方を対象とした「サイン本お渡し&握手会」を開催予定。詳細は予約受付開始以降に各書店へお問い合わせください。
2024年9月13日(金)18時30分~20時00分 丸善 仙台アエル店 アエル1Fアトリウム
※予約受付は8月24日(土)10時00分より
2024年9月15日(日)16時30分~17時30分 八文字屋書店 泉店
※予約受付は8月24日(土)10時00分より
また、以下の球場においてもイベントを開催予定。
2024年9月14日(土)、15日(日)楽天モバイルパーク宮城 正面広場 EAGLE STAGE
※各日12時30分~13時40分予定
同会場にて本書を購入した方を対象に「サイン本お渡し&握手会」を開催予定。会計はキャッシュレスのみ。当日の野球観戦チケットがなくても参加可能(各日、同球場にて行なわれる予定の試合が中止になった場合は本イベントも中止となります)。
※株式会社楽天野球団へのお問い合わせはご遠慮ください。
※これらのイベントは、当日の状況により、予告無く、時間の変更や中止が生じる可能性があります。
※東京都内の書店でも同月下旬にイベント開催を調整中。