株式会社日本・精神技術研究所(本社:東京都千代田区)が販売する、【適性検査:内田クレペリン検査】。これまで安全衛生管理の分野で長く活用されてきた検査です。その実績をふまえ、この度日本マニュファクチャリングサービス株式会社(本社:東京都新宿区)と業務提携を締結しました。
日本マニュファクチャリングサービス株式会社は、製造派遣・製造受託・請負をはじめ、外国人技能実習制度に関わる業務支援および入国後研修の受託、エンジニア派遣・エンジニアリング受託など、幅広い分野・業種で事業を展開している会社です。人材リソースの多様化に取り組む一環で、シニアエキスパート人材の雇用促進も進めています。多様な人材の活躍を目指す中、製造業、運輸業、建設業など、安全管理を重視する業界で長年活用されてきた当検査に関心を寄せていただき、この度の業務提携が実現しました。
日本のものづくりを支える製造業は、労働者人口の減少や非製造業への人材の流出もあり、人手不足が深刻化しています。シニア人材や外国人労働者といった従来は少数派であった働き手が活躍する現場に対し、日精研としても、新たな人材データをもとに、適性検査の活用法を再構築、再提案したいと考えていました。
もともと当検査の最も代表的なユーザーは鉄道業界で、検査は運転手や車掌などの採用時に使用され、その後も心身のコンディションの変化などを継続的に把握するために、定期的な実施が国土交通省の省令で義務付けられてきました。ここからも分かるように、機械操作や運転、体を動かすような仕事を伴う方々に対しての実施は、安全管理上、有効な検査であることが知られています。作業検査法という独特な検査手法は、他の検査には代えがたい「人のパフォーマンス」を測る上で大変有用な検査なのです。
当検査は、年齢や国籍を超えて幅広い層に適用できるという、大きな強みを持っています。今回の業務提携を皮切りに、今社会に求められているシニア人材や外国人労働者の安全衛生管理にも、ますます貢献したい所存です。
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【企画担当者からのヒトコト】
ここのところ、お客様から「人手不足」のお話を伺う機会が増えています。その度に、検査の利用が多い製造業においても、採用選抜や安全管理の在り方を、見直していくタイミングがきていることを感じます。
この度の日本マニュファクチャリングサービス株式会社との業務連携は、多様な人材の活用に取り組まれる他の企業様に対しても有益な情報となる、安全管理の先駆的な取り組みとなることを感じています。興味を持たれた企業様は、ぜひ声をかけていただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
【本件に関するお問合せ先】
株式会社日本・精神技術研究所 心理サービス部
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